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伝説・神話の(水)にまつわる神・精霊・怪物【大辞典】スキュラ•ウンディーネ•ケルピー•リヴァイアサン

水にまつわる、神・精霊・怪物・モンスター・伝説の生き物・神話などをまとめました。

更新日: 2014年11月07日

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towmaterさん

ギリシャ神話に登場するメッシナ海峡に棲み付いた海の怪物。スキュラという名前は「犬の子」の意味。
上半身は美しい女性で、下半身は魚で、腹部からは3列に並んだ歯を持つ6つの犬の前半身が生えているという。

元々美しいニンフだったが、魔女キルケーの一方的な逆恨みによって怪物にされてしまった経緯を持つ。
スキュラに恋をした海神グラウコスが惚れ薬を求めに魔女キルケーの元に訪れたが、キルケーはグラウコスに恋をしてしまう。グラウコスに求愛を拒否されたキルケーは嫉妬に駆られ、スキュラが沐浴をしている最中に泉に魔法の草を入れた。そして、スキュラの浸かっていた下半身は怪物になってしまった。

ギリシア神話に登場する怪物。

渦潮を擬人化したというメッシーナ海峡に住む海の魔物。
カリュブディスはもともとポセイドンとガイアの娘であったが、並外れて大食だったためにゲーリュオーンの牛を盗んで食べてしまい、ゼウスに罰を受けて怪物の姿になり、メッシーナ海峡で船乗りを襲うようになった。

一日に三回食事をするために海水ごとあらゆるものを吸い込み吐き出していたため、彼女の周りには渦が巻き船がそこに取り込まれると抜け出せないため非常に恐れられた。

この海峡にはスキュラという名の怪物も住んでおり、漁師たちは二匹の真ん中に当たる航路をとってぎりぎりで二匹を避けていたという。

ギリシア神話の海を支配する神。
最高神ゼウスの兄弟。

三叉の矛(トリアイナ)を最大の武器とし、これによって大海と大陸を自在に支配する。これを使えば容易く嵐や津波を引き起こし、大陸をも沈ませることができる上に、万物を木端微塵に砕くことができる。山脈を真っ二つに引き裂いて河の通り道を造ったり、山々と大地を深く切り抜いて海中へと投げて島を造ったこともある。

エーゲ海に住む海のニンフ。(ニンフ=山、湖などに棲む下等の精霊)
人魚の姿をしていて、皆美しい女性。
アザラシやイルカの海の生き物に変身する事が出来る。
大半のネーレーイスは独立の神話を持たず、これらの叙事詩では名前を数え上げるために海にちなんだ名や水と関連する名をつけたとも推測されている。

最も有名なネレイスのテティスはゼウスやポセイドンが求婚を迫るほどの美女だが、「父より優秀な子を産む」という予言により、普通の人間と結婚することになる。その後生まれたのがアキレス腱の語源となったアキレウス。

中世の錬金術師パラケルススが四大精霊(水・風・火・土)の内、水を司るものにウンディーネという名前を与えた。

湖や泉などに住んでおり、性別はないが、ほとんどの場合美しい女性の姿をしているとされる。人間との悲恋物語が多く伝えられている。

パラケルススによると、ウンディーネには本来魂がないが、人間の男性と結婚すると魂を得る。しかしこれには大きな禁忌がつきまとう。
①ウンディーネは水のそばで夫に罵倒されると、水に帰ってしまう。
②夫が不倫した場合、ウンディーネは夫を殺さねばならない(一旦水に帰った後でも)。
水に帰ったウンディーネは最終的には魂を失う。

ギリシャ神話に登場する、上半身が女性・下半身が鳥の姿をした女怪。
美しい歌声で誘惑し、船乗り達を難破させることで有名。

元々は女神ペルセポネに使える侍女だった。
ハデスによるペルセポネの誘拐を見逃したことで怪鳥にさせられた。
または、ミューズに歌の勝負に負けたから。恋愛することを止めてアフロディーテの怒りを勝ったから。という説も。

水中に生息すると考えられた伝説上の生き物である。
ヨーロッパと、中国・日本の伝承とでは、水域に棲み人と魚の特徴を併せ持つという以外は、形状や性質が大きく異なる。

ヨーロッパの人魚は、上半身がヒトで下半身が魚類のことが多い。裸のことが多く、服を着ている人魚は稀である。

一方、東洋の人魚のイメージは、ヨーロッパの人魚のイメージを蛇女房、龍女房伝説と重ね合わせたもので、不知火や仙崎のお静伝説(不死の肉により八百年生きる少女の話)をも取り込み、八百比丘尼伝説が生まれることとなった。

不吉な象徴とされることが多く、たいていの文学作品では、人魚は最後まで幸せなままでいることはない。

ギリシャ神話に登場する沼に住む多頭の巨大な水蛇。

テューポーンとエキドナの子で、ヘーラーがヘーラクレースと戦わせるために育てたとされる。草食恐竜のような巨大な胴体と9つ(5から100までの異説がある)の首を持ち、一本の首を切り落としても、すぐにそこから新しい2本の首が生えてくる。絵画などでは前足と後ろ足、翼を持った姿で表される事も。

北欧伝承の巨大なイカ・タコのような怪物。

古代から中世・近世を通じて海に生きる船乗りや漁師にとって海の怪は大きな脅威であり、その象徴ともいえるクラーケンは、彼らから怖れられる存在であった。

旧約聖書に登場する海の怪物。

神が天地創造の5日目に造りだした存在で、同じく神に造られたベヒモスと二頭一対を成す(リヴァが海、ベヒが陸)。ベヒモスが最高の生物と記されるに対し、リヴァイアサンは最強の生物と記され、その硬い鱗と巨大さから、いかなる武器も通用しないとされる。世界の終末には、ベヒモスと共に、食べ物として供されることになっている。

その性質は凶暴そのもので冷酷無情。本来はつがいで存在していたが、あまりにも危険なために繁殖せぬよう、雄は殺されてしまい雌だけしかいない。その代わり、残った雌は不死身にされている。また、ベヒモスを雄とし、レヴァイアサンを雌とする考えもある。

イギリスに伝わる、スコットランド地方の水辺に住むという幻獣。

姿は馬に魚の尾、藻のたてがみを持つ。性格は臆病で、気が荒い。道端で歩き疲れた人を手綱をつけた若い馬の格好で待ち受けて、背中に乗るとそのまま川をめがけて疾走し、水深が一番深いところで潜ってしまうため、泳げない人間にはとんだ災難となる。しかし、上手く懐かせられればどの馬にも劣らない名馬になるという。

北欧に伝わる巨大な魚の姿をした海の怪物。

クラーケンにも似ており、巨大な海亀という説もある。
背中に苔をはやし、浮島のように移動する。
人を襲いはしないが、浮き島と勘違いしてたき火や杭を打ち付けると、じっとしていられなくなったアスピドケロンは人を背中に乗せたまま海に潜ってしまう。こうして犠牲になった船乗りも多い。

ロシアや東欧の水の精霊。
水が支配されることを嫌い、水車や水門を壊して洪水を起こすと考えられている。人間を嫌い、水へと引き込み食べてしまう。水中に引きずり込まれた人間は、ヴォジャノーイの奴隷になってしまうが一方で、嵐の時などに漁師を助けたり、豊漁をもたらすとも言われている。

髭のある蛙、緑色の髪の老人、全身苔だらけの巨漢、裸の女性、大魚、海老、丸太など様々な姿で描かれる。不死の存在だが、月の満ち欠けとともに老いたり若返ったりするともいわれ、満月の日にその力は最高潮に達し、非常に危険な存在となるという。
ロシアでは、ヴォジャノーイへの御追従のために、道行く人を水中に突き落とすこともあった。

インド神話における天海の水の精。
アプサラスという名前は「水中や雲海で動くもの」という意味。全て女性で天上界の踊り子を担う美しい姿をしている。姿は自由自在に変えることができるが、水鳥(白鳥)に変身することが多い。

神々の命令で人を誘惑し墜落させたり、北欧のワルキューレのように天上界へ没した戦士を導いたりする。

日本の伝承に現れる頭が九つの龍。
各地で様々な伝説が語られるが、
中心は箱根の芦ノ湖にある。

雲を呼び波を起こして人々を苦しめていた九頭竜は、万巻上人の祈祷によって、降伏させられる。姿を変え、宝珠、錫杖、水瓶を捧げた九頭竜は、鉄鎖で大木に縛り付けられ、栴檀漢羅樹となり、今でもそれは湖中にある。

日本の妖怪でありUMA。
鬼や天狗とも並ぶ、日本で最も有名な妖怪のひとつである。

体格は子供のようで、体の色は緑または赤。
頭の上には皿があり、背中には甲羅がある。
皿は円形の平滑な無毛部でいつも水で濡れており、皿が乾いたり割れたりすると力を失う、または死ぬとされる。口は短い嘴で、背中には亀のような甲羅が、手足には水掻きがあるとする場合が多い。
きゅうりが好き。
水の中を自在に泳ぐ。これが転じて「河童の川流れ」、「陸へ上がった河童」という諺もある。どちらも河童が泳ぎの達人であるという共通認識を前提にして意味を成すものである。

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