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これはすごい!コメを高速に自動選別する色彩選別機

日本のお米の生産では、すごいハイテクが実用化されていることをご存じですか。それは、米の中から異物や着色した粒を超高速で検出して取り除く機械「色彩選別機」です。

更新日: 2015年10月07日

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sugakさん

コメの選別は自働化されている

米の消費量低下とともに安価な米が流通し、農家は少しでも米の品質・価値を向上させようと、一等米比率(形が整った米粒の割合が70%以上で、着色した粒などの割合が15%以下である一等米が、米全体に占める割合)を上げる方法を模索している。

少しでも色の付いた米粒はけっこう目立つ。
着色粒が多いと見た目だけでなく味も落ちる。

色彩選別機は、白米や玄米の中からカメムシ被害米や着色米を検出し、エアで吹き飛ばすことにより良品から不良品を取り除く機械です。

正確にいえば、光センサーやカメラで粒の色を見分ける方式のコメの選別機。
このような機械を一般に「色彩選別機」または略して「色選(しきせん)」という。
英語では、Color Sorting Machine (Sorter)、Optical Sorting Machineなど。

米は田んぼで栽培される際に害虫に喰われて黒い斑点ができたり、石やガラスなどの異物が混入するのが常だ。しかし、我々の食卓にご飯が上る時、そんなものはどこにも見当たらない。それは光選別機によって、害虫被害粒や異物が除去されているからなのだ。

現在では、流通するコメの7~8割は「1等米」となっている。

この光選別機は1830年にアメリカで特許出願され、1937年にイギリスで開発された。日本には1966年頃から輸入され、80年代には米用の光選別機が登場した。

色彩選別機(光選別機)は、日本のメーカー各社によって独自の進化と発展を遂げた。
なお、メーカー最大手のサタケでは「光選別機」という製品名で呼んでいる。

「色彩選別機」とはこういうもの

「シュート式」の仕組みの説明図。
基本的にはどのメーカーの色彩選別機も仕組みは同じ。

センサーやカメラで一粒ずつ、色、形、材質を見分け、不良品を空気銃で吹き飛ばして取り除く。

静岡製機による色彩選別機の仕組みの解説。この製品の処理能力は約2t/時。
各メーカーは処理能力でしのぎを削っており、選別の様子はもはや目で見えない。

サタケの「ピカ選」解説。小型で画期的な製品だが、アピールがあまり伝わらない映像。。

不良なコメとは

出典pon3.info

「米ロスは激怒した。
 必ず、かの異物着色の米を除かなければならぬと決意した。」
(「走れ米ロス」より?)

左から、着色米(粒)、もみ、石、ガラス、樹脂

イネの害虫カメムシが米粒から汁を吸うことで、
その部分が黒く変色する。

選別したコメはおいしい

製品ラインナップ

参考リンク

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