すさまじい爆発で飛行船は粉々になり、残骸は約50メートル四方にわたって飛散した。風車と水槽が破壊され、判事の花壇も台無しになった。同船に搭乗していたのは操縦士一人とみられている。遺体の損傷はひどかったもののほぼ全身が回収され、この操縦士がこの世の者ではないことがわかった。 同町で米軍通信機関に勤め、天文学の権威でもあるT・J・ウィームス氏の意見によると、この操縦士は火星人ということだ。操縦士が身につけていた書類は航行日誌とみられているが、未知のヒエログリフのような文字で書かれていて解読はできていない。船体は見る影もなく大破しているため、その構造や動力については何もわかっていない。アルミと銀の合金のような未知の金属製で、重さは数トンに達するとみられる。現在同町にはこの墜落事故を一目見ようとする野次馬や、残骸から変わった金属の標本を捨い集めようとする人たちがつめかけ、ごったがえしている。操擬士の葬儀は明日正午に執り行われる。
署名 E.E.ヘイデン

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