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65歳以上の高齢者への肺炎球菌ワクチンが5年に一度の定期接種に!重症化リスクを予防。

「肺炎はもう他人事じゃない。元気な今こそ予防です」の西田敏行さんのCMをよく見かけるようになりました。肺炎球菌ワクチンってそもそも何でしょう。

更新日: 2014年10月11日

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semamoさん

厚生労働省は、『国民の健康寿命が延伸する社会』に向けた予防・健康管理に係る取組の推進(概要)を発表し、その中で肺炎の予防対策のひとつとして「成人用肺炎球菌ワクチン接種の推進」を掲げています。予防接種によって、私たちの身体が守られ、国民の不健康な期間が少しでも短くなることは医療費の減少につながり、社会全体にとっても重要で大きな意義のあることです。

平成26年10月1日から、高齢者を対象とした肺炎球菌ワクチンが定期接種となりました。

平成26年度(平成27年3月31日まで)は、平成26年度に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳となる方と101歳以上の方が定期接種の対象となります。

全ての肺炎球菌を防止することはできませんが、接種することによって重症化防止などの効果が期待できます。

そもそも肺炎球菌とは?肺炎とは違うの?

65歳以上の方がかかることのある肺炎球菌感染症の1つが肺炎です。

肺炎球菌は鼻やノドの奥につきやすい細菌のひとつですが、健康で体力のある状態ならば、免疫力が十分あるため感染症を引き起こすことはあまりありません。しかし、体調をくずすなど何らかの原因で免疫力が低下していたり、かぜをひいた後などに、肺炎球菌による感染症─肺炎、髄膜炎、菌血症/敗血症、中耳炎、など─を発症することがあります。

肺炎は“かぜをこじらせたもの”と考えられがちですが、肺炎とかぜはちがいます。肺炎では、細菌やウイルスなどの病原体が、酸素と二酸化炭素のガスの交換を行う肺胞に感染して炎症を起こします。

5年に一度でいいの?

1回接種すると、5年間効果が続きます。

5年という期間は長いので、ご自身の誕生日等、覚えやすい年月にしていただくことをおすすめします。

但し、すでに「ニューモバックスNP(23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン)」を接種したことがある方は、対象とはなりません

稀に報告される重い副反応としては、アナフィラキシー様反応、血小板減少、ギランバレー症候群、蜂巣炎様反応等が報告されています。その他、以下のような副反応の報告があります。

助成の対象となります

接種費用は公費助成の対象となるが、多くの自治体で一定の自己負担が求められる。

京都市例>
4,000円(自己負担金)
ただし,次のいずれかに該当される方は,高齢者肺炎球菌予防接種自己負担区分証明書を接種日に医療機関に提出することにより軽減され,かっこ内の料金になります。
(1)市・府民税非課税者 (2,000円)
(2)生活保護受給者,中国残留邦人等支援給付受給者 (無料)

その他の肺炎予防

肺炎を防ぐには、毎日できる予防の一環として、うがい・手洗い・マスクの着用などがあります。また、日頃から、持病の治療につとめたり、禁煙をしたり、からだの抵抗力(免疫力)を高めたりするようなことも有効とされています。

西田敏行さんのコメント

「定期接種のスタートを機会に、肺炎予防について真剣に考えてくださると良いと思います。私たちの世代は65歳を過ぎても元気ですから、ついつい過信してしまいがちですが、肺炎を軽く考えずに、人生を楽しむためにも肺炎予防を考えていただきたいです。」

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