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【かわいいまん丸金魚”ピンポンパール”の飼育・繁殖の極意】

*+可愛い金魚飼育を楽しく続けるために+*

更新日: 2016年10月30日

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この記事は私がまとめました

koganemushiさん

◇はじめに◇

金魚であって金魚らしくない可愛らしい体系でちょこちょこ泳ぐピンポンパール。
ホームセンター等で見かけ、「飼ってみたいな…」と思った方も多いのではないでしょうか?

1人暮らししたら絶対この金魚買う! 名前はピンポンパール! かわいいでしょ! pic.twitter.com/KaGvTxgwg3

◇しかし、そのピンポンパールの多くが1週間も持たずに死んでしまう事が多いのをご存じでしたか?◇

自分の飼育方法が悪かったのかなと思って諦めていた方、ちょっとお待ちください。
ほんとうにそうだったのでしょうか?
決して飼育技術だけが悪かったのではありません。

私は今までの経験から「東南アジア産」の金魚に大変疑問を持っています。
きっとこちらの原因の方が金魚の死の原因に関係していると確信しています。

以下に書す情報を参考にピンポンパール飼育を諦めずに別の角度から続けていって欲しいと思っています。

◇なぜ、外国産(特にマレーシア産をはじめとする東南アジア産)のピンポンパールがダメになるのか。原因と症状、その対策◇

【症状】大体、大きく分けて3つあります。
(番号は連動しています)

出典b.eax.jp

①購入直後には(ひどい場合は購入時にすでにそうなっている)元気な東南アジア産のピンポンパールも1週間以内に「白点病」を起こすことが多い。

②その白点病と同じ頻度で起こるのが、”カナムナリス”による「尾ぐされ病」で、両方一気に進みます。特に白点病治療のために水温を上げると一気に症状が悪化する傾向にあります。
カナムナリスにやられるとヒレや全身が充血し、ヒレがボロボロで元気が急になくなり、水にボーっと浮いた状態となります。

③上手く水に馴染んだなと思われる2週間ぐらいに、キレイに何の症状もなく水に浮かんで死んでいることも多く、この症状が出ると1匹、また1匹と、いくら水をキレイに保っても死んでしまい、最後には全滅します。

こういった症状でピンポンパールを亡くされ、飼育を諦めておられる方は意外と多いのではないでしょうか?

◇症状の詳細◇(飼育水槽にもとから飼育していた金魚がいる場合を想定)

①既に同じ水槽に前から飼育していた金魚がいた場合、まず白点病は後から入れたピンポンパールのみに現れ、もとからいた金魚にはなかなかうつりません。

②カナムナリスの症状はほぼ一緒に出ます。

③突然死もほぼいっしょに出ていきます。

◇症状の検証◇

①今まで全く発生していなかった「白点病」が急に発症したのは、やはり東南アジア産のピンポンパールに付着してきたと考えられます。金魚店で高温処理されていてもいずれ出てくるということは、やはり東南アジア産で発生する白点病の原因となる原虫に型の違い(病原性が強い)と、いわゆる魚の”ヌル”(魚表面のヌメリ)の減少が挙げられます。今まで飼育していた金魚に移りにくいのは、この「ヌル」が厚いからです。

②カナムナリス…これはキツいです。完全に日本の普通の飼育水槽にいて日和見観戦するといった型ではありません。その証拠に、耐性を持っているはずの今まで飼育していた魚に一気に広がるからです。これにやられると、もう治りません。

③これは熱帯にいるウィルスです。

◇症状が出る原因◇ ➩重要!!

・東南アジアは、日本の気候と全く違う熱帯です。水温が常に日本の夏のような気候のもとで生産されています。この水温帯では「白点病」は出づらく、「付いている」状態で維持され、日本に持ってきた時に水温の低下、体力の低下で一気に「白点病虫」は増えてしまいます。
(白点病虫は高温に弱い)

白点病の原因であるイクチオフチリウス(和名はウオノカイセンチュウ)は25℃以下の水温で繁殖力が強まるため、発症が確認できたら、まずは水温を高めに設定することで繁殖力を弱めることができます。水温を28℃~30℃くらいに設定します。

なるほどー。

・東南アジアからは「何日もかけて」病気が出ないように”薬漬け”で、しかも「過密梱包」で送られてきます。この時点で魚は相当体力を奪われています。これらのストレスにより、魚表面の「ヌル」も大変減少してしまいます。この「ヌル」の減少がさらに魚を死に至らしめる病原菌や病原虫の付着を許してしまうわけです。

確かにギュウギュウ・・・満員電車のよう。

・「ダチクロギルス」という寄生虫がついている場合が非常に多く、この寄生虫が魚体につける傷から感染を起こすことが多くなっています。

ギロダクチルス(Gyrodactylus)、ダクチロギルス(Dactylogyrus)は扁形動物の単生類に分類される外部寄生虫で、種類が多く、鯉や金魚からだけでも10種類以上が知られているという。いずれも鉤のある吸着盤で魚体に寄生し、粘膜や上皮細胞を食害する。

恐ろしい魚病・・・。

○生産地での飼育水槽(たたき)はいわゆる「流し水飼育」です。つまり水を水槽に常に流しながら、また常に水を排出させながら飼育しています。
この方法では常に水がきれいな状態に保たれるために「硝酸や亜硝酸」にきわめて弱い魚体に出来上がってしまいます。
日本での水槽飼育のようにいわゆる「貯め池飼育」ではどんなに強力な濾過機をつけても完全には硝酸、亜硝酸など老廃物は除けず、このような飼育の水の状態の違いにより魚が死滅してしまいます。

◇病気が出た後の対処法◇

・最近、各社から販売されている病魚薬が効かなくなるケースが多くみられます。病原菌に耐性が出来てきて、効かなくなっているのだと思います。

◇症状が出た場合、瀕死の魚を含め、魚すべてを処分し、水道の消毒を行い、被害の拡散を防ぐ◇

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