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EQってなに?心の知能指数(EQ)の解説と向上方法

EQ(心の知能指数)に関するまとめ。

更新日: 2017年03月04日

saya1001-jonさん

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EQとは?

EQ(イーキュー)は「Emotional Intelligence Quotient」の略で、「心の知能指数」や「感情の知能指数」と言われていて、生活の中でその人が持っている力や性質を上手く発揮させるための能力です。

心の知能指数は人生をより良く生きるために大切な能力です。

EQは「Emotional Intelligence Quotient」の略で、日本では「こころの知能指数」といわれています。
1989年に米国イェール大学のピーター・サロベイ博士とニューハンプシャー大学のジョン・メイヤー博士によって、初めて論文で発表された理論です。

EQは、「人の態度や物言いなどのあらゆる言動は、その時々における自分自身の感情の状態に大きく左右されている。したがって、このことを意識してうまく利用することができるのは一つの能力であり、この能力は誰もが備わっているもの。だから、適切な訓練によって、その発揮能力を高めることができる。」という概念です。

自分の感情と相手の感情を考え、行動をコントロールする事がEQともいえます。

「ビジネスで成功した人は、ほぼ例外なく対人関係能力に優れている」
それは具体的には、ビジネス社会で成功した人は「自分の感情の状態を把握し、それを上手に管理調整するだけでなく、他者の感情の状態を知覚する能力に長けている」というものでした。

このため、クライアントなど社外との関係もうまく維持調整することができ、社内的にも多くの協力者を得ることができるため、結果的にハイ・パフォーマーとしての成果を生み出していたのです。

これらの研究結果から、サロベイ、メイヤー両博士が提唱したのが
「感情をうまく管理し、利用できることは、ひとつの能力である」というEQ理論です。

例を挙げましょう。
 リーダーがメンバーに説明をしている時、メンバーが憮然とした表情をしているとします。こんな時、感情をうまく使えないリーダーは、メンバーの表情に触れず、引き続き説明をします。あるいは、頭ごなしに怒ります。いずれの行動も、人間関係の改善を期待することはできません。

EQとIQの違い

一般にIQが高い人は「頭がよい」と言われ、将来が約束されている(人生において成功者となる)と考えられていました。しかし、実際の世の中を見てみると、この考え方が必ずしも正しいとは言えないことがわかります。例えば、学生時代あまり勉強ができなかった人が立派な経営者になったり、逆に、成績優秀だった人が実社会に出てからあまり活躍できなかったりということはしばしば見受けられる事実です。

IQが高くてEQが低いと?

極端な場合に自閉症やアスペルガーという病状の方が見られます。高機能広汎性発達障害といって、対人関係やコミュニケーションに問題があるがIQが高いというケースです。
学術的に「天才」といわれる有名な学者の中にも高機能広汎性発達障害の方は多く見られるそうです。
この例では極端なものですが、IQが高くてEQが低いと、ある面では能力を発揮するが、社会的に適応が難しくなるという状態になる事が多くなります。
IQを生かすためにはEQも必要となる事があります。

EQ診断

EQが大切な理由

「場の空気を読む」ということは、集団や社会への親和性という面から見れば、周囲の人の反応を意識することと言える。他人の表情や言動と言ったものの中から、自分が何がしかの行動を取ったことへの評価に相当する情報を見つけ出すことである。
場の空気を読むことに長ける人は集団への親和性が高くなり、逆に場の空気を読めない人は集団内の人々からの評価が低くなる傾向が見られる。

ビジネスで成功を収める人は、感情を賢く使っていると言われます。特に人間関係がスムーズにいくかどうかは、感情の使い方が大きく影響するようです。

「KY(空気読めない)」ということばが一時期流行ったが、場の空気はもちろんのことだが、相手が怒りを抑えているのを読めないで、あとでひどい目に遭うことは珍しい話でないし、相手が内心喜んでいるのを読めないでビジネスチャンスを失することだってある。

EQの検査項目

臨床心理学者の内山喜久雄の著書でEQの因子を示しています。

○対自己EQ
1、スマートさ →機敏さ因子,気配り因子
2、自己洞察 →感情察知因子,気づき因子
3、主体的決断 →自己決定因子,決断因子
4、自己動機づけ →粘り強さ因子,熱意因子
5、楽観性 →根気因子,楽観主義因子
6、自己コントロール →自制心因子,目標追求因子

○対他者EQ
7、愛他心 →愛他心因子,配慮因子
8、共感的理解 →感情移入因子,思いやり因子
9、社会的スキル →人付き合い因子,協力因子
10、社会的デフトネス →対人デフトネス因子,職場デフトネス因子

これらの項目から、それぞれの長所短所、バランスを検査します。

EQは成長し変化させられる

EQは物事によって引き起こされた感情の後に出る能力で、後天的な学習や経験で身についている。
意識的に考える事によってEQを成長させることが可能です。

EQを向上させる方法

どうしてもコントロールできないネガティブな感情にぶつかってしまったら、その感情を書き出してみる、短い散歩に出る、自然の中で時間を過ごす、ネガティブな感情のこもったメールを送る前にしばらく時間を置く、などのちょっとした行動が、冷静な自分を取り戻すきっかけになります。

人の行動は感情が元になっていて、その感情のコントロールを意識的に行うのがEQを向上させるためには必要です。

「べき」や「ねばならない」という信じ方(ビリーフ)こそが非合理的ビリーフで、人生での悩みや問題などを作り出します。

極端な考え方が自分を悩ませている事に気づく事が大事です。

「感情の識別」能力を高めるためには、「感情を表現する言葉」を出来るだけたくさん知ることも重要です。
わたしたちは何かを感じたり、物ごとを思考するとき「言葉」にして考え、認識します。
楽しいと感じたとき、人は自分の笑い顔を思い浮かべてそう感じるのではなく、「楽しい」とか「面白い」という言葉を思い浮かべて、自分の気持ちを認識するのです。

感情とは曖昧なもので、一般的な定義が万人に通用する訳ではないので、感情を読み取る事や表現するには様々な知識や経験も必要です。

話の内容にどのような感情が
含まれているか?怒っているのか、
喜んでいるのか、不安に思っているのか、
それとも感情的ではなく事実をただ
述べているだけなのか…等々。どんな
感情が含まれる話なのかを考えてみます。
相手の感情を捉えることで、
冗談なのか、深刻な話なのか
など、話の質も理解しやすくなります。

相手の感情に注目して理解を進めると、その話の裏側も理解できるようになります。

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