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アルコール依存症の怖さを知る【禁酒、断酒、節酒に成功する秘訣①】

節酒や休肝日、禁酒や断酒を意識しはじめた方向け、まずは「読んだだけでお酒をやめたくなる」アルコール依存症についての基礎知識、その怖さについて身体的影響を中心にまとめてみました。アルコール依存症患者の平均寿命は50才とも。

更新日: 2015年06月10日

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noukaさん

まずは自分がアルコール依存症、もしくはその予備軍ではないか疑う

お酒をやめよう、もしくはお酒を減らさなければならない、お酒を減らすように言われた(医師、家族)。

禁酒や断酒、節酒を意識する理由は人それぞれでしょうが、まず「お酒を飲むことをやめる状態が辛い」時点で、ある程度お酒・アルコールへの依存が形成されつつあると言えます。

例えば「休肝日をつくる」などの努力をしている時点で、「自分はアルコールへ依存しているのではないか?」という疑いをもつべきです。

まずはセルフチェックをして、あてはまる方はアルコール依存症の怖さについて知りましょう。

精神(こころ)へのアルコールの影響の怖さについては、②をご参照ください
アルコール依存症の怖さ、精神への影響【禁酒、断酒、節酒に成功する秘訣②】
http://matome.naver.jp/odai/2143094393812301401

アルコールの依存性は煙草、コカイン、ヘロイン以上?

イギリスやオランダの研究機関では、アルコールは覚醒剤より危険だと報告されている。個人への害という意味では、酒>ヘロイン>覚醒剤>コカイン>煙草>大麻、という順番がある。大半の日本人はこの点を完全に無視している。

自分が依存症ではないか、と認めること、疑うことは怖いことで受け入れにくいかもしれません。

ただ、薬物依存度に関するねずみや猿などで行われている実験では、アルコールは煙草と同等、ないし2倍以上の依存性をもつとされるデータもあります。あなたがもし「アルコールに依存している」としても、それはあなたが弱いからではありません。

昔依存症の強さをサルを使って実験した学者がいました。(薬物自己投与・比率累進試験法)要は薬物依存状態にしたサルに点滴をつなげて檻に入れ、サルがレバーを押すと依存薬が点滴からサルの血管内に流れ込むという装置を作ったんです。そしてレバーを押す回数を倍に増やしていき(1.2.4.8.16.32・・・という具合に)何回で諦めるか実験したんです。

結果はニコチンで800回、安定剤で950回、アルコールでで1600回、覚せい剤で3200回、コカインとモルヒネは何と6400回という結果だったんです。中には全く餌を食べずに一晩中押し続けているサルや、途中薬物過剰によるけいれん発作を起こしても、目が覚めるとすぐにレバーの所に向うサルもいたそうです。想像しただけでもゾッとしますよね。

アルコール依存症チェックリスト

自分がアルコール依存症ではないか?と思ったら、様々なホームページでテストしてみましょう。

下記はアルコール依存症治療ナビ.jpによる新久里浜式スクリーニングテスト(男性版)のチェック項目です。リンクからぜひテストしてみてください。

1食事は1日3回、ほぼ規則的にとっている

2糖尿病、肝臓病、または心臓病と診断され、その治療を受けたことがある

3酒を飲まないと寝つけないことが多い

4二日酔いで仕事を休んだり、大事な約束を守らなかったりしたことがある

5酒をやめる必要性を感じたことがある

6酒を飲まなければいい人だとよくいわれる
7家族に隠すようにして酒を飲むことがある

8酒が切れた時に、汗が出たり、手が震えたり、イライラや不眠など苦しいことがある

9朝酒や昼酒の経験が何度かある

10飲まないほうがよい生活が送れそうだと思う

死にいたる病、アルコール依存症患者の平均寿命は50代前半

アルコール依存症の末路、怖さを知ることも禁酒や断酒の助けになります。アルコール依存症患者の平均寿命は、50代前半、51歳とも52歳とも言われています。

これは直接のアルコール急性中毒といった症状で死にいたるのではなく、過剰摂取による「肝障害」「糖尿病」、それらに伴う合併症や欝、社会的に「生きにくくなること」からの自殺など本当に悲惨です。

アルコール依存症とは、一言でいえば、進行性で死に至る病です。
まさかと思われる方もいると思いますが、日本人の平均寿命は82歳になろうとしているのに、アルコール依存症者の平均寿命は約51歳です。

その差が30歳もあることから、いかに危険な病気であるかが伺われます。

ドイツ・グライフスヴァルト大学医学部疫学・社会医学研究所所長のウルリッヒ・ジョン(Ulrich John)氏らの研究でアルコール依存者は喫煙者よりも寿命が短く、寿命も平均より20年ほど短いとの発表があった。

肝硬変はあらゆる慢性肝疾患が原因で進行した末期症状。肝疾患の原因はアルコールが主流。そして完治の治療法は肝移植。林葉さんの言う末期なら5年ももたないと言われているし、アルコール依存症の平均寿命は、52歳とも言われている。林葉さんの原因も29歳の時に世間を騒がせた不倫騒動がきっかけとなったお酒の飲み過ぎ。また、ともに52歳で亡くなった石原裕次郎や美空ひばりさんの死因も多量の飲酒による肝硬変とも言われている。

アルコール依存症とうつ病の合併は頻度が高く、アルコール依存症にうつ症状が見られる場合やうつ病が先で後から依存症になる場合などいくつかのパターンに分かれます。アルコールと自殺も強い関係があり、自殺した人のうち1/3の割合で直前の飲酒が認められます。

癌とアルコールの密接な関係

以前機会があり、ある依存症患者の支援グループを主催されている方に「実際のところ死んで行く方は多いのか」と質問したところ、「本当にたくさん死んでいく。私が見ている中では、癌で亡くなられる方が多い。アルコールで身体がぼろぼろになっているせいではないか」とおっしゃっていました。

西原理恵子さんの元夫であり故人、アルコール依存症患者であり著書もある鴨志田穣氏(享年42才)の直接の死因も腎臓癌です。故中島らも氏(享年52才)の死因は、飲酒後、足を滑らせ階段から落下したことによる外傷性脳内血腫でした。

2009年までに世界保健機構WHOの国際がん研究機関 IARCは、飲酒が原因で発癌する臓器は口腔、咽頭、喉頭、食道、肝臓、結腸・直腸と女性の乳房であり、アルコール飲料、飲料中のエタノール、飲酒と関連して発生するアセトアルデヒドの3つを、発癌物質と結論づけています。

時々飲酒しているグループと比べると、男性では、アルコール摂取量が日本酒にして1日平均2合未満のグループでは、がん全体の発生率は高くなりませんでした。

一方、飲酒の量が1日平均2合以上3合未満のグループでは、がん全体の発生率が1.4倍、1日平均3合以上のグループでは、1.6倍でした。(なお、日本酒1合と同じアルコール量は、焼酎で0.6合、泡盛で0.5合、ビールで大ビン1本、ワインでグラス2杯(200ml)、ウイスキーダブルで1杯です。)

この結果をもとにして、平均1日2合以上のような多量飲酒に起因してがんになる、すなわち、多量の飲酒を避けていれば何らかのがんにかからなくてすんだ割合を推計したところ、13%でした。

過度のアルコール摂取で進む老化

往年の過度のアルコールにより、肝臓、脳をはじめ様々な器官を傷つけ、老化がすすむことも最近の研究でわかってきています。

下記は35歳の女性、ビバリー・ピッコラーさんが毎日大量のビールを飲んだ結果、肝臓疾患やてんかん等から老女のような姿にいたってしまった写真です。一般に女性の方が男性よりもアルコール依存症の進行が2倍早いと言われています。

お酒は美容には良くありません。その理由は…

肌のたるみが気になるお気持ち、共感いたします。皮膚への主な影響として、乾燥や冷え・ストレス・タバコ・睡眠不足・紫外線などが挙げられます。

アルコールを多量に飲むと深い眠りが妨げられ、翌朝、顔がむくみやすくなります。アルコールを分解する際にビタミンが使用され、体内のアミノ酸も少なくなるほか、女性ホルモンがアルコールの分解を抑制するとも言われています。このようなことから、アルコールと皮膚のたるみは関係あるといえるかもしれませんね。

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