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混戦の17年マイルCS レース情報

5年連続1番人気が勝っていなく、他路線の距離から出走した馬にことごとくG1を勝たれているマイル戦線。今年もモーリスが引退し大混戦。

更新日: 2017年11月19日

egawomsieteさん

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■レース展望

出走18頭のうち3頭がG1馬ですが、それ以上に話題性十分になったのがG1では善戦マンの11エアスピネル。水曜日に突如の乗り替わりで武豊騎手からムーア騎手となったわけですが、ケガで万全な騎乗ができないという理由が後付けのように感じるのは私だけ?まあ不倫騒動に激怒してというのもありそうですが、何せ札幌記念で一度降ろしたという前科があるだけに、けががなくても?もちろん、ムーア騎手は悪いわけではありません。

 さてその乗り替わりが果たして上手くいくかどうか?道悪だった富士Sを完勝した11エアスピネルですが、まずはその反動が気になるところ。
2走前の札幌記念より-4キロで、明らかにこの富士Sを取りに来た仕上げに見えたのはこのメルマガでも述べたところ。そして、今年はもう6戦というローテからも疲労度が気になります。

 そして鞍上ムーア騎手も今年は例年以下のアベレージなのが気になるところ。勝率、連対率は例年を大きく下回っており、唯一3着率は例年並みの4割を超えていますが、1番人気での3着が多いだけ。この2つを考えると評価は上げにくい。

富士S2着の12イスラボニータは58キロで叩き台とすると合格点な内容。ここは上積みが期待できますが、あと一歩足りないところが続いているだけにルメール騎手がどう乗るか?

 好相性の天皇賞秋から出走の5サトノアラジンは、あそこまで特殊と馬場となっただけに18着という成績はそれほど気にしなくてもいいか?
後は展開が向けば。

 スプリンターズSを制するなどスプリント路線で主役を張る7レッドファルクスがC・デムーロ騎手で参戦。手薄なマイル路線で安田記念で3着に入っている実力を考えれば十分に首位争いできるでしょう。あとは展開と馬場が味方するか?

展開を左右する8マルターズアポジーは、2走前関屋記念でハナ争いした 16ウインガニオンが外枠なだけにハナを切れそうです。ただG3馬という成績でG1となると…同じことが16ウインガニオン、13グランシルクにも言えますが。

 G1絶好調のデムーロ騎手は皐月賞2着18ペルシアンナイトに騎乗。大外は不利も追い込み脚質なだけに展開が向けば。

 4連勝中の4サングレーザーは再び福永騎手にスイッチ。連勝の勢いはあるも1ハロン伸びるとどうか?

 着実に力をつけている4ヤングマンパワー、長期休養明けから体調が上向きな10クールガー、桜花賞馬9レーヌミノルなど伏兵も多く混戦です。

■過去10年の傾向から

☆人気 1番人気は【2・3・2・3】と安定しているが、目下7連敗中。8、13番人気のVもある。

 ☆年齢 5歳が4勝、4歳3勝、6歳2勝、8歳1勝とまんべんなく勝っている。ただ、3歳馬は31頭が出走して3着1回だけと大きく割引。

 ☆ステップ 天皇賞・秋組が【3・0・1・14】と断然。2勝2着3回の富士S組、1勝2着5回のスワンS組が続く。出走数を考えれば、次点はスワンS組が優勢。

 結論 ◎サトノアラジン ○イスラボニータ ▲ダノンメジャー

■今週はペルシアン「ミルコロガシ」に乗らナイト

競馬業界でにわかにはやり始めた言葉がある。それが「ミルコロガシ」。G1ではミルコ・デムーロの複勝馬券をコロガシ続ければいいという造語だ。ミルコは現在、春のオークス(アドマイヤミヤビ3着)から先週のエリザベス女王杯(モズカッチャン1着)までJRA・G1実施機会で9戦連続3着以内を確保中。この間に複勝馬券を買い続けていれば、なんと1000円が160万円!!までに膨れ上がっている計算だ。

マイルCSでは池江厩舎の3歳馬ペルシアンナイトに騎乗。皐月賞2着の素質馬だが、古馬のG1馬が居並ぶここは複勝オッズも十分につきそうだ。本人は「そうなの?今週も勝てるように頑張ります!」とやる気十分。前日、最終追い切りにまたがり「休み明けを使って良くなっている」と好感触をつかんでいる。

 今年はすでにG1・5勝で歴代最多タイの年間6勝に王手をかける。ペルシアンを担当する斉藤助手も「ミルコの存在は心強いですね。エリザベス女王杯を見ても、やっぱり上手だなって思いますよ。ミルコの記録を継続できるよう、いい状態で出したい」と力を込める。G1・5勝を全て違う馬で挙げたのは史上初の偉業。まさにG1請負人。ミルコに逆らったら当たるものも当たらない?!

■レッドファルクス騎乗C・デムーロ、距離は問題なし

――レッドファルクスには初騎乗。イメージは?

 C・デムーロ レースのVTRは何回も見ました。乗りやすそうだし、切れる脚があって強い馬というイメージがありました。

 ――最終追いで実際に乗ってみていかがでしたか?

 リラックスして折り合いもつきました。

 ――ダートで5F67秒8〜1F11秒9。併せ馬で先着しました。

 ――兄ミルコ・デムーロ騎手からのアドバイスは?

 難しくはないタイプと言われたくらいです。先週のクイーンズリング(エリザベス女王杯)もそうだけど、強力なライバルになるので、あまり多くは教えてくれませんでした。

 ――6FでG1を勝っている馬。マイルへの適応は?

 加速するのに少し時間を要するような面があるし、末のしっかりしたタイプなので問題ないでしょう。

――直線が平たんの京都コースという点はいかがでしょうか?

 京都はコーナーがゆったりとしていて直線もバラけやすいコースです。そういう意味で馬群をさばくのに苦労しません。だからこの馬にはいいのではないでしょうか。中団くらいにはつけたいです。

 ――末の生きる展開になってくれれば、という気持ちですか?

 1頭、逃げる馬がいるようなので、その点は心配していません。展開は向きそうです。

 ――道悪の可能性もあるようですが?

 上がりがかかる分、重い馬場になっても良さそうです。いずれにしても良い競馬ができると信じています。

■エアスピネル、ムーアに乗り替わり 武豊「長く騎手やれば色々ある」

競馬のG1マイルチャンピオンシップでV候補に挙げられているエアスピネル(牡4=笹田)に“非情の騎手交代劇”ともいえる事態が起きた。

 主戦の武豊騎手は8日の調教中の落馬で右ヒザのじん帯を痛める負傷で先週の騎乗を見送り静養と治療に専念し、今週は土曜日こそ騎乗しないものの、日曜は戦列に復帰できるまでに回復している。しかし、エアスピネルでG1に騎乗できない事態となったから、これが内外に大きな波紋を呼んでいる。

15日、笹田和秀調教師は栗東トレセンで同馬の鞍上には短期免許で来日中のライアン・ムーア騎手を据えると発表。交代劇に至った最大の理由を「G1の大舞台で不安を一つも残したくなかった」と説明した。

 これにより武豊騎手は伏兵馬のジョーストリクトリに騎乗する。大勢の報道陣に囲まれた同騎手は「ヒザはもう大丈夫」と強調した上で、よもやの降板劇について「長くジョッキーをやっていれば色々とあるよ」などの言葉で淡々と語った。

■ウインガニオン 馬体グンと成長「坂路でも走る」

サマーマイルシリーズの覇者ウインガニオンは関屋記念2着以来、3カ月ぶりとなる。坂路できっちり乗り込まれ、1週前は4F50秒8と自己ベストをマーク。この日も坂路を軽く流した。「帰厩してからも順調。以前は坂路でもこんなに走らなかったし、力を付けていますね。夏場の出来にはあります」と西園師。468キロでデビューして今や500キロに届く勢い。馬体もグンと成長した。夏の勲章を背に、初のG1へ挑む。

■レーヌミノル鞍上に好調和田、テン乗りも陣営不安なし

レーヌミノルの鞍上は初コンビの和田。今年40歳を迎えたベテランは、現在90勝(リーディング5位)で12年に記録した80勝の自己記録を更新中だ。秋G1も好調で先月の菊花賞は13番人気のポポカテペトルを3着、先週のエリザベス女王杯は9番人気クロコスミアを2着にエスコート。テイエムオペラオーで制した01年天皇賞・春以来となるG1制覇の気配が漂っている。

 中井助手は「(レーヌは)乗りやすい馬なのでテン乗りでも大丈夫だと思う」と不安なし。和田は15日の最終追いに騎乗する予定。

■レッドファルクス 京都未経験も尾関師「対応できる」

スプリンターズS連覇のレッドファルクスがマイルCS初参戦。尾関師は「1週前にしっかりとやって、気持ちも入ってくるはず」と順調をアピール。

 マイルG1は今春の安田記念3着。「本質的にマイルは少し長い。ただスプリンターズSでは昨年と比べてズブさを見せたし、安田記念の内容からも対応できると思う。京都の下り坂を意識した調教をしてきたので、うまくいけば」と未経験の京都克服を見据えていた。

■17年出走馬情報

エアスピネル(牡4、栗東・笹田和秀厩舎)は不良馬場の富士SをV。距離短縮、武豊騎手とのコンビ復活でイスラボニータら強敵相手に完勝して見せた。春の安田記念は5着だったが、これは直線で前が壁になる不利があったため。今度こそGIタイトルを掴みたいところだ。

イスラボニータ(牡6、美浦・栗田博憲厩舎)は富士Sで2着だったが、休み明けと馬場の悪さを考えれば悪くない結果と言える。こちらも安田記念(8着)では不利に泣いただけに、ここでなんとしても巻き返したいところだろう。

 レッドファルクス(牡6、美浦・尾関知人厩舎)はスプリンターズSで史上3頭目の連覇を達成した。マイルの距離はベストではないものの、春の安田記念でも0.1秒差の3着に入っているように、対応に問題はない。C.デムーロ騎手との新コンビでGI連勝なるか。

サトノアラジン(牡6、栗東・池江泰寿厩舎)は天皇賞(秋)でシンガリ負けを喫したが、これは馬場が悪すぎて全く競馬にならなかったため。12日時点では18日(土)に一時雨の予報が出てしまっているが、何とか良馬場で当日を迎えることができれば巻き返しは必至だろう。

 その他、4連勝でスワンSを制したサングレーザー(牡3、栗東・浅見秀一厩舎)、富士S惨敗からの巻き返しを狙うグランシルク(牡5、美浦・戸田博文厩舎)、皐月賞2着馬ペルシアンナイト(牡3、栗東・池江泰寿厩舎)、桜花賞馬レーヌミノル(牝3、栗東・本田優厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。

■前走圧巻Vスピネル、初のG1タイトル挑戦

今週のG1は秋のマイル王決定戦「第34回マイルCS」。前哨戦の富士Sを快勝したエアスピネルが待望の初G1タイトル奪取に挑む。その前走は極端に悪化した不良馬場をものともせず、4角先頭から後続を完封する圧巻の勝ちっぷり。本格化したムードが漂う。富士Sで58キロを背負って2着のイスラボニータ、スプリンターズS連覇を達成したレッドファルクスが強敵だ。

■3番人気、ミッキーアイルが逃げ切りV!2度目のG1制覇

「第33回マイルチャンピオンシップ」(G1、芝1600メートル・曇・良)は20日、京都競馬場11Rで行われ、浜中騎手騎乗の3番人気、ミッキーアイル(牡5=音無厩舎、父ディープインパクト、母スターアイル)がV。2014年のNHKマイルC以来となる2度目のG1制覇を飾った。勝ちタイムは1分33秒1。

 ミッキーアイルが好スタートから先行し、ネオリアリズムが2番手を追走。1番人気のサトノアラジン、2番人気のイスラボニータは中団からの競馬となった。

ミッキーアイルとネオリアリズムがレースを引っ張り、直線に進入。2頭の先頭争いにイスラボニータ、ダノンシャークも加わり接戦となった。

 追いつかれたミッキーアイルだが、ゴール直前で再加速。逃げ切りを決め、先頭でゴールした。頭差の2着にイスラボニータ。そこから3/4馬身差の3着がネオリアリズムだった。

 レース後に最後の直線を巡って審議が行われたが、着順に変化はなかった。

 ミッキーアイルは通算6度目の重賞制覇。通算戦績は19戦8勝。

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