1. まとめトップ

漫画家・イラストレーターのための前傾ワーキングチェアまとめ13選

お絵描き作業に特化したチェアのまとめがなかったので色々回って試座したりして自分でまとめてみました。価格やデータは2014.10.1現在の独自調べによるものなので、間違っていたらごめんなさい。

更新日: 2014年10月13日

112 お気に入り 402900 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

はじめに

ワーキングチェアには大きく分けて2種類あります。前傾チェアと後傾チェアです。
前傾チェアは座面が前に傾いており、机に向かって作業をするのに向いています。
後傾チェアは座面が水平又は後ろに傾いており、様々な作業に使え汎用性に富んでいます。
(後傾専用や垂直ポジションのチェアも、今回はまとめて「後傾チェア」とさせて頂きます)
現在発売されているワーキングチェアのほとんどは後者の後傾(垂直)タイプで、
前傾タイプのチェアは非常に種類が少ないと言えます。

お絵描きに向く椅子・不向きな椅子って?

一概には語れませんが、アナログで作業する方や液晶タブレットを使っている方、
前のめりになって作業する方などは前傾タイプのチェアが非常に向いています。

立っている時の腰椎への負担を100%とした場合、膝と腰の角度が90°の場合140%、
80°(前のめり)になっている場合はなんと190%もの負担がかかっているそうです。
ですので、机に向かって作業する際は出来る限りこの角度を広くとるためにも
前傾タイプのチェアを使用することをお勧めします。
また、副次効果として「作業に没頭できる」という点もとても大きなポイントです。

勉強や仕事に専念できる「前傾姿勢」は、水平面を見る作業に適している。長時間のPC作業に適する「後傾姿勢」は、垂直面を見る作業に適していると言われています。

でも作業だけにしか使えない椅子はちょっと・・・。

前傾タイプのチェアにも2種類あり、
・常に座面が前傾しているもの
・前傾モードと後傾モードを切り替える「前傾チルト機能」付きのもの
が存在し、後者の「前傾チルト機能付き」であれば通常のチェアとしても使えます。
また、ここで紹介しているチェアの多くは「シンクロロッキング」という、背もたれを倒すと
座面も最適な角度で少しだけ後ろに傾く機構を採用していますので(末尾の機能一覧表参照)、
前傾チェア=リクライニング機能が使えない という事ではないのでご安心下さい。
ただし、基本的にワーキングチェアは後傾タイプであっても背もたれを深く倒して休憩したり
ゆったりと座ってリラックスする、などの用途には根本的に向いていない事に留意して下さい。

それでは早速予算ごとのお勧めチェアを挙げていきます。

~5万円台のお勧め前傾チェア

前傾タイプ:前傾専門
参考価格:46,200円(ローバック・可動肘)
実売価格:34,900円~(ローバック・可動肘)    
座面高さ:410mm~500mm
ヘッドレスト:無
アームレスト調整範囲:上下・前後・角度
座面奥行き調整:×

※写真はローバック・可動肘モデル

後述のイトーキ・リエットチェアと並び最安値の前傾チェア。
オフィスでの業務用事務椅子として普及しているロングセラー商品です。
座面が体重移動に合わせて4度前傾します。完全に事務椅子のようなルックスですが
意外にも肘掛けは上下以外にも前後と角度の調整できる便利さは流石のイトーキ。
ただし座面の前後長調整機能はないので425mmの座面が体に合うかどうか要確認です。
また、前傾チルト機能ではなく前傾固定タイプですので作業以外には不向きといえるでしょう。
また、後述していく各チェアと比べ特筆すべきところもなく腰のサポートに関しても皆無なので、
前傾機能だけあればいいというとにかく予算を抑えたい方に向いています
背もたれはローバックとハイバックの2種類あります。

前傾タイプ:前傾専門
参考価格:78,900円(ローバック・可動肘)
実売価格:46,000円前後(ローバック・可動肘)
     52,000円前後(フル装備)
座面高さ:404mm~519mm
ヘッドレスト:有(オプション)
アームレスト調整範囲:上下・角度
座面奥行き調整:×

※写真はエクストラハイバック・固定肘モデル

前傾タイプ:前傾専門
参考価格:44,604円~(ローバック・可動肘)
実売価格:直販価格のため定価
座面高さ:404mm~519mm
ヘッドレスト:有(オプション)
アームレスト調整範囲:上下・角度
座面奥行き調整:×

※写真はローバック・可動肘モデル

オフィス家具の老舗大手Plus製「Oval」と、そのSOHO向けブランドGarage製「チェアOC」。
前方に2°傾斜した座面により作業に集中できる、非常に堅実な作りの椅子です。
その「ちょっとだけオシャレな事務椅子」然とした見た目に反して座り心地はかなり良好で
様々なバリエーションがありますが、ローバック・可動肘モデルだと5万円以内と破格の安さ。
肘掛けなしなら3万円程度で購入できますが、肘掛けが必要ない方以外にはオススメはしません。
チェアOCはPlusのOvalのOEMモデルで、張地以外は全く同じモデルになっています。
欠点としては各部の調整可能な幅が少なく、完全に前傾専用の設計となっている点で、
リクライニングも好きな位置で固定できるものの前傾2度~後傾9度の範囲と非常に狭く、
そのためか背もたれはヘッドレスト付きのモデルでも頭に届かない低めの高さになっています。
背もたれがあまり倒せない事から休憩には使いづらく、実質的に作業専用チェアとなりそうです。
また、C型チェア同様座面奥行きが調整できず、体型に合わない可能性もあるので要確認。
カラーバリエーションが非常に豊富なのは嬉しいところ。とにかく予算を抑えたい方向けです。

前傾タイプ:前傾チルト
参考価格:82,080円
実売価格:56,000~70,000円前後※
座面高さ:406mm~512mm
ヘッドレスト:無
アームレスト調整範囲:上下(+前後・左右・角度)
座面奥行き調整:◯

アーロンチェアで有名なハーマンミラー社が2011年に発表したチェア。
この価格帯としては異例の前傾チルト機能を搭載し、普段使いも同時にこなせます。
また、独特の形状の背もたれと豊富なカラーバリエーションで非常にインテリア性も優秀。
しかしハーマンミラー最大の特徴はなんと言っても12年の長期保証で、
安心して長期に渡り愛用することが出来ます(新品・正規代理店購入に限る)
欠点は本国仕様では選べるランバーサポートと呼ばれる腰痛サポート機能が日本仕様にはなく、
この機能は腰痛持ちには非常に重宝するだけに日本未発売なのは大変残念です。
また、背もたれがギシギシ鳴るとのレビューも多く、神経質な方には気になるかもしれません。
(機能・耐久的には問題ありませんし、万一の故障時は12年間無料で修理してもらえます)
※なお、ハーマンミラー製品はほとんどの場合大塚家具がネット最安値より安く、
この製品は5万6千円ほどで購入可能です。購入の際は是非問い合わせてみてください。
※追記 ハーマンミラーの直販サイトでは前後、左右、角度調整のできる
「フルアジャスタブルアーム」と布張りのバックレストが選択可能です。
直販価格は基本アームが70,200円~ フルアジャストアームが76,680円~

前傾タイプ:背サポート
参考価格:76,000円(可動肘)
実売価格:53,000円前後(布ハイバック・可動肘)
座面高さ:420mm~540mm
ヘッドレスト:無
アームレスト調整範囲:上下・角度
座面奥行き調整:◯

※写真はクロスハイバック・可動肘モデル

スピーナチェアで有名なイトーキ製のワーキングチェア。
厳密には前傾チェアではありませんが、背もたれのデフォルト角度を調整でき、
前傾作業の際に腰をサポートしてくれます。カラーバリエーションが豊富なのに加え
背もたれの材質も布張り、メッシュ、スピーナ譲りのエラストマー(特殊樹脂)から選べます。
(価格はエラストマー=メッシュ>布張りハイバック>布張りローバック)
スタイルも非常に洗練されているので、インテリア性を気にする方には
セイルチェア共々、非常に魅力的な選択となるのではないでしょうか。
すわり心地はとてもスタンダードでしっかりと腰を支えてくれる、安心できる感覚です。
欠点としてはやはり肘掛けの調整範囲がやや少ないところでしょうか。
しかし弱点らしい弱点のほとんど見つからない優秀な椅子です。

~10万円台のお勧め前傾チェア

前傾タイプ:前傾チルト
参考価格:225,700円
実売価格:69,900円~(黒以外)
     94,824円~(黒)
座面高さ:451mm~559mm
ヘッドレスト:無
アームレスト調整範囲:上下・角度
座面奥行き調整:×

1 2 3 4