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社会人御用達のビジネス用語「精査」の正しい意味と使い方

『そのドキュメント、精査しておいて』『ご精査願います』など、会社やビジネス文書、ビジネスメールでよく用いられる「精査・精査する」とは、どんな意味があるのでしょうか?この言葉の辞書的な意味と実際の使われ方をまとめます

更新日: 2016年02月12日

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springspringさん

-ビジネスシーンでよく出てくる「精査」という言葉

-ちなみに「精査」の読み方と一般的な意味とは

【読み方】
「精査」の読み方は《せいさ》

【意味 ① -チェックすること】
完成したものの内容が正しいかどうか確かめること

【この意味の場合の類義語・同義語】チェック・精察・監査・監察・検視 ・検閲・目を通す・校閲・校正・添削…など。

【意味 ② -判断材料のため調査すること】
物事に対して判断するためによく調べて考えること

【この意味の場合の類義語・同義語】調査・検討・吟味…など。

【反対語】
「精査」の反対語は「通覧(つうらん)」「瞥見(べっけん)」

どちらも、"短時間でざっと見る"という意味がある。

【「精査する」を英語で表現すると】
examine や investigate など

どちらも、"詳しく調査する"という意味がある。

-そして「精査」の使い方・例文は

『調査結果を精査する』

他にも『感染原因を精査する』『火災現場を精査する』など。ビジネス文書や公文書で多く使われる。

『レジ精査をする』

レジの金銭をチェックをすること。

-ビジネスシーンで「精査」が使われる3つのケース

▷ ケース① 社内で使われる「精査」

「精査」という言葉は、主に計画書とか申請書、報告書、バランスシート、設計図のような書類に対して使います

『このドキュメント、精査しておいて』と言われたら、『このドキュメントに間違いや抜け漏れが無いか、よく調べておいて』という意味として受け取って、まず問題ありません

つまり"完成したものの内容が正しいかどうか確かめること"という意味。

会社や人によっては、言葉や文章を整えたり、読みやすくする(つまり編集する)ことを「精査(する)」ということもある

※校閲・校正・添削のほうがふさわしい表現。

▷ ケース② 取引先とのメールで用いられる「精査」

取引先からのメールに『精査してください』と書かれていることがある

見積書等、内容をよく見て判断してもらいたい文書には「精査」が使われる

〈例文〉
『よろしくご精査ください』
『よろしく御精査のほど願います』

※「査収」に「ご」をつけることで尊敬語になり、敬語表現になる。

「精査」を使うと、「査収」よりも"よく見て吟味してください"、すなわち、"判断するためによく調べて考えてください"という意味が含まれる。

▷ ケース③ 上司が部下に対して用いる「精査」

例えば、上司が部下に対して「情報を精査し、解決策を考えるように」というような表現

要は、リーダーが判断しなくても、「三人寄れば文殊の知恵」で、何かいいアイデアが出て来るはずだ、ということ

特に大企業で好んで使われる表現。稟議同様、責任の所在を曖昧にする効果がある。

-というわけで

ケースに応じて、どういう意味があるのか「精査」しましょう!

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