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(9/16更新)【巷で話題!?】「ハイテックフルオン」まとめ【ダンスミュージック】

最近一部で話題となっているものの、曲を見つけるのがなかなか困難と言われているクラブミュージックのジャンル「Hi-Tech Full On(ハイテック)」についてのまとめ。(定義が未だ定着していないため、筆者の独断と偏見も含まれます。)

更新日: 2017年09月16日

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Hi-Tech Full Onとは

Hi-Tech Full On(ハイテック)とは、Psychedelic Tranceの一種であるFull Onから発達したジャンル・スタイルの一つ。Full Onの要素に加え、一気に畳みかけるビーツやベースラインに多彩なフィル、そして近年大流行のElectricなサウンドや構成など非常に多くの要素が取り入れられており、名に恥じない高度な技術の結晶となっている。
成り立つ過程となったルートと思われる楽曲を辿ってみると、2006年頃には既に多くのフィルを使い、(当時はElectro系がまだ流行していなかったためか)Rave系のサウンドを多く取り入れたフルオンが存在しており、明確な発祥は不明である(以前よりHi-Techというジャンル名でフィルが多いDarkpsy系のPsycoreが存在し、そこから名前を取ったのではないかという説がある)。
最近では、人気音楽ゲーム『Beatmania』シリーズに日本のアーティスト・kors k氏の楽曲「Insane Techniques」、lapix氏の「Discloze」などが収録され、日本でも今後の展開が期待されるジャンルである。
著名なアーティストはMystical Complex、Blastoyz、Sokrates、Dapanji、Duo-Tech、Bassfactor、Bad Boys、BLiSS等。
上記のように「ハイテック」と言うと発祥が先である同名の別ジャンルが存在するため、明確に「Hi-Tech Full On」と表記するのが好ましいと思われる。

― 新譜情報

【9/15 Release!!】Dual Insanix - Shalom EP

― オススメの楽曲

イスラエルのグループ・Eddie ZaltsmanのMystical Complexによる人気楽曲「Kill them All」の続編。近年のハイテックの要素を結集したような楽曲であり、細かいところまで作りこまれ、的確にツボをついてくる展開は必聴。

「今ハイテックフルオンを知りたければこれを聴け!」とまで筆者が豪語するほど完成度を誇る楽曲。次々と畳み掛けるハードな展開の数々、近年のProgressive Psytranceに影響されたような突き抜けるベースドロップはもはや一つの完成形。

Ultra Sheriffのリミックスアルバムに採用された、BlastoyzとSokratesによるドアンセムなリミックス(筆者主観)。リミックスでは中盤に別ジャンルを盛り込むことの多いSokratesが某楽曲風のベースドロップをかましており、原曲のエモさが最大限に活かされている。

同じくBlastoyzによる、Skrillexの大人気ダブステップ「Scary Monsters And Nice Sprites」のBootleg。先ほどのよりも豪快に原曲を切り刻んでおり、原曲ファンをも感嘆させる構成。フリーダウンロードだったが、既に公開が終了されてしまった模様。

Mystical ComplexのKill Them All EP収録曲である「Who Am I」をSokratesがリミックス。フィルの多彩さや三連リズムへの持ち込み、そして中盤ではGlitch HopへのBPM変化を持たせつつも原曲の味をなくさないという、ハイテックの名を冠するに相応しい技術的なトラック。

RanjiとDpsによる、重いキックと強烈なベースが特徴的なユニット”DapAnji”による、Epicでヘビーな楽曲。

Dapanjiの人気楽曲「Super Moskitos」のDuotechによるリミックス。ハードスタイルのサンプルに始まるこのトラックを制作しているDuotechはFull OnのアーティストMeskahの別名義であり、本名義ではハードスタイルも制作しているため、重い音使いが特徴的。

彗星のごとく現れたPsytranceデュオ・Bad Boysによる、言わずと知れたPegboard Nerdsの楽曲・Heroのブートレグ。Progressive系も制作しているBad Boysによるベースワークが映えるトラックである。

壮大なオーケストラのイントロから楽曲が始まり、EDMのようなボーカルフレーズを展開させたかと思いきや特徴的な長いフィルインに持ち込み、ハイテック特有の畳み掛ける展開。2011年リリースでありながら近年のものにも劣らない、圧倒的な迫力を持った楽曲。

Blastoyz & Mena - One by Oneをプログレサイケ風にハイテックリミックス。音数こそ少ないもののフィルの組みかたや単音のクオリティが非常に高いトラック。

ベルの切ないメロディーやエレキギターから始まり、ゆっくり盛り上げた先にはダンスミュージックには珍しいエレキギターによる激しいリフ。そして何と言っても10分強飽きさせない展開の広さには圧巻である。Beatport等でも購入可能だが、BLiSSのSoundcloudにて100DLまでフリーダウンロード可能。

今や「Booyah」で大人気となったアーティストShowtekの楽曲「Green Stuff」のBootleg(非公式なRemix)。多様な飛び道具的音色や原曲の声ネタを切り刻み、原曲で既に多様な展開が更に拡張された。

Biogenesisの楽曲・Sonofileの、Sokratesによるリミックス。原曲を更にテッキーにし、サイケデリックな要素をかなり残しながらもゴシックなハイテックに落とし込まれている。

エモーショナルなギターフレーズから始まる、Mind Games EPでは頭を飾る楽曲。Electro系の要素こそ少ないものの、フィルは非常にグルービーかつ多彩であり、またブレイク明けにはBlastoyzの得意とするゴリゴリ来るベースが最大限に感じられる。

開幕からHardstyleのアンセムをサンプリングする等、多くのサンプリングを使いこなすアーティスト・Dissyによる楽曲。這いずるようなエレクトロベースに加えAcidのキレ味が非常に良くアンセム。

Pendulumのリミックスが有名なThe Prodigy - Voodoo PeopleをBlastoyzがハイテックにリミックス。これも原曲を豪快にサンプリングした上で使いギターサイケに仕上げている。

DapAnjiとSokratesの3人によるBrainbokka - Far too Loudのリミックス。強力なベースサウンドはクセになる。

White NoiseとAquaticaによるAlesso Feat. One Republic - If i Lose MyselfのBootleg。Aquatica得意の壮大なオーケストラに始まり、White Noiseのアシッドが暴れ、One Republicのボーカルがアゲる名ブート。

Mystical Complexの特徴的なフィルターワークが映える楽曲。ブレイク開けなどのフィルに組み込まれた「Like Bam Bam Bam!」の声ネタは、楽曲を知っていれば口ずさまずにはいられないだろう。

力強いベースが特徴的な一曲。Dapanjiの重い下地にBrain Attack特有のダークなリードが光る!

日本人アーティスト・lapixによるトラック。イントロのギターやサビのエモいメロディーは、海外にも劣らないクオリティを生み出している。

同じく日本人アーティストであるCamelliaの楽曲。日本人の中でも音色の幅の広さはピカイチであり、多様な音色が様々に入れ替わりながら攻めてくる。ジャンルとして激しい音が多いハイテックだが、日本人の某アーティストをリスペクトしたようなポン・ポンという優しい音色も特徴的だろう。

Brain AttackによるフリーダウンロードEPからの一曲。比較的音数が多くアガりやすい。

Bizzare Contactによる楽曲。展開が秀逸であり、ドロップに入るまでが非常に早いにも関わらず8分以上の尺が繰り広げられる。

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