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海外セレブの写真が流出した事件でなぜかグーグルが訴えられそう

iCloudのハッキングで海外セレブのプライベート写真が流出した問題で、なぜかGoogleが訴えられそうになっている。いったい何があったのか?

更新日: 2014年10月03日

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haru-tomoさん

■「iCloud」からセレブのプライベート写真が流出した問題

アカデミー賞女優のジェニファー・ローレンスさんや人気歌手リアーナさんら多数の有名人の裸体を写したとされる写真が8月31日までに流出

“トップ若手女優”とも呼ばれるジェニファー・ローレンス。そのジェニファーの過激ヌード写真複数がネットに流出し、大騒動になった

複数のiCloudアカウントがハッキングされ、ハリウッド女優などの写真や動画が匿名方式の画像掲示板「4Chan」に投稿された。画像は「Twitter」や「Reddit」など他のSNSを介して拡散されている

・ハッキングの手口

被害者がiPhoneで撮影した写真データがiCloudに保存されていて、何らかの手段で被害者のiCloudのアカウント情報(Apple IDとパスワード)を入手した悪意ある第三者がiCloudに不正ログインし、iCloudに保存されていた写真データを窃取したと考えられる

ターゲットのユーザーネームやパスワードを推測して、不正にアクセスする「標的型攻撃」を仕掛け、推測しやすい簡単なパスワードを使っていたスターたちが被害に遭ったとみている

■被害者の弁護士はGoogleを訴えることを示唆している

ジェニファー・ローレンス、リアーナ、カーラ・デルヴィーニュら女性スターたちの弁護団が、1億ドル(約109億円)の損害賠償を求めてGoogleを提訴する構えであるという

・なんでGoogleを訴えるの?

大半の被害者の弁護士たちはGoogleがその画像を削除しなかったことで「女性たちが被害を受けたことを利用して大金を得た」と批判している

盗まれた写真や動画は「YouTube」や「Blogger」といったGoogleのサービスにも投稿された

Googleを含むサイト運営者やホスティングサービスプロバイダーに画像の削除を要求する通知を送ったが、Googleは迅速な対応で削除することを怠った

最初に削除要求を送ってからすでに4週間が経ち、その間も10回以上要求を出しているにもかかわらず、いまだに多くの画像がGoogleのサイト上で閲覧できる状態になっている

・被害を利用して広告収入を得たと主張している

「被害者が価値ある版権を持つセレブリティ達であることから同社は何もせず、むしろそれにより巨額の広告収入を集めているだけで、このスキャンダルを鎮圧するよりも利用しているだけなのです」

・Googleの主張は

Googleによると、ヌードやプライバシー侵害といった利用者ポリシーに違反する写真は、YouTube、Blogspot、「Google+」からも削除しているという。また同社は、こうした問題への対応に何週間もかかることはなく、通常は数時間以内であるとした

Google広報担当者は「我々は要請を受けてから数時間以内に数万点の写真を削除した。(利用規約に違反した)数百のアカウントも閉鎖した。しかし、削除したあとも投稿され続けている」と説明している

削除しても次から次へとアップロードされている状態?

■ただ、Googleに勝つのは難しいのでは?という見方が

グーグルが早急に画像を削除しなかったことがデジタルミレニアム著作権法(DMCA)に違反していると指摘

この法律はインターネットサービスプロバイダー(ISP)やホスティング・サービス会社が著作権を侵害する画像を「迅速に」削除することを義務付けている

「グーグルが削除要請に対して『迅速に』行動しなかったことが立証できない限り、同社はDMCAの免責条項によって守られる可能性があるように思う」

ソーシャルメディアとデジタル法を専門とするシアー法律事務所の弁護士ブラッドリー・シアー氏

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