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なぜ作った…?台湾・故宮博物院のおもしろ美術工芸品

台湾の故宮博物院には、歴代皇帝が集めたという重宝が眠っています。しかし、「アレ…?」ってなってしまうものがあります。そんな美術品を紹介してみます。

更新日: 2014年10月15日

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mimimi8さん

台湾 故宮博物院

この博物館は、中華民国の国立博物館のうちの1つであり、最大のもので、696,000個以上の古代の中国の人工品および美術品を所蔵している。ほとんどの収集物は中国の古代の皇帝によって集められた高品質なものである。

四大美術館(=四大博物館ともいう)
メトロポリタン美術館、ルーヴル美術館、エルミタージュ美術館、故宮博物院(北京説・台北説)→但し大英博物館やプラド美術館が入る説もある。

30年間かかってもすべての宝物を見ることはできない…
そういわれるほど莫大な宝物の集められている故宮博物院。
しかし有名な展示物は…

白菜

緑と白のみずみずしい光沢や、しなやかに曲がった葉。
白菜のどこをみても、石の塊を彫って作ったとは思えないほど新鮮な生気に満ちています。
翠玉(ひすい)のなかでも選りすぐりの玉材と、洗練された技巧が融合してできた究極の「神品」です。

翡翠の使い方間違っていませんか…?
いや、すごいのは分かるけど!
なんであえての白菜だし!

その理由は…

この彫刻は、元々は清の光緒帝(ラストエンペラーの一代前の皇帝)の妃である瑾妃の住居、永和宮(紫禁城中)にあった。瑾妃が嫁いだ1889年に初めて世に現れたことから、瑾妃の持参品と考えられています。
葉の上にはバッタとキリギリスが彫刻されており、これは多産の象徴。白い白菜の方は純潔の象徴。皇帝の妃として、皇帝の子供を産みたかったんでしょうね。
ちなみにこの人の妹も皇帝と結婚しています。皇帝の寵愛を一身に受けた妹珍妃に対して彼女はどのように思ったのでしょうか。

後に西太后(光緒帝の義母として権力をふるっていた)によって珍妃は井戸に落とされ、殺害されます。
井戸と言ってもこの狭さ…
落とす、というよりもぐりぐりと押し込んで殺したというのが正解かもしれません。

清朝時代に作られたとされる長さ5.3センチメートル、幅6.6センチメートル、高さ5.7センチメートルの東坡肉(とんぽーろー;豚の角煮の一種)を模したとされる彫刻である。

皮となる面には、豚肉の毛穴や粗い肌触りを表現するとともに、染料がとどまりやすくするため、びっしり小さな穴があけられている。この皮となる面は、醤油が染み込んでテリがでている様子を表現するために赤褐色の染料で染められている。他の面も暗褐色の染料で染められている。
波を模した装飾をもつ台座に載せられているが、この台座について由来等は不明とされている。

唐宋八大家の一人である偉大なる文人。
中華料理のポピュラーな品目である「東坡肉」(トンポーロー、ブタの角煮)は、彼が黄州へ左遷させられた際に豚肉料理について詠じた詩からつけられたという。


蘇軾さんも生きていたら驚いたでしょうね。

そしてこんなとんでもエピソードが。

この肉形石は、もとは紫禁城の「養心殿」に陳列されていた。「養心殿」は、雍正帝(1678年―1735年)以降の皇帝の執務室であるとともに寝室である。1924年(民国13年)に清朝最後の皇帝の溥儀が紫禁城を追われた翌1925年、故宮に遺された文物を点検する清室善後委員会のメンバーが、この肉形石を見て、あまりに豚肉にそっくりなため、「豚肉の化石」と目録に記したというほどのエピソードが残る。

豚肉の化石!!初耳ww

お土産にもなってます

夜中には使いたくないしおりですね。

ちなみに白菜の方は私もってます。
どこにつけよう…悩んでいまだにパッケージを開けられません。

レストランで再現されちゃってますよ!

参考・出典

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