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勉強ができる人は知っている!「反復復習」が記憶力を高める

小学生・中学生・高校生、そして社会人。(受験)勉強が得意な人は、予習より復習、特に反復復習を重視しています。それは「短期記憶と長期記憶の特性」と「エビングハウスの忘却曲線」を知っているから。これらを活用した勉強方法は、特に英単語のような暗記モノで効果的です。暗記モノが覚えられない人は参考にしては?

更新日: 2016年02月12日

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springspringさん

◆勉強の「復習」をしない子供は結構多い

勉強には、授業の下調べをする「予習」と、授業で学習したところをおさらいする「復習」がある。

特に勉強ができない、苦手な子ほど、「復習」をしていない。

せっかく、授業で「わかった」、「なるほどな」と思っても、復習しないと本当の知識として定着しません

ある試算では「復習は、予習の5分の1の時間で、同じ情報量を吸収できる」ともいわれています

記憶を定着させるためには、一度で覚えるのではなく、【反復復習】を繰り返して覚えるという姿勢が大切です

◆(受験)勉強が得意な人は、ほとんどが「復習重視」型

勉強(特に受験勉強)が得意な人ほど、「復習」に力を入れている。

塾や予備校が「復習重視」型である場合もあれば、無意識のうちに「復習重視」型になっているケースも多い。

受験を指導している多くの塾や予備校でも「復習主義」を掲げています

中学受験で有名な塾、日能研や四谷大塚も復習重視です

※これらの塾では、定着度を測るためのテストが繰り返し何度も行われることでも有名。

勉強ができる生徒は復習を重視していますし、復習はとても大事なことなのです

◆勉強が得意な人だけが知っている「復習」が大切な"2つ"の理由

有名大学に合格するような勉強が得意な人は、この2つの特性を知っており、さらに【反復復習】を重視している。

① 「短期記憶と長期記憶の特性」⇒次の日には忘れるという事実

「短期記憶」を、いかに効率よく「長期記憶」化させるかが、特に受験勉強ではカギとなる。

私たちが寝ている間に、脳は日常たくわえられた情報を、「これは必要な情報」「これは必要ではない情報」と取捨選別しています

※だから授業で聞いた内容は、基本的に翌日には忘れやすくなっている。

学校の勉強で学ぶことは、いずれ将来的には生きることに役立つかもしれませんが、当面生きるうえでは「必要ではない情報」です。だから長期記憶に残りにくいのです

※ここで次の日に【反復復習】すると「長期記憶」に残りやすくなる。

つまり、脳科学的に見れば、「いくら勉強してもなかなか身に付かない」「覚えられない」というのは、きわめて自然なことなのです

しかし、仮に毎日同じ項目を【反復復習】すれば、脳は「これは毎日入ってくる情報だから、必要な情報なんだな」と勝手に思ってくれて、「短期記憶」から「長期記憶」に移行させてくれます

※たとえば、どうしても覚えたい単語が20個あるならば、1日でじっくりと覚えようとはせず、1週間なり2週間かけて、毎日10分だけ時間を作って覚えた方が、結果的に覚えやすいとされている。

【反復復習】によって、ひとたび長期記憶に蓄積された情報は、さらに【反復復習】することによってつながりが強化され、より速く正確に思い出すことができるようになるのです

※「長期記憶」に蓄積された情報は、5年10年たっても覚えている。

② 「エビングハウスの忘却曲線」=忘れるペースはどのくらいか

ドイツの心理学者・エビングハウスが記憶力について研究をしたところ、記憶を定着させるためには【反復復習】をすればよいということを発見。

「エビングハウスの忘却曲線」は、記憶の忘却のペースと【反復復習】を行うことにより、どの程度記憶が定着するかを可視化したもの。反復を行うたびに、曲線の落ち込みが緩やかになるのが特徴。

「エビングハウスの忘却曲線」によると、意味のない言葉の暗記など、普通の単純暗記であれば、1時間後には56%、24時間で70%、48時間後には80%も忘れてしまいます

※基本的な考え方は「短期記憶と長期記憶の特性」と同じ。ただ「エビングハウスの忘却曲線」は、記憶の忘却のペースについて言及している。

【反復復習】、すなわち学習した単語やフレーズを、間隔を開けて何度も繰り返し復習することにより、記憶に定着します

学習した翌日に1回目(の復習)。その1週間後に2回目。さらに2週間後に3回目。さらに1カ月後に4回目のような復習スケジュールが、脳科学的に最も効率的です

※最初の復習間隔は"短め"、そして"徐々に間隔を長くしていく"のが、学習の効率を高めるためのコツ。

集中して覚えたいものは「短期記憶と長期記憶の特性」を利用して毎日同じ項目を【反復復習】するとよい。

さらに、その後「エビングハウスの忘却曲線」を活用して、定期的に【反復復習】し、"記憶のメンテナンス"を行なう。この繰り返しを行うことで、受験に必要な膨大な知識を頭に詰め込む。

◆このような事実を知っている人は、ほとんどが「復習重視」型

覚えたことを忘れないようにするには、忘れる前に復習を繰り返しして覚えるしかありません

毎日少しずつ【反復復習】を行うことで、脳の記憶力を使いこなすことができます

歳をとって記憶力が悪くなるのではなく、歳をとると、若いころのように【反復復習】をしなくなるだけなのだと断言する脳科学者もいる

◆ただし、もちろん予習は大切

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