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節約!セントラルヒーティングのパネルヒーター、効率的な使い方

使用方法がよくわかりにくセントラルヒーティング。電気料金や燃料費が上がるので、より効率的な使用に努めましょう。

更新日: 2015年11月10日

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tigermoniさん

セントラルヒーティングとは?

セントラルヒーティングとは建物の一ヶ所に設けた熱源装置から熱を各部屋に送って室温を上げる暖房システムです。 ボイラー等の加熱装置が温水を作り、各部屋にあるパネルヒーターに回され各部屋を暖かくするのが一般的な方式となっております。

この方式は各部屋や廊下間の温度差が小さくなり、結露が少なくなるほか、家全体を暖める場合には各部屋に暖房を設置するよりコストが安くすむなどのメリットがあります。

温度調節は、「パネルヒーターの目盛」と「ボイラーの設定温度」のどちらを動かせばいいの?

室温が設定温度以上になると、サーモバルブ内に組み込まれている感温体が熱膨張し、放熱器への温水の流れを絞ることで、室温の上昇が抑えられます。反対に室温が設定温度以下になると、感温体が収縮し、弁は自動的に開き、温水が放熱器に入り室温が上昇します。このような自動的な作動によって、室温は一定に保たれます。

写真では50℃が表示されています。

室温の調整は、基本的には各居室のパネルヒーターの取付られているサーモバルブで自動的に行われていますが、室温の変動はボイラーの出湯温度にも大きく影響されます。

住宅を効率よく経済的に暖房する方法として、サーモバルブの目盛を希望の温度に対応する数字にセットしたら、サーモバルブはそのまま触れないで、ボイラーの出湯温度を外気温に応じて調整する方法をおすすめします。

サーモバルブの目盛に対応する温度がわからないけど・・・

取り扱い説明書を見ましょう。必ず記載してあります。説明書がない場合は使用器種をインターネットで検索しましょう。それでもわからない場合は施工業者へ電話確認!

居間は6(22℃)、寝室は3(16℃)、子ども部屋は6(22℃)、トイレは4(18℃)、脱衣所は5(20℃)、玄関・通路は4(18℃)、未使用の部屋*~1(8~12℃)のように自分好みの温度に調節しましょう。結露する場合は温度設定を見直す必要があります。

こちらは0~5までの設定です。しかし、考え方は上の場合と同様です。『パネルがある室内を20℃にしたければ目盛を3にする』というように使用します。吹き抜けや居間に階段がある場合は、暖房効率は悪くなるので注意。

ボイラーの温度は何度にすればいいの?

ボイラー立ち上げ時の温度は50℃くらいが一般的なので、50℃設定で使用し、真冬に寒くなるようであれば、ボイラー温度を60℃に上げましょう。サーモバルブは希望する温度に対応する目盛で固定です。

省エネな使い方はあるの?

「室温を上げすぎず、24時間連続暖房する」ことがポイントです。24時間連続暖房は無駄遣いにも思えますが、室温の温度ムラを小さく抑えることができる温水暖房システムの長所を生かし、生活に支障がでない範囲で室温を抑え、その温度をずっと維持する方が、省エネになるのです。

暖房を止めるとその分の燃料を節約できますが、再運転の時はいつもの室温よりも高くなるまで上げないと寒く感じるため、結果としては省エネにつながりません。これは、室温が快適温度に回復するまでの間に空気の大きな対流が起きるとともに、建物自体も温度が下がっているため、温度以上にヒンヤリと感じるからです。

車の運転と同じように考えて下さい。速度が一定で走っているほうが燃費がいいのと同様です。

燃料代の節約のために、夜はボイラーを消しているんだけど?

暖房停止中に建物が冷えることでヒンヤリ感や、運転再開時には暖かい空気と冷えた空気が家の中で大きく対流を起こし、肌寒さを感じてしまいます。断熱レベルが高い住宅は特に、冬季間は連続暖房を行い、夜間は室温を下げてご使用される程度が理想と言えます。

また、湿度状況によっては、大きな温度低下は低温スペースで結露を発生させる危険もあります。ご使用されている地域や季節により異なりますが、室内の温度を出来るだけ均一に保つため、室内全空間を24時間暖房することをお勧めいたします。

使っていない部屋の温度設定はそうすればいいの?

パネルヒーターのバルブを完全にとめてしまうと、パネルが故障するということはありませんがお部屋ごとの温度差ができてとめてしまった部屋が結露してかかってししまうことがあります。

節約したつもりが逆に結露での補修に費用がかかることもありますので、完全には止めないで温度を低めに設定しましょう。凍結防止温度*に設定し、窓が結露するようであれば温度設定を上げる必要があるでしょう。

引用より一部改変

室温がサーモバルブの設定温度にならないのですが・・・

ボイラーの出湯温度が低いと考えられます。出湯温度を上げましょう。また、下の図のような状況下ではサーモバルブが熱を感知してしまい、上手く働いていない可能性があります。

サーモバルブは、パネルの温度を調整する大切な箇所です。近くに障害物を置いた、カーテン、おおいなどがかからないように注意して下さい。

サーモバルブは、周囲の温度を敏感に感知して作動するため、直射日光を避け、テレビ、電気スタンドなど、熱源となるものを近くに置かないで下さい。

お正月に2週間程留守にするんだけど・・・

不凍液が入っている暖房システムにおいては、凍結の心配がなくボイラーを止めても問題がありませんし、その間の燃料費は節約になります。

ただし、暖房を停止する事で水道管・給湯管等の凍結の恐れがあり、水抜き栓を開いても水抜きが完全に行われるとは断言できません。完璧を期すには、機械等を使った強制的な水抜きが必要となり、手間のかかる専門的な作業となります。

2週間程度の短期間の留守であれば、ボイラーや放熱器の温度設定を低温にし、暖房をつけたままの状態でお出かけいただいたほうがよろしいかと思います。

パネルヒーターにほこりがたまっている・・・ どう掃除すれば?

パネルヒーターの背面には、羽根のようなフィンやカバーがあります。掃除機で吸うよりも、市販のエアーダスター(気体スプレー)等でほこりを吹き飛ばしてお手入れするのがおすすめです。

また、お使いのパネルヒーターのメーカーによっては、専用のお掃除棒が販売されている場合もあります。

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