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衝撃波が地球7周!史上最悪の火山噴火「クラカタウの大噴火」

インドネシアの火山島「クラカトア」。1883年に大噴火を起こした際には3万6000人以上の犠牲者を出し、史上最大とも言われる爆発音を発し、その衝撃波は地球を7周したという。

更新日: 2014年10月03日

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rainshineさん

インドネシアの火山島「クラカタウ」

インドネシアのジャワ島とスマトラ島の中間、スンダ海峡にある火山島。

「クラカタウ(Krakatau)」と「クラカトア(Krakatoa)」の二種類の呼び名があるが、インドネシアでの名称はクラカタウが一般的である。

クラカタウはインドネシアのジャワ島とスマトラ島の間、スンダ海峡に位置する火山島です。

1883年に起こった史上最悪の大噴火

史上最悪の火山噴火は、インドネシアで1883年に発生し、3万6000人以上の犠牲者を出したクラカトア火山の爆発とみられている。

1680年に爆発し、その後、約200年間は休止していたが、1877年から地震が頻繁に起こり、1883年5月20日に大爆発を起こした。そして8月26日から再び活動が激しくなった。

1883年8月27日に大噴火を起こした。噴火により発生した津波が周辺の島を洗い流し、航海中の船を激しく揺さ振った。死者は36,417人に及び、2004年にスマトラ島沖地震が起こるまではインド洋における最大の津波災害であった。

爆発音は「史上最も大きい音」になった

噴煙の高さは38,000m。爆発音は4,776km先(インド洋のロドリゲス島)まで届き、人間が遠く離れた場所で発生した音を直接耳で聞いた最長距離記録となる。

「東の方から遠くで銃声のような音が聞こえた」と伝えられている。

高圧状態の空気が爆風を生みだし、40マイル(約64km)離れた場所にいた水夫の鼓膜を破り、世界中を駆け巡ります。火山から4800km離れたロドリゲス島を過ぎたところで音は急に弱まりだしますが、それでも前進を続け、何日もかけて地球上で響き渡りました。

3200km離れたニューギニアおよびオーストラリア西部では「北西の方角から大砲の音のような大きな音が何度も」聞こえたとされ、世界50箇所で火山噴火の音が記録されました。

地球を7周した衝撃波

衝撃波は15日かけて地球を7周した。5,863km離れた東京で1.45hPaの気圧上昇が記録されている。

島にあった300以上の村が全滅、噴煙は上空約50kmにまで達し、そのため世界各地で異常現象が発生したのです。

世界に押し寄せた津波

1883年にこの火山が噴火した時には、ニューヨークにまで影響を及ぼしました火山灰は、風に乗り、揺れを受けた海はアメリカ海岸にまで僅かな波を作り出した程です。

津波は、日本では鹿児島市の甲突川にも押し寄せ、17,000km離れたフランスのビスケー湾の検潮儀にも記録された。

世界に影響した火山灰

この噴火では、噴出した火山灰、岩石、噴煙が上空20キロ以上にまで到達、周辺の地域は暗闇に包まれた。

火山灰は成層圏に達して全地球を覆い、数年間世界の気温が下がった。

成層圏にまで達した噴煙の影響で、北半球全体の平均気温が0.5~0.8℃降下し、その後数年にわたって異様な色の夕焼けが観測された。

噴火の後には細かい火山灰が世界中を舞い、朱色の夕焼けが何ヵ月ものあいだ続いた。平均気温の低下を引きおこしたことでも火山学者の注目を浴び、今も研究が続けられている。

その異様な光景はムンクの叫びの景色となった!?

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