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猛毒を持つ悪魔【ヒョウモンダコ】が身近な脅威になりつつある

猛毒を持つヒョウモンダコは全国に生息域が広がっています。近年温暖化の影響であちこちで発見されており、もはや対岸の火事ではなく、身近な脅威になりつつあります。

更新日: 2018年04月24日

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神通百力さん

体長10cm程度のマダコ科ヒョウモンダコ属に属する猛毒のタコ。他のタコと同様に体色をすばやく変化させることができ、周囲の岩や海藻にカモフラージュする。
普段は地味な褐色だが、興奮すると全身に鮮やかな青い斑点や線の模様の明るい黄色に変化する。

本来の生息域は亜熱帯以南だが、九州の暖かい海にも多く発見されている。また近年温暖化の影響で生息域が広がっているとみられており、関東近海にも北上してきている可能性が高く、関係者は注意喚起を呼びかけている。

唾液に猛毒のテトロドトキシンを含むことで知られ、危険なタコとされる

青い小斑紋は変色するのできれいに見えます。サンゴ礁の岩穴や石の下などに生息しています。

咬まれると呼吸困難に繋がる麻痺を引き起こし、酸素不足から心停止に至ることがあります。死亡例もいくつか報告されています

▼もはや全国に広がっていると考えたほうが良いかも

日本でも太平洋側では千葉県以南、日本海側では兵庫県以南のいずれも外海に面した場所で分布が報告されていましたが、平成10年に内海である大阪湾でも初めて確認されました

兵庫県、大阪府、千葉県

横須賀市長井の磯で、毒性のあるヒョウモンダコ1匹が見つかった。従来の常識に反し県周辺で越冬している可能性があるという

神奈川県

福岡県の沿岸で生息しているのが確認され、北九州市でも平成22年4月に若松区で発見

福岡県

神奈川県茅ケ崎市の漁港で釣りをしていた男性が、岸壁から数メートルの海面を泳ぐタコを網ですくったところ、特徴的な青い斑点があるのを目にして、市農業水産課に連絡

神奈川県

宇城市三角町西港付近(有明海)の沿岸で、強力な神経毒(唾液腺にフグ毒のテトロドトキシン)を持った「ヒョウモンダコ」が発見

熊本県

白浜沖で頻繁に潜水調査を行っていますが、今年になって普段観察されないヒョウモンダコを複数観察する機会がありました

静岡県

▼もし刺されてしまったら?

毒は口で吸い出さず(飲み込むと危険です)、毒を絞り出し、病院へ運ぶ

傷口から毒を吸い出し、刺された部位と心臓の間で圧迫し、毒が全身に広がらないようにします。毒は飲み込むと危険なので、口で直接吸い出すのは止めましょう

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