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「正露丸」は一般名称…?!大幸薬品の敗訴が確定した理由とは?

ラッパのマークで知られる大幸薬品が商品名やパッケージが似た「正露丸糖衣S」の販売で損失を受けたとして、販売元のキョクトウに対し、使用差し止めなどを求めた訴訟で、最高裁は、14日までに、大幸薬品の上告を受理しない決定をしました。

更新日: 2014年10月15日

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kyama77さん

●キョクトウの販売する「正露丸糖衣S」が類似商品にあたらないとして、大幸薬品の敗訴が確定

知らなかった。正露丸って結構いろんな訴訟やってるんだな…

ラッパのマークで知られる胃腸薬「セイロガン糖衣A」を製造・販売する大幸薬品(大阪府吹田市)が、商品名やパッケージが似た「正露丸糖衣S」の販売で損失を受けたとして

販売元のキョクトウ(富山市)にパッケージの使用差し止めなどを求めた訴訟の上告審で、最高裁第1小法廷(金築誠志かねつきせいし裁判長)は9日の決定で大幸薬品の上告を退けた。

・訴状によると、大幸薬品がキョクトウに対し、表示名のほか、箱の色も似ているとし、差し止めや損害賠償を求めていた

訴状などによりますと、セイロガン糖衣Aと製薬会社のキョクトウが販売している「正露丸糖衣S」とは、表示名のほか、箱の色もだいだい色で似ていることなどから

大幸薬品がキョクトウに対して表示の差し止めや1000万円の損害賠償を求めていました。

大幸薬品の上告を受理しない決定をし、請求棄却の二審大阪高裁判決が確定した。決定は9日付。

●1審の大阪地裁では、3つの類似点に対し、製造販売差止めと損害賠償を求めていた

(1) 赤の背景に白抜きの「糖衣」の文字、(2)「飲みやすい白い錠剤」と同じ文言、(3) 表面下部に同じゴールド色の欧文字(Aに対しS)による背景、などの類似点があり、不正競争防止法違反にあたるとし

・判決では、「正露丸」を普通名称と認定した上で「キョクトウの製品には、ラッパのマークのがない」などとして、類似性を否定

判決は、「正露丸」は遅くとも1954年ごろまでに普通名称となっていたと認定。

同様の名称の商品は他にもあり「大幸薬品は特別な権利を持っていない」と指摘

「キョクトウ製品にはラッパのマークがない」などとして、大幸薬品の請求を棄却する判決を下し、この判決を不服とする大幸薬品が大阪高裁に控訴していた。

●2審でも「デザインが顕著に異なり、商品表示が類似しているとはいえない」として控訴を棄却していた

裁判長は「実質的な相違部分のAとSの間でデザインが顕著に異なり、商品表示が類似しているとはいえない」と結論付けた。

判決理由で、大幸薬品は長期にわたり強力な広告宣伝を行い、抜群の市場占有率を維持してきたとして「表示は著名な商品表示だ」と判断。

しかし、外観を検討し、「カタカナと漢字の違いのほか、全体的にデザインが明らかに異なっている」として両社の商品表示の類似性を認めなかった。

●そもそも「正露丸」とは?

正露丸(せいろがん)は、医薬品で日局木クレオソート(別名日局クレオソート)を主成分とした胃腸薬(止瀉薬)である。

・第2次大戦後に「正露丸」が広く用いられ、1981年にセイロガン糖衣Aの販売が開始された

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