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子育てたいへん! アメリカ大陸唯一の有袋類、オポッサム

カンガルーやコアラで有名な『有袋類』。一般的にはオーストラリア固有の動物群のように思われていますが、実はアメリカ大陸にも有袋類が生息しています。その動物の名はオポッサム。彼らの生き残り戦略とは──。

更新日: 2014年11月24日

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南北アメリカ大陸に生息する唯一の有袋類、オポッサム

オーストラリア大陸以外の大陸で唯一生息する有袋類。

有袋目オポッサム科の動物の総称。フクロネズミともいう。 60種以上から成る

一見ネズミのような姿ですが、カンガルーやコアラと同じく、メスがおなかの袋で子育てをする“有袋類”の仲間です

一般に有袋類はオーストラリアに生息するものがよく知られるが、オポッサムは北アメリカ大陸から南アメリカ大陸にかけて生息する

オポッサムの仲間は水辺にくらすものや森林、民家周辺でも見られ、繁栄しています

ネズミに似た外見をしていることから、フクロネズミとも呼ばれる

木に巻きつけてぶら下がることができる長い尾が特徴。

オポッサムの子育て

12–14日程度という非常に短い妊娠期間を経て、胎児の状態で出産される

生まれたばかりの子どもは大きさがミツバチほどしかない。赤ん坊はすぐに母親の腹の袋にはい込み、そこで成長する

1度に20匹もの子どもが生まれるが、生き残ることができるのは半分以下である。母親の袋にたどり着くことさえできないものもいる

赤ちゃんはすこし大きくなるとお腹の袋から出て、お母さんの背中で過ごすことが多くなります

子供たちをおんぶするオポッサムのお母さん。

可愛い子供をおんぶするのは、嬉しい反面大変でもある。子だくさんのオポッサムさんちは、その大変さもかなりのもの

有袋類の歴史

有袋類の祖先はヨーロッパ大陸など、ほとんど全世界に広がっていました

全世界で、かつて有袋類が生きていたことを示す化石などが見つかっています。

有袋類は有胎盤類より先に出現し、その後に現われた有胎盤類により生態系の位置を奪われた。しかしオーストラリア大陸と南アメリカ大陸は他の大陸から遠く隔絶していたため、ユーラシア大陸の有胎盤類はこの2大陸に侵入できず、この地域のみ有袋類の世界が残った

南アメリカ大陸はオーストラリア同様、長く他の大陸からは隔絶していたため、有袋類が生き残っていました。

300万年前、北米と陸続きになったことがきっかけとなり、オポッサムの仲間以外のほとんどの有袋類は絶滅してしまいました

他の大陸と陸続きになったオーストラリア大陸以外の大陸では、現生哺乳類の主流である有胎盤類によって生態系の地位を奪われ、ほとんどの有袋類は絶滅してしまいました。

しかし、オポッサム類だけは生き残り、逆に陸橋を通って北アメリカ大陸に進出している

オポッサムの生き残り戦略① …『死んだふり』

死んだふりをするオポッサム。

オポッサムの得意技「死んだふり」。動く獲物にしか興味を示さないネコ科の動物の習性を利用して難を逃れる奇策

オポッサムは天敵の攻撃を受けると、まったく身動きをしない「死んだふり」をして危険から逃れます。

犬やキツネなどに狙われると、目を閉じるか虚空を見すえながら、ばったりと横向きに倒れたり、地面に横たわったりする。舌まで出し、本当に死んだように見える

オポッサムは死んだふりをしている時に、腐った肉のような匂いを出しているという。腐った肉を食べる動物があまりいないため、効果はある

オポッサムの生き残り戦略②…『驚異的な繁殖力』

母親のお腹の袋の中でお乳を吸うオポッサムの赤ちゃん。

シロミミオポッサムの場合、ほ乳類最短のわずか12日間という妊娠期間で、一度に20匹もの子供を産みます

1回に10頭以上の幼獣を産み1回に56頭の産んだ記録もある。しかし乳頭の数が足りないため、多くの幼獣は乳が飲めず命を落とす

哺乳類としては非常に多産で知られ、一度に20匹程度の赤ちゃんを産みます。

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