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[オーディオ]初心者向け自作スピーカー講座

スピーカーの自作って設計とか難しいんじゃないかなって思う人も多いと思いますが・・・実は簡単なんです。今回は初心者向けにスピーカーの知識と作り方について簡単にまとめてみました。

更新日: 2015年06月24日

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この記事は私がまとめました

walkalongさん

▼スピーカーの自作の醍醐味は、自分の好みの音のスピーカーを作れる事と世界で一つだけのオリジナルを作れる事。

オーディオ機材の中で音の良し悪しを決めるのは7割スピーカーの性能。安く、自分の趣味にあった(音・外見・大きさ)、メーカーが作らないスピーカーを作ってみましょう!

スピーカーの自作って設計とか難しいんじゃないかなって思う人も多いと思いますが・・・実は簡単なんです。
今回は初心者向けにスピーカーの知識と作り方について簡単にまとめてみました。

▼スピーカーの構成

スピーカーの構成と言っても、主に2つしかない。
基本的には「エンクロージャー」と「ユニット」で成り立っており、エンクロージャーの中は空洞でなければなりません(共鳴させるため)。
ユニットを複数使う場合だけ中にネットワークと呼ばれる回路を入れます。

音が出るところを「ユニット」と言います。
ユニットは自作できるかもしれませんが、基本的には買ってきて使います。
ユニットは再生音域によって種類が分かれます。

・「フルレンジ」:ユニット一つで全音域を再生

以下の3つは組み合わせて使います。
・「トゥイーター」:高音域を再生
・「スコーカー」:中音域を再生。別名「ミッドレンジスピーカー」
・「ウーファー」:低音域を再生

スピーカーの設計はすべて、これで決まります。
エンクロージャーは低音域の増幅させるために使います。
ユニットだけでも音は鳴らせますが、スマートフォンのような平べったい音になってしまいます。また人間の耳は元々低い音が聴きにくいので増幅する必要があるのです。

▼エンクロージャーの種類

主なエンクロージャーの形として、「バスレフ型」と「密閉型」があります。

バスレフ型はヘルムホルツの共鳴(ペットボトルに息を入れるとボーっていうやつ)により低周波を効率よく生み出す形式です。箱の前か背面に穴が開いているのが特徴です。この穴の大きさと長さを設計します。

密閉型は箱のなかに空気を密閉し空気がバネの働きをして、ユニットが出せる低い音を押し上げる原理となっています。設計の都合上、バスレフ型に比べ大型になってしまいます。

左の図が特性と呼ばれるもので、横軸が周波数、縦軸が音の大きさとなっています。
一般的に「バスレフ型」の方が再生できる音域は広いことになります。

音の特徴は左上の図に書いてありますが、
バスレフ型:ジャズやクラシック向き
密閉型:ロック向き
と理解すると分かりやすいと思います。

▼設計①(ユニット選び)

まずはユニット選びです。
今回は簡単なフルレンジスピーカーを選ぶということで考えます。
オーディオは基本的にお金を出せば良い特性(どのくらい音域を持っているか)を持ったものを買うことが出来ます。
予算と相談の上、選んでみてください。

ユニット、エンクロージャー等のオーディオグッズを販売しているオススメのお店を紹介します。わからないことがあったら店員さんに気軽に聞いてみましょう。
またコイズミ無線のページでは、各ユニットの仕様や特性のデータが載っているので設計する際には参考にして下さい。

▼設計②(エンクロージャーの種類選択&計算)

それでは設計です。
と言ってもユニットが決まってしまえば、そのユニットの仕様の値を公式に代入するだけです。

▼製作

設計が終わったら、ユニット・ケーブル・ターミナル(アンプからの出た信号を繋げる部分)・(必要な人は吸音材)を買います。エンクロージャーはもしお店に設計したものと同じ大きさの物があればそれを買うのが楽だと思います。
また調度いいエンクロージャーがない場合、または木質に拘りたい場合は、ホームセンターで板材を買いましょう。木材を扱っている所であれば大概カットサービスもあるので、設計図を持っていてカットしてもらいましょう。家で日曜大工するのも勿論ありです。

▼完成

最後に、ユニット側の+とー端子とターミナルの+とー端子をそれぞれケーブルで繋いで、蓋をすれば完成です。



おおまかに自作スピーカーの流れをまとめました。
オーディオは奥が深いですが、スピーカーの自作は敷居が低いのでバンバン作ってみてください。

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