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業界で使い方が異なる!?「動線」と「導線」の意味の違いとは?

企画書や報告書などのビジネス文書で書く機会も多い「ドウセン」という言葉。「動線」と「導線」、2種類の「ドウセン」がありますが、一体どちらが正しいのでしょうか?どうやら本来は建設・建築業界で用いられていた「動線」の漢字表記が正しいようなんですが…。

更新日: 2016年02月12日

springspringさん

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-「動線」なのか「導線」なのか?

研修報告の準備中なんだけど、導線と動線の違いがいまいちわかんない。なんか気持ち悪い。スッキリさせたい。

生活導線と生活動線の違いがわからーん(・_・)誰か教えてください。

「ドウセン」には、「動線」と「導線」の二つの表記があります

-本来は【建設・建築業界】で用いられていた「動線」が正しい

「動線」という言葉は、本来、建設・建築業界で"人の動きを表す線"という意味で用いられてきた。

そして「導線」には"電線"の意味しかないという。

【「動線」の辞書的意味】
「建物などで人や物の動きの量をしめす線のこと」

人が(生活していく上で)自然に"動く"経路を表したものが「動線」。

【「導線」の辞書的意味】
「電流を通すための導体の針金。銅、アルミニウム、鉄などの電線」

精選版日本国語大辞典(小学館)より。多くの辞書において、「導線」には"電線"の意味しかない。

「えぇ、本当は"動線"じゃなくちゃいけないんです。」

建設・建築業界では、設計の際に利用者の行動パターンを予測し、より明快に、また移動距離が長くなりすぎないように平面計画を練る。

【大手建設会社】
「みな"動線"を使っている。よほど何かを意図している場合を除いて"導線"は使わない」

-ちなみに【流通業界】もほとんどの場合、「動線」を用いる

「作業動線」とは、ピッキングであればリストなどを取得し出荷商品の確認、棚までの移動、商品の取り出し、ケースへの封入、ケースの移動など作業の線をいう

やっぱり「動線」。

-"導く"「導線」は【デパート業界】が使い始めたらしい

百貨店業界では「ドウセン」は「客を導く」意味に特化され、ほとんどの表記で「導線」が用いている

【日本百貨店協会】
「"導線を"使うのが共通認識。客を目的の商品に向かって導くための線だから」

「慣用的に使われているので疑問を持たなかった」そう。

-【コンビニ業界】も「導線」を使う

コンビニでは店舗入り口に近い窓側に雑誌、右奥に酒・清涼飲料、真正面が弁当・総菜で、左手にレジという反時計回りの"客ドウセン"に沿うのが典型的構造。

コンビニではドウセンが長ければ長いほど、買い物客は店内をくまなく見て回り、いろいろな商品との接触機会が増え、結果として、客単価のアップを通じた売上高の増大に結び付くとされている。

【コンビニ大手各社】
「客の動く線の意味合いで"動線"」「客が動くというより、客を動かしているという意味で"導線"」

と、意見が分かれている。

-【ホテル業界】でも一部で「導線」が使われている

ホテル業界では利用客が行動する経路を"客動線"、従業員が業務上行動する経路を"サービス動線"と言う。"客動線"を"導線"と表記することもあるという。

-ただ、どうも「導線」が好んで使われるのは"お客"の動きが売り上げに影響を与える業界らしい

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