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御嶽山噴火で犠牲者が増えた一因「正常性バイアス」の心理を知っておこう!

多数の犠牲者が出た御嶽山の噴火。死者のうち、噴火の様子を撮影して逃げ遅れた人がいた事が分かった。この逃げ遅れてしまう心理は「正常性バイアス」といって誰にでも起こりうる事だ。

更新日: 2014年10月13日

haru-tomoさん

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■多数の犠牲者を出した御嶽山の噴火

御嶽山の噴火から2週間。11日の捜索で新たに2人が見つかり、このうち1人の死亡が確認されました。これで死者は56人になった

・亡くなった人の中には石が頭を貫通していた人も…

噴石の直撃で穴の開いた山小屋の屋根

小石が頭蓋骨(ずがいこつ)を貫通し、頭部に1円玉大の傷が残っていたケースもあった

医師は「たとえヘルメットをかぶっていても助からなかったと思う」と話す

噴石の落下速度は時速350キロ~400キロに達したとみられる。400kmといえば、 新幹線を超える速さだ

■噴火の様子を撮影して亡くなった人も多数いた

ある医師が検視した犠牲者のほぼ半数が噴火の写真を撮影していた。携帯電話を手に持ったまま亡くなっていた人もいた

噴火直後は自分たちが巻き込まれるとは思っていなかった可能性がある。医師は「写真を撮らず早く逃げていてくれれば」と残念がる

・撮影してる暇があるなら逃げればいいのに…と思うかもしれないが、当事者にしか分からない心理になっている

地震や洪水、火災などの災害に突然遭遇したとき、自分の身を守るために素早く行動できる人は、驚くほど少ない

■逃げ遅れの心理は「正常性バイアス」と呼ばれ、誰にでもある

“逃げ遅れの心理”の原因は人の心にもともと備わっている働き、「正常性バイアス」にあるという

正常性バイアスの「バイアス」は偏見、先入観といった意味です。つまり正常性バイアスとは、多少の異常事態が起こっても、それを正常の範囲内としてとらえ、心を平静に保とうとする働きのこと

異常と認めればすぐに何か行動を起こさなければなりませんが、正常の範囲と思っている間は何もしなくていいと思ってしまう

例えば、カエルを鍋に入れてゆっくり加熱していくようなものです、リスクが徐々に高まっているのに「まだ大丈夫」と思っているうちに身体が動かなくなってしまうのに似ています

・東日本大震災でも多くの人に起こっていました

なぜ、東日本大震災では、「津波の被害」があれほど出たのか?
それもそのはず。
7割もの人が自宅から逃げていなかったからです

「大きな津波は来ないだろう」という正常性バイアスが働いたことも一因と考えられている

ある地域では地震直後にはほとんど動きがなく、多くの人々は実際に津波を目撃してから初めて避難行動に移り、結果、避難に遅れが生じたことが解明された

・また正常性バイアスの被害を拡大させる「多数派同調バイアス」という心理もある

2003年2月18日、韓国で地下鉄火災が発生し、200人の命が奪われる大惨事がありました。事件後に発表された報道写真(下)に奇妙な行動が見られます

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haru-tomoさん

気になった事をまとめていくよ!

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