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【図鑑】 アゲハチョウの仲間 全13種類 (特徴、餌、生息地など)

アゲハチョウの仲間、特徴、餌 などについてまとめました。その他の昆虫も種類別にまとめています。

更新日: 2014年11月02日

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ウスバアゲハ亜科

Luehdorfia japonica
大きさ (前翅長)27-36mm
時 期 3-4月
分 布 本州

黄と黒のしま模様が目立つ、原始的なアゲハチョウの仲間。普通のアゲハよりも小さく、モンシロチョウよりはやや大きい。
年1回、4月頃にのみ現れ「春の女神」と呼ばれる。低山地の落葉広葉樹林で見られ、スミレ、カタクリなど、いろいろな花で吸蜜する。晴れた風の弱い日の午前中に飛ぶことが多い。近年は生息地が減っていて、限られた場所でしか見ることができない。幼虫の食草は、カンアオイ、ミヤコアオイなど。

Parnassius glacialis
大きさ (前翅長)26-38mm
時 期 4-5月
分 布 北海道・本州・四国

シロチョウという名が付いているが実はアゲハチョウの仲間。
半透明のはねを持ち、少しバタバタした感じで飛ぶ白いチョウ。モンシロチョウよりもやや大きく、胴体には細かい毛がはえている。
年1回、5月頃にだけ見られる。 林の周辺や畑で見られ、ネギボウズやレンゲなど、いろいろな花でよく吸蜜する。北方系のチョウで、西南日本では分布が限られる。
幼虫の食草は、ムラサキケマン、ヤマエンゴサクなど。

アゲハチョウ亜科

Atrophaneura alcinous
大きさ (前翅長)42-60mm
時 期 4-10月
分 布 本州・四国・九州・沖縄

オスは黒色、メスは黄灰色のアゲハチョウ。胴体に、黄色~赤色の毛を持つ。
広い地域に分布するが、見られる場所は、幼虫の食草であるウマノスズクサのはえている草原やその周辺に限定される。
体内に毒を持っていて、鳥などに食べられるのを防いでいる。そのせいか、ほかのアゲハチョウにくらべると、あまりはばたかずにゆったりと飛ぶ。

Graphium sarpedon
大きさ (前翅長)32-45mm
時 期 5-9月
分 布 本州・四国・九州・沖縄

黒地に青白い筋が一本入ったスポーティなアゲハチョウ。
飛翔力が高く、早いスピードで、樹木や花のまわりをめまぐるしく飛び回る。オスは、湿った地面で吸水することも多い。幼虫は、公園や校庭によく植えられているクスノキを食べるので、大都会の真ん中でも普通に見ることができる。
南方系のチョウで、西南日本では極めて普通に見られるが、本州中部以北ではあまり多くなく、秋田県あたりが北限となる。

Graphium doson
大きさ (前翅長)40-50mm
時 期 4-9月
分 布 本州・四国・九州・沖縄

黒地に、黄白色(沖縄・八重山亜種では青白色)の斑紋状の帯が何本もある美しいアゲハチョウ。
山地の渓流沿いや神社などで見られる。オスは、湿った地面で吸水することが多い。
幼虫は、オガタマノキ、タイサンボクなどの葉を食べる。
南方系のチョウで、三重県以南で見られる。
(写真は、西表島で撮影した沖縄・八重山亜種)

出典www.ne.jp

Papilio machaon
大きさ (前翅長)36-70mm
時 期 3-11月
分 布 北海道・本州・四国・九州

その名のとおり、やや黄色っぽいアゲハチョウ。前翅の付け根が黒くなっていることで、普通のアゲハと見分けることができる(普通のアゲハでは縞模様になっている)。
都会の真ん中で見ることは少ないが、少し郊外へ出れば、明るい草原で花を求めて飛び回っているのをよく見かける。オスは開けた山頂部で占有行動をとる。
幼虫はセリのほか、ニンジン、パセリ、ミツバなどの野菜系の葉も食べるので害虫扱いされる。

出典www.ne.jp

Papilio xuthus
大きさ (前翅長)35-60mm
時 期 3-11月
分 布 北海道・本州・四国・九州・沖縄

もっともなじみ深いチョウのひとつ。都会の真ん中から山地まで、様々な環境で見ることができる。
あまりに普通種すぎて見過ごしがちだが、はねのデザインはとても美しい。
幼虫は、ミカンやカラタチの葉を食べる。緑の少ない街なかでも、ミカンの鉢植えさえあれば、このチョウがどこからか飛んできて卵を産んでいく。

Papilio memnon
大きさ (前翅長)60-80mm
時 期 5-9月
分 布 本州・四国・九州・沖縄

尾錠突起を持たない大きなアゲハチョウ。オスは黒一色、メスは翅の基部が赤色で白色紋がある。
メスの白色紋は、南下するにつれて発達する。
ゆるやかに飛び、いろいろな花で吸蜜する。市街地でも見られる。
幼虫はミカン、ダイダイ、カラタチなどの葉を食べて育つ。
南方系の種類だが、近年、分布を北に拡げており、関東地方や北陸南部にまで進出している。

Papilio helenus
大きさ (前翅長)50-75mm
時 期 4-10月
分 布 本州・四国・九州・沖縄

真っ黒で、後翅の白い紋が目立つ、大きなアゲハチョウ。
林の周辺をゆったりと飛び、花で吸蜜したり、地面で吸水したりする。大きい分、はねが丈夫なのか、小雨の中でも平気で活動しているのをよく見かける。
南方系で、西南日本に多く、関西周辺では都市郊外でもよく見られる。紀伊半島の海岸沿いの林や人家の周辺では極めて個体数が多い。
幼虫の食草はカラスザンショウなど。

Papilio protenor
大きさ (前翅長)45-70mm
時 期 4-9月
分 布 本州・四国・九州・沖縄

黒っぽい大きなアゲハチョウ。
樹木が茂ったところなど、やや暗い場所をフワフワゆったりと飛ぶ。街なかから山地まで、黒いアゲハの中では一番普通に見られる。山道では湿った地面で吸水するのをよく見かける。
幼虫は、普通のアゲハチョウと同じくミカンやカラタチの葉を食べる。普通のアゲハより暗い場所を好むので、ミカンの鉢植えを日陰に移動させると、このチョウが卵を産みにくる確率が高くなる。

Papilio macilentus
大きさ (前翅長)47-68mm
時 期 4-9月
分 布 北海道・本州・四国・九州

黒くて、クロアゲハによく似るが、はねがやや細長いアゲハチョウ。尾状突起が少し内側に湾曲している。
山地の渓流沿いなどで見られ、オスは湿地で吸水することが多い。ツツジやクルマユリなどの花で吸蜜する姿もよく見かける。
幼虫は、コクサギ、サンショウ、カラスザンショウ、ツルシキミなどの葉を食べる。

出典www.ne.jp

Papilio bianor
大きさ (前翅長)45-80mm
時 期 4-9月
分 布 北海道・本州・四国・九州・沖縄

黒っぽく、はねの表が緑色~青色に輝いて見える美しいアゲハチョウ。輝きの強さは、見る角度によって微妙に変化する。
都会には少なく、郊外でよく見られる。山道の湿った地面で吸水していることが多い。また、ツツジなどの花でよく吸蜜する。
幼虫の食草は、コクサギ、サンショウ、キハダなど。

出典www.ne.jp

Papilio maackii
大きさ (前翅長)38-75mm
時 期 4-9月
分 布 北海道・本州・四国・九州

青緑色に輝く、美しいアゲハチョウ。カラスアゲハに似るが、より色彩が鮮やかで美しく、前翅の表面に白っぽく輝く線が入っていること、後翅の裏面に白い帯があることで見分けられる。
山地性で、緑深い山奥の渓流沿いなどで見られる。アザミなどの花で吸蜜したり、地面で吸水していることが多い。
幼虫の食草はキハダ、カラスザンショウ、ハマセンダン。

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