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実はガラパゴス化している文字フリック入力

スマートフォンやタブレットPCなど、タッチスクリーンデバイスの文字入力方式としてデファクトスタンダードとなっているフリック入力。実は、世界的に見るとほぼ日本でしか普及していないガラパゴス機能だったりします。

更新日: 2017年07月13日

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josh_harnさん

そもそもフリック入力とは?

フリック(flick)は英語で「(指先で)はじく」という意味。スマホ用語におけるフリックの意味はタッチパネルを指先でスライドしたり、パッと払ったりする操作のことを指す。

指で触れた位置の周囲を囲むように選択肢が現れ、入力したい選択肢の方向に素早く指を滑らせることでその選択肢を指定する方式。

例えば、ひらがなの入力画面で「か」の文字に触れると、その上に「き」、右に「く」、下に「け」、左に「こ」がそれぞれ表示され、そのまま右に素早く指先を弾くと「く」が、下に弾くと「け」が、そのまま指を離すと「か」が入力される。

こと日本語入力においては、その性質上従来のキープッシュを繰り返して表示・入力する方式(いわゆるトグル方式)と比べ格段に入力効率が高くなる。

キーやボタンが無くタッチパネルのみで入力するスマートフォンやタブレット端末は文字入力が遅くなりがちだが、フリック入力に慣れるとある程度高速に文字入力できるようになる。

フリック入力のメリット

タップの回数を減らすことができる

たとえば、「き」と入力するにはテンキー入力の場合「か」を2回タップ、QWERTY入力の場合は「K」「I」と2回のタップが必要です。フリック入力ではこれを1回のタップで行うことができます。

迅速な入力・片手入力が可能

QWERTY入力もフリック入力と同様に入力が速いといわれていますが、片手での操作は慣れが必要です。また、QWERTY入力に比べフリック入力の方が大きなキーで操作できるので、練習次第ではかなりスピーディーに操作することが可能です。

キー配置が簡単

QWERTY入力の場合26文字分の位置を覚えなければなりませんが、フリック入力は母音のパターンと子音の位置を覚えるだけ。また、携帯のテンキーと同様の配置になっていますので、携帯電話の入力方法に慣れたユーザーは早めに慣れることができるでしょう。

フリック入力のデメリット

濁音・半濁音、小文字の文字入力操作数が増えるケースも

文字によってはQWERTY入力よりもフリック入力の入力操作数が増える場合があります。
たとえば、「じょ」という文字入力に関してもQWERTY入力では「J」「O」と2回のタップによる入力ですが、フリック入力の場合は「さ」からの「し」の選択、「や」からの「よ」の選択に加え、小文字キーと濁点キーを押す必要があります。

英語の入力が不便

日本語なら母音+子音の組み合わせでパターン化できますが、英語は法則性がないまま3~4文字がキーに割り当てられています。
文字の場所を覚え直すことになりますので、慣れるまでの操作に時間がかかってしまいます。

現状は日本語入力に最適化されているガラパゴス機能

英語圏などの非日本語圏では、入力方式の性質上従来のトグル入力やQWERTY入力の方がスタンダードであり、BlackBerryのように物理キーボードを搭載する端末も一定の支持を受けている。

スマホで4.3インチ程度なら縦持ちで親指が画面のどの場所でもスムーズに押す事が出来ます。

 7インチタブレットでは横持ちでQWERTY入力が快適です。
 7.9は4対3比率だと横幅は7インチとほぼ同じ
 9インチ以上は膝や机に置いてブラインドタッチが可能です。

 逆に言えば9インチ以上は横持ち両手持ちの状態で両親指がスムーズに届かずタップや入力に不向きです。(第一関節で支えればなんとか可能ですが・・・)

出典bit.ly

一部のスマートフォンで採用されている方式。

カーブフリックの基本的な入力方法は「フリック入力」と同様で、ひらがな50音の行を示すキーに対して上下左右いずれかの方向にフリックすることで、「いうえお」の段の文字を入力できる仕組みとなっている。カーブフリックでは、さらに指を右回り・左回りにスライドさせることで、該当文字に対して濁点・半濁点・拗音・促音などを追加入力できるようになっている。

2008年にiPhoneが採用したことで広まったフリック入力だが、日本語入力にとって便利というガラパゴスな機能でもある。

かつてキーボードでは日本語にとって便利な親指シフトがあった。しかし現在では、かな入力をする人が激減したこともありすたれてしまった。

かな入力そのものは今でも可能だが、スマホ世代の若者はローマ字入力しか使わない。スマホで爆発的に普及したフリック入力は、果たして10年後にも生き残っているだろうか。

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