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【笹子トンネル事故】あの"奇跡のインプレッサ"が完全に復活していた

笹子トンネル事故で生き残り"奇跡のインプレッサ"といわれた、あのインプレッサが執念で蘇ったそうです

更新日: 2014年11月21日

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道楽生活さん

まさかのあの"奇跡のインプレッサ"が蘇った

9人の犠牲者を出した中央自動車道笹子トンネル事故から1年半。

天井板が崩れ落ちるトンネルを、大破しながら夫婦を守って走り抜けた車が、中津川市の自動車販売会社でよみがえった。

事故以前からメンテナンスを施してきた縁。「事故を知るこの車。絶対このまま朽ち果てさせない」─。

社長らの熱い思いで、廃車寸前だった車に命が吹き込まれ、再び走り始めた。

◆笹子トンネル事故、大破しながら夫婦脱出

 2012年12月2日午前9時すぎ。中津スバル販売(同市千旦林)社長の代田敏洋さん(54)は、電話を受けたのは朝礼の最中だったと記憶している。

 「大変な事故で車が壊れた。妻がけがをした」

 電話の主は当時山梨県在住の男性。2カ月前に来店し、愛車「インプレッサWRX」の15年目の車検と、新車状態に近づけるメンテナンスを受けたばかりの顧客だった。

 男性との付き合いはその前年からで決して長くはない。だが中央道から、約200キロ離れる同社に、15年間大切に乗り続ける車の整備を任せる信頼関係があった。「とにかく行く」─。代田さんは迷わず現場へ向かった。

 道中、前例のない大惨事であることが徐々に分かってきたが、同県大月市内で男性と車に再会できた。男性の妻も軽傷と聞いた。

2人を守った車はシートに包まれていたが、シートの下からのぞく足回りは大丈夫そうに見えたという。

ダメージはかなり深刻だった。廃車でも仕方ない程だった。

「このまま朽ちさせてはいけない。絶対に残す」 セルフローダーで引き取りに向かう

「このまま朽ちさせてはいけない。絶対に残す」。車をなでながら、その場で代田さんの思いは固まった。男性からの依頼はないが、決めた。

さっそくエンジンを始動させることにした。

するといつの間にか大勢の皆さんが集まりバッテリーを繋ぐ準備や、積み込み後の養生をする応援など、実にテキパキと動かれた。

いよいよキーをオンにして通電を確認。

右手の指さきに神経を集中し、何としても一発で始動させるよう念じた。

スロットルの動きをペダルをあおって確認し、余計な電源を一切遮断してセルモーターを回した。

キュルルルルルルーーーとモーター音が続いた後に、ドルルルルンと、目覚めのスバルサウンドが高らかに響き渡った。

すると、まわりから思わずどよめきが上がる。

修復作業開始

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