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【臭っ!】え、この耳の穴って耳瘻孔(じろうこう)っていうの?!【治療可能】

耳にできる小さな穴を「耳瘻孔(じろうこう)」と言います。先天性耳瘻孔といい、50人に1人はあるともいわれるこの耳瘻孔…ほうっておくとどうなるのか、治療法はどんなものなのかを徹底的に調べてみました。

更新日: 2014年10月11日

nekoneko0215さん

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耳瘻孔とは

耳の前に小さな穴があり、そこから白い垢が出たり、臭いのある汁が出たことのある人はいませんか?
この小さな穴は生まれつきのもので、「先天性耳瘻孔」といいます。

耳瘻孔は生まれながらに存在し、女性に多く、左右どちらにも同じ割合で出来ます。
もともと耳は、お腹の中で6個のパーツから出来上がっていきますが、その過程のなかで生じます。
日本人では100人に2~3人程度と言われ、頻度の高いものです。
遺伝性も言われています。

感染を起こさなければ治療の必要はありません。
しかし感染を起こし、周囲の皮膚が赤く腫れ上がったり、小さな穴からどろっとした臭いのある汁が出てくることがあります。
そのような場合は治療が必要です。
形成外科もしくは、耳鼻科を受診して下さい。

出典ameblo.jp

膿や浸出液が出て、固まったあとです。
この状態の患者は強い痛みを訴え、子どもの場合は泣き出してしまうこともあります。

耳瘻孔の穴から膿が出る以外にも膿がたまり腫れ上がった結果押し広げられた皮膚が薄くなり破けてしまうということもあります。

放置せずに耳鼻咽喉科を受診するべきです。

放置しても大丈夫?

感染を起こしたことのない耳瘻孔の場合は、そのまま様子みても差し支えないと思います。

感染を起こすことがなければ放置してもかまいませんが、繰り返して腫れるような場合には袋状になった瘻管全体を摘出する手術の必要があります。

どうも耳瘻孔は膿がでたり、臭い汁や白い油のような物が頻繁に出ない限りは放置していても問題ないようです。

ですが、頻繁に症状があるという場合は放置をするとどうなってしまうのでしょうか?

頻繁に症状がある耳瘻孔を放置すると…

一度感染を起こすと、その腫脹したところを切開して膿を出したり、抗生剤を内服するなどの治療が必要になります。
慢性化すると耳前部や耳後部に膿瘍(不良肉芽)がみられることがあります。
また、耳瘻孔のある方の顔面が感染により腫れたりすることもあります。

これは、耳に出来た不良肉芽の一つです。

ほ、放置していると恐ろしいことが起きてしまう…!((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
でも、それだけでなく、更に面倒なことも引き起こしてしまいます。

先天性耳瘻孔の治療は、感染の際には抗生物質だけで押さえこみ感染していない時に手術して除くという場合が多いです。
ですが、感染している時に余計にいじくったり何度も切開すると、患部が回りに癒着して、手術で取り除く時に難しくなってしまいます。

大人であれば違和感を我慢して触らないようにできますが、子どもはそうもいきません。

ついつい気になって触ってしまっていたという方は結構いるようです。

耳瘻孔の治療はどうすればいいの?

耳瘻孔の治療は「形成外科」と「耳鼻咽喉科」のどちらでも行うことができます。
かかりつけの耳鼻咽喉科が手術の設備がない場合でも、適切な病院を紹介してもらえるので自分がいちばん信頼できる病院に行くのがポイントでしょう。

形成外科を選んだ場合の治療法

一度でも感染を起こした既往があれば再感染を起こす確率が高いので手術による摘出を勧めます。(※患者が拒否した場合は抗生物質での投薬治療のみで終了します)

感染が完全に治癒すれば、耳瘻孔の摘出が可能です。
通常は、感染の治癒が確認されて後、1ヶ月から3ヶ月間待ちます。

成人の場合、外来通院で局所麻酔下に摘出手術が可能です。
幼少時は手術中の鎮痛・鎮静が必要になるため、全身麻酔下に行います。
この場合は3日から約1週間の入院が必要になります。

手術は、耳瘻孔を含めて管状や袋状のものを全て取り去ります。
まれに耳の後の切開や大きな切開が必要になる場合もあります。
傷は丁寧に縫合し、抜糸は術後5日前後におこないます。

ネットで実際に手術を受けた方の話を見ていると、形成外科のほうが見た目を気にして手術をしてくれるような気がするという意見が大多数を占めました。

子どもが耳瘻孔だという場合、多くの両親が耳鼻咽喉科での手術よりも形成外科での手術を望んでいるようです。

耳鼻咽喉科を選んだ場合の治療法

繰り返して腫れるような場合には袋状になった瘻管全体を摘出する手術の必要があります。
袋状になった先は耳介の軟骨に癒着していることがあり、耳介軟骨の一部分も合併切除しないと瘻管を完全に摘出できないこともあります。

不完全な手術では再発することがあり、特にそれまでに感染を繰り返したケースでは手術は結構やっかいなものになります。
手術は大人や高学年児童などで局所麻酔が可能であれば外来手術で出来ますが、幼小児や感染を繰り返して周囲と癒着したり皮膚欠損の大きいケースでは大人でも全身麻酔で行う必要があります。

先天性耳瘻管を摘出した後の創腔は死腔dead spaceが出来ないように皮下組織を密着縫合してから、皮膚は細い糸で縫合します。
耳介周囲は圧迫が効かせにくい場所なので希に術後の創腔に浸出液や血液の貯留が起きて創治癒が長びくこともありますが、通常は1週間前後で抜糸した後、感染創でない限り、手術創は数ヶ月で殆ど目立つことなくきれいに治ります。

耳鼻咽喉科はいわば耳のエキスパートです。
専門的な話はよくわかりませんが、実際に耳鼻咽喉科で手術を行った患者さんの術後写真を見た限りでは、形成外科と相違は無いといった感じでした。

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nekoneko0215さん

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