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もし飛行中のヘリコプターのエンジンが停止したら!緊急時の対処法とは?

航空機のエンジンが突然停止したらどうなると思いますか?簡単に「墜落」しないように安全設計がされていました。

更新日: 2015年01月07日

easy_to_goさん

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ヘリコプターのエンジンが突然停止してしまったらどうなる?

エンジン停止=即『墜落』のイメージはあるが

エンジンが停止した時の『オートローテーション』

ヘリコプターのエンジンが上空で停止した場合、オートローテーションというシステムで着陸を試みます。

ヘリコプターでは、重大な故障に際しての緊急着陸に際してオートローテーションに移行する。

エンジン故障などによって動力を失ったヘリコプターでもすぐには墜落しないように、オートローテーション(自動回転)と呼ばれる飛行方法によって緩やかに降下できるよう工夫されている。

ヘリコプターは基本的には、エンジンが止まってプロペラ(ローター)が駆動しなくなっても、オートローテションというシステムで、滑空するように降りることができるようになっている。

不時着のための重要な技術であるため、回転翼機の操縦訓練における必須項目である。

ただし、全ての飛行状態でオートローテーションが行える訳ではなく、前進速度や高度が不足している場合、墜落してしまう可能性もある。

オートローテーションはひじょーに高い確率で墜落します。しかし、上空でエンストをした時はオートローテーションが出来るのであれば、助かることが多いです。

エンジンが上空で停止した場合でも高度が500m以上あれば安全に着陸できます

実際には、前進速度と高度の関係には制約があり、前進速度が不足する場合はより高い高度が、高度がない場合は早い前進速度が必要になる。
この関係を「デッドマンカーブ(H-V線図/高度-速度包囲線図)」といい、機体ごとにオートローテーション可能な速度などが定められています。

滑走路や平らな平原であれば比較的安全ですが、街の上空や荒地では安全な着陸ができない場合があります。

実際の動きはこんな感じ

上からゆっくり着陸するのではなく、滑り込むように着陸する。

オートローテーションの仕組みは?

回転翼機のローターを、エンジントルクを使わず抗力で自然に回転させる

抗力とは、液体や気体の中を移動する物体にはたらく力の、流れの速度に平行な方向で同じ向きの成分。流れの速度方向に垂直な成分は揚力。

下側から空気を受けることによってローターが回り、そのローターの回転によって滑空して着陸を試みる事になる。

パイロットは、エンジンが停止した場合、ただちにCP(コレクティブピッチ)レバーを操作してプロペラ(ブレード)をフルダウンにし、機体を少し傾けて機体が回転しないよう方向を定めます。

機体の降下によりローターが回り、そのローターの回転により揚力が得られます。つまり、基本的にはエンジンが止まった飛行機が滑空しているのとほぼ同じ状態になります。

当然エンジンが突然停止するような事はあってはならないことだけど、エンジンが突然止まった場合もオートローテーションにより滑空して着陸することができます。
ただし、確実に安全に着陸できる訳ではないため、普段からアクシデント予防する点検などを確実にお願いしたいですね。

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easy_to_goさん



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