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佐野史郎の"冬彦伝説" -脇役が主役を喰ったあの日-

今から22年前に俳優の佐野史郎は時の人になりました。脇役でしかないはずの演じていた"冬彦さん"が話題になり視聴率はうなぎ上り。この現象にTBSは冬彦さんの出番を増やすという異例の対応をしました。脇役が主役を喰ったのです。

更新日: 2016年05月26日

道楽生活さん

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"脇役が主役を喰う" 信じられない事態が発生した 最終回の視聴率は34.1%

ドラマは当初「ロミオとジュリエット」のような切ないラブストーリーになる予定で、冬彦もマザコン設定ではありませんでした。

しかし血が出た冬彦の指を吸う野際のアドリブから、急きょマザコンに変更。夜中に下唇を突き出してうなったり、木馬に乗ったりする佐野の怪演ぶりが評判になっていきます。

劇中で示された特異なマザコン男性像は「冬彦さん現象」と言われる一大ブームを作り、初回は13.0%しかなかった視聴率は、最終回では34.1%をマーク。

1992年の民放連続テレビドラマの中で最高視聴率となった。しかし、前半の回の数字が低く、初めて20%以上を記録したのが第8話であったため(第8話以降は全話20%以上を記録)、全体の平均視聴率は20%に届かなかった。

「マザコン」「冬彦さん」は、この年の流行語に選ばれた。流行語大賞の授賞式には佐野と野際が出席している。

本来脇役のはずの冬彦さんがDVDのパッケージに

今だったら「なぜこうなった」といわれてもおかしくはない

本来"冬彦さん"は脇役でしかなかった

まさかの"冬彦さん現象"が発生

『ずっとあなたが好きだった』(ずっとあなたがすきだった)は、1992年7月3日より9月25日まで毎週金曜日22:00 - 22:54に、TBS系列の「金曜ドラマ」枠で放送されていた日本のテレビドラマ。主演は賀来千香子。

ストーリーそのものは「昔の恋人(布施博)と結ばれなかったヒロイン(賀来千香子)が、マザコン男(佐野史郎)と結婚したが、夫や姑(野際陽子)の身勝手な振る舞いに耐え切れなくなり、昔の恋人とヨリを戻す」というもの。

一つ間違えば"迷走しているドラマ"になってもおかしくはなかった。

しかし放送が進むにつれ、視聴者はそれとはちがう部分に注目し始めます。

観る人は、佐野さん演じる「冬彦」 という人物の、あまりの奇怪な姿から目が離せなくなってしまったのです。

このことは視聴率にも表れていて、初回放送が13%と低かったのに対して、その後の冬彦さんブームにつれて上昇していき、最終回に至っては34.1%を記録しました。

この数字は92年度のドラマ最高視聴率にあたるのですが、ドラマ前半の視聴率が低かったために、全体の平均視聴率は20%に届きませんでした。

路線変更して92年度のドラマ最高視聴率とはこれは英断といえるだろう

当時のトレンディドラマ全盛時代においては、特にヒットする要素はないように思われたが、佐野や野際の強烈な演技が話題となり、じわじわと視聴率を上げた。

劇中で示された特異なマザコン男性像は「冬彦さん現象」と言われる一大ブームを作り、初回は13.0%しかなかった視聴率は、最終回では34.1%をマーク。

また後年、君塚が自著で「自分は愛についてのドラマを書いたつもりである」「佐野が評判になったため、当初作っていたプロットから大幅に変更し脚本を書き直して冬彦の出番を増やした」と述べている。

視聴者は冬彦さんに釘付けに

冬彦という人物は、表向きは超エリートで、超一流会社に勤務しています。 しかしその母親が狂気に満ちていて、常に息子のそばを離れず自分と息子は一心同体だと思っています。

その結果、息子の方も極度のマザコンになってしまっており、 人格もおかしくなっています。 例えば、世界中の蝶の標本を集めるというのが趣味だったり、部屋の中には、大人になった今でも木馬があって、ときどきそれに乗ってゆらゆらと遊んだりもします。

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道楽生活さん

ロトで高額当選して海外逃亡して『日本人やめました』という本を書き上げたいです。地球を3周してone!と叫びたいです。1周目はスターアライアンスで1周。2周目はoneワールドで1周。3周目はスカイチーム