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古舘伊知郎はなぜ「報道ステーション」を辞めたのか?

2016年3月、テレ朝の「報道ステーション」をついに降板した古舘伊知郎氏。そもそもの始まりは2014年9月5日の報ステで現れた奇妙なテロップからでした。

更新日: 2018年01月20日

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Mark818さん

きっかけは2014年9月5日放送での不思議なテロップ

番組ではスポーツ関連のニュース終了し、エンディングテーマ曲がフェードイン。ここで古舘伊知郎氏は、レギュラーの小川彩佳アナウンサーが夏休みの間、竹内由恵アナウンサーが代行で出演する旨を告げます。

テロップはこの場面で表示される。

テロップでは
「原発関連のニュースをきょうも放送できませんでした」
「時間がなくなったからです。申し訳ありませんでした」
と2行に渡り原発関連ニュースを報じなかったことを謝罪した。

稚拙な文章というか子供の作文レベルで、当初のネットでの反応は「レベル低い」「こういうのチェックしないの?」といった書き込みが多かったのですが・・・

特に「時間がなくなったからです」の一節には、多くのネットユーザーからツッコミが入ることとなった。

番組の予定を変更した場合、「放送時間の都合上、予定を変更してお送りしました」といった定型文的な固い言い回しのテロップが表示されるのが一般的である。

また、「時間がなくなったからです」ほどではないが、「きょうも放送できませんでした」もやや口語調であり、日本を代表する報道番組のテロップとしては不可解である。

「報道ステーション」ディレクターとして、原発問題の取材を続けていた岩路真樹さんが自殺で亡くなったことを、ジャーナリストの今西憲之氏が自身のブログで明かしており、テロップは岩路さんへの追悼文なのではないか、といわれています。

「時間」は「じま」とも読めるため、「路真」(岩路氏の名前の一部)を意味しており、テロップは岩路さんへの追悼文なのではないか、というわけだ。

仮にそうだとすると、テロップは「原発問題の取材を続けていた岩路氏が亡くなったため、原発関連のニュースをきょうも放送できませんでした」という意味となり、事情を知っている者には意味が通じる、一種の暗号的な追悼文となる。

とても正義感が強い人で、権力からの圧力をいちばん嫌っていた人。原発問題ではその後の福島がどれだけ危険か、現地で徹底的に取材をしていた。だが、もともと東電は『報ステ』のスポンサー。“反原発”企画が通りにくい現状に不満を抱いていた

古舘氏も同様に、原発に関わるニュースの扱いに制限があることを不満に思っているようで・・・

明らかに古舘も局サイドに不満があり『もうやめたい』と漏らしていた。11年ぶりに単独トークライブを再開するのは、『報ステ』後を考えた“就活”ともいわれている

2014/9/10 原子力規制委員会委員長の会見内容を誤って放送

『報ステ』は原子力規制委員会が鹿児島県の川内原発再稼働に事実上のGOを出す判断をした問題を取り上げ、規制委の田中俊一委員長の会見での受け答えを紹介したのだが、その中で、「竜巻のガイド(審査基準)を修正した」ことを「火山のガイド(審査基準)を修正した」と間違って報道した。

 また、「(川内原発は)火山活動の影響が及ばない」と判定した問題で、田中委員長は記者の質問に回答していたのに、同じ質問の繰り返しに「答える必要がありますか? なさそうだから、やめておきます」と拒否した部分だけを放映したことが判明。「反原発の方向へもっていこうと恣意的に編集した」というバッシングが巻き起こったのだ。

テレビ朝日の吉田社長が30日、「報道ステーション」の報道に関して謝罪。「恥ずかしい」

この問題については、BPOの放送倫理検証委が審議対象としたことを発表しています。
またテレ朝は10月末に、報ステでの原発を巡る誤報で社員4人を処分したとのことですが…。

2014/9/11 朝日問題、慰安婦報道の検証番組をめぐる批判

朝日問題、慰安婦報道の検証番組をめぐる批判。
朝日新聞が吉田証言の撤回を掲載してから一カ月以上も「報ステ」がこの問題にふれなかったことで「逃げているのか」という批判の声が巻き起こったが、9月11日に検証番組が放映されると、今度は内容に対して「謝罪していない」「開き直り」と苦情が殺到した。

2014/10/1 古舘氏がコメントし始めた途端CMに切り替わる珍事

1日放送の「報道ステーション」(テレビ朝日系)で、司会の古舘伊知郎氏がコメントし始めた途端、突然CM映像に切り替わる珍事が起きた。

この日の番組では、衆議院本会議で安倍晋三首相が「再生可能エネルギーを最大限導入していくことは、安倍政権のエネルギー政策の基本であります」「再生可能エネルギーの導入目標については全体的なバランスを考慮して目標を設定して参ります」と、答弁する様子をVTRで放送。

VTRからスタジオの古舘氏に映像が切り替わったが、古舘氏が「この国の政策を真に受けて捉える…と!」と、カメラ目線でゆっくり語ったが、ここで突然CMに映像が切り替わった。

報ステ」での中継で、古舘伊知郎氏がイラ立ちを見せる場面があった。中継での米国ワシントン支局長との会話が、一部成り立たない場面があり、古舘氏は「今度ゆっくり電話で話しましょう」と、話を切り上げた。

204/11/26 仏像窃盗に「物質世界に執着はダメ」 古舘の「説教」に大反発

長崎県対馬市でまたしても起きた韓国人による仏像窃盗事件に日本中が激怒する中、ニュースキャスターの古舘伊知郎さんは、なぜかカメラに向かって仏の教えを説いた。

「仏教ってのはそもそも生きる上で物質世界にとらわれている、その執着をダメだよっていう教えでもあるんですけどね」

出典:ライブドアニュース

「その大般若経のことは分かりませんけど、般若心経の有名なお経で言うと、『とらわれることから離れなさい』と『こだわることを忘れなさい』と。こだわらない心、とらわれない心、そういうことを教えてくれるんですよね」
仏像が盗まれたと大騒ぎする日本人をたしなめるような発言に、違和感を覚えた視聴者は少なくないようだ。

また、古舘さんは事件について、「仏像が盗まれたというニュースばかり」と指摘。「経典が盗まれたということは、あまり執着が薄いんですよ。一番肝心なことはそっちに書いているんですよね」という。続けて「物に執着する我々みたいなのが浮き彫りになるんです。皮肉にも」と語った。

満足げに持論を述べた古舘さんだったが、視聴者からの賛同はあまり得られなかったようだ。ツイッターなどには納得できないという声がすぐに広がった。

「仏像をくれてやれってこと?」「取ったもん勝ちの無罪か?」と、容疑者をかばっていると受け止めた人から批判を浴びた。「そもそも仏教では盗みを禁じてます」「仏教には不偸盗(ふちゅうとう)という戒律がありましてね」など、仏教の理解が浅いという指摘もあった。

2014/12/19 古舘伊知郎氏が「報道ステーション」で日本人のわがままを指摘

18日放送の「報道ステーション」(テレビ朝日系)で、古舘伊知郎氏がアメリカとキューバの国交回復の話題について、わがままな日本人がいると語る一幕があった。番組では「犬猿の仲が一転 米・キューバが国交回復へ」と題し、アメリカとキューバの国交回復に向けた舞台裏に迫った。

恵村氏は「相手が大きければ大事にし、小さければイジめるというのであれば、アメリカの大きな矛盾と言える」と非難した。
すると古舘氏は、恵村氏が批難した“アメリカの矛盾した外交”について「わがままさだと思う」と話しはじめた。古舘氏は「アメリカほどのわがままさじゃないかもしれないけど、日本人の感覚として、キューバはキューバのままであって欲しいなとかね」「アメリカとうまくいってあのキューバならではの風情がなくなって、スタバとマックとスシローができちゃったらキューバのハバナに行きたくないとか、そういうわがままなこと言う人もいるわけですよ」と語った。

2015/1/29 ISIL(いわゆるイスラム国)特集に批判殺到

同番組はISIL側が「広報用」に制作し、公開し続けてきたプロモーション映像をふんだんに使用。海外メディアがこぞってこうしたプロモーション映像を報じることを自粛し続ける流れの中での逆行に、多くの視聴者から痛烈なコメントが殺到した。

同武装組織の主張に同調する内容はもちろんのこと、最近では人質救出交渉の邪魔になるという懸念から、ISILに関して報じること自体に、自主的な規制を強く行っている大手メディア。マスコミ各社も慎重なスタンスで足並みを揃えつつある中だっただけに、衝撃が大きかったようだ。

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