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ウードの音色が魅力的! 至高のアラビアン・ジャズ

日本では普段ほとんど耳にすることのないアラブ音楽文化圏の伝統的な楽器・ウードと、西洋音楽とアフリカ音楽が影響しあって発展したジャズ。アラブ音楽の魅力である微分音をジャズに持ち込み、まったく新しいグローバルな音楽を作り出しているアラブ音楽圏の主要奏者6者を紹介します。

更新日: 2015年02月11日

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アラブの魅力的な民族楽器、ウード

ウード(アラビア語:عود‎、英語:oud)は、アラブ音楽文化圏で使われる弦楽器。

アラブ音楽を象徴し「楽器の女王」とも呼ばれる弦楽器ウードは、日本の琵琶や西洋楽器のリュートの祖先として知られ、とても長い歴史を持っています

フレットがないため微分音を演奏することも可能であり、その特徴があの独特な響きを生み出している

ウードはイラクで特に長い伝統を有しており、イラクでは「その音楽には国の魂が宿る」と言われている。 9世紀のバグダードの法学者は楽器の持つ癒しの力を称賛し、19世紀の作家のムハンマド・シハーブ・アッ=ディーンは「情緒を平静に置き」「心を落ち着けよみがえらせる」と述べた

現在でも西アジアから北アフリカまでの広域で使用されています

▼ ウードジャズ ミュージシャン&音源紹介

このまとめでは、そんなアラブの伝統楽器ウードと、ジャズの融合を試みているアラブ音楽圏の主要ミュージシャンたちを紹介します。

ラビ・アブ・カリル

1957年レバノン・ベイルート生まれ、4歳からウードを演奏し始めた。

ラビ・アブ・カリル、ラビーウ・アブーハリールはレバノン出身のウード奏者で作曲家

70年代の後半にドイツへ渡り、80年代初頭にレコード・デビューを果たした彼は、アラブ音楽と西洋音楽との接点を探る音楽をテーマとして活動して来ました

内戦を避けてヨーロッパに渡り、そこで西洋音楽を学んだという経歴の持ち主です。

ブラスセクションを従えたラビ・アブ・カリル代表曲のひとつ。
ウードソロは5:30頃から。

パーカッション2名、ベース、サックスとのクインテットが演奏するアラビアン・ジャズのこの破壊力!

アヌアル・ブラヒム

1957年、チュニジア出身の作曲家/ウード奏者。

1980年代後半には自国でアラブ音楽に民族音楽、ジャズを融合したスタイルを確立し、1991年以降に録音し始める

強烈なトリップ感覚というのはないけれど、だからこそ、耳をそばだてて聴くほどに多彩なイマジネーションが浮かんでくる

欧州随一のジャズレーベル、ECMから何枚かのアルバムをリリース。異色の「ウード・ジャズ」ながら、高い評価を得ています。

アヌアル・ブラヒムのウードの音色は、目をつぶってきいていたらこころの中からいずみが沸いてきて体中にしみてきて潤っていくような気持ちになってくる

アラブの太鼓ダラブッカの響きも独特で気持ちが良い。サックスの音色にも透明感がある中東ジャズ。

ウードのあたたかい音色が郷愁を誘う、至高のソロ。

エイモス・ホフマン

1970年エルサレム生まれ、テル・アビブを拠点に活動するギタリスト/ウード奏者。

90年代前半ニューヨークに移住後は、ベン・ウルフ、ジェイ・コリンズ、ジェイソン・リンドナー、デュアン・ユーバンクス、さらには時を同じくしてニューヨークにやって来た同郷人のアヴィシャイ・コーエン(b)、オメル・アヴィタルらと共演を行なった

近年注目を浴びるイスラエルのジャズマンのひとり。

中近東音楽に対する理解も深く、ウードやネイ(尺八風の縦笛)といった民族楽器も演奏する

弦楽器ウードが、アラビア音階を妖しく響かせる。たまらない快感が身体を通り抜ける

適度にキャッチーでポップなアラビアン・ジャズ。

ハイグ・ヤズィアン

アルメニア系シリア人のウード奏者であり作曲家。

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