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大津市中2いじめ自殺事件とは

2011年10月半ばに、当時中学2年生だった滋賀県大津市の市立中学校の男子生徒が、飛び降り自殺により死亡した事件の通称。2012年7月に全国的に報道されるようになり社会問題となった。

更新日: 2015年02月28日

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win-winさん

大津市中2いじめ自殺事件

読み方:おおつしちゅうにいじめじさつじけん
別名:大津市中2いじめ自殺、大津中2いじめ自殺事件

2011年10月半ばに、当時中学2年生だった滋賀県大津市の市立中学校の男子生徒が、飛び降り自殺により死亡した事件の通称。2012年7月に全国的に報道されるようになり社会問題となった。

自殺した男子生徒は恒常的にいじめを受けていたと見られるが、学校側はいじめの存在を否定し、被害者の少年の父親はいじめが原因として警察に被害届を提出しようとしたが3度にわたって受理されなかった。後の調査で、教師や学校、教育委員会などの対応の不適切さが指摘されるなど、問題が紛糾している。

あれだけマスコミが大騒ぎしている中学校と飛び降り自殺の現場である「ロータリーマンション西大津Ⅲ番館」なのだが、あたりに警戒する警察官がいるわけでもなく、自殺した生徒が倒れていたマンション中庭では普通に子供たちが遊んでいるし、すでに在校生が下校した中学校は静まり返っている。

事件の経緯

大津市内の中学校で発生した出来事である。複数の同級生が2011年(平成23年)9月29日、体育館で男子生徒の手足を鉢巻きで縛り、口を粘着テープで塞ぐなどの虐待を行った。10月8日にも被害者宅を訪れ、自宅から貴金属や財布を盗んだ。被害者は自殺前日に自殺を仄めかすメールを加害者らに送ったが、加害者らは相手にしなかった。
男子生徒は10月11日、自宅マンションから飛び降り自殺した。

被害者の自殺後も加害者らは自殺した生徒の顔写真に穴を空けたり落書きをしたりしていた。学校と教育委員会は自殺後に、担任を含めて誰もいじめの事態に気付いていなかった、知らなかったと一貫して主張していた。後の報道機関の取材で、学校側は生徒が自殺する6日前に「生徒が虐めを受けている」との報告を受け、担任らが対応を検討した事は認めたが、当時はいじめではなく喧嘩と認識していたと説明した。

学校側と監督する教育委員会も当初自殺の原因はいじめではなく家庭環境が問題と説明していた。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%B4%A5%E5%B8%82%E4%B8%AD2%E3%81%84%E3%81%98%E3%82%81%E8%87%AA%E6%AE%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6

イジメの内容

「蜂の死骸を食べさせられかけてて」
「男子生徒3、4人に囲まれて、トイレの隅っこで殴られたり蹴られたり、悪口を言われていた」
「死んだスズメを口の中に入れろと言われていた」
「整髪料のスプレーをかけられる」
「トイレで暴行を加えたり、殴ったり、転がしたり、家の中をバーンって潰したり」
「昼休みに毎日自殺の練習をさせられていた」
「(いじめた生徒が)自殺のやり方を練習しておくように言っていた」
「先生に相談したけど何もしてくれなかった」
「(亡くなった生徒は)ガンになった友達に自分の命をあげると言っていたらしい」
「ヘッドロックをかけられていた」
「毎日の様にズボンをずらされていた」
「服を脱がされて写真を撮られた」
「顔を殴られたり飛び蹴りをされたりしていた」
「運動着に小便をかけられ臭いと馬鹿にされていた」
「銀行口座の暗証番号を無理やり言わされお金を使われた」
「コンビニでの万引きを強要されて警察に言うと脅された」
「担任はいじめを目撃していたが、軽い注意をするに留めていた」
「先生は見てみぬふり」
「先生は(いじめを)笑ってみていた」
「成績カードを破られた」
「刺激物(辛子)を陰茎に塗りたくり痛がる様子を笑う」
「今日のヘアカットと呼び出し陰毛をライターであぶる」
「死体の画像写真を見せおまえはどうなりたい?と聞く」
「全裸にされ射精を強要される」
「高所やロープで自殺の練習をさせられる」
「体育大会で集団リンチに遭っていた」
「給食の配膳の際、中に痰・唾・ゴミをこっそりいれる」
「口に粘着テープを張られて羽交い締めにされて殴られる」
「椅子に縛りつけて複数人で殴る蹴る」
「紙を食わせる」
「葬式ごっこ」
「"蜂を食べさせられていた"とアンケートにあったそうですが、実際にはカエルまで食べさせられていたみたいです。あるとき、親戚の家に遊びに行ったとき、もうすごい下痢をしたみたいで...。きっと変なものを食べさせられたから、お腹を壊したんでしょうね...」
「メガネのフレームが壊れていたときがあったそうです。"メガネ、どうしたん?"って聞いても、"ちょっとコケただけや"って答えるだけだったらしくて...。周りに心配かけまいとしたんでしょうね。本当に優しい子でした」

http://agency-inc.com/suicide/

ある報道番組のダイジェスト。事件の流れがよくわかると思います。

被害者の自殺後の加害者の対応

被害者の少年が送った「もうおれ死ぬわ」といった内容のメールを見た加害者の少年らは、それを面白がり遺体を捜していると周りに言いふらしていたとの報告もある。
また、そのメールに対し「死ねばいいや」と返していたというアンケートの回答があったリンク。

被害者の少年が自殺した後も、掲示板に貼ってある体育祭で撮った被害者の少年の写真に画鋲を刺すなどの行為をしていた。

http://dic.nicovideo.jp/a/%E5%A4%A7%E6%B4%A5%E3%81%84%E3%81%98%E3%82%81%E4%BA%8B%E4%BB%B6

学校による対応

当事件のクラスを受け持っていた担任教師は、いじめを目撃しておきながらそれを止める事はせず、一緒になって笑っていたというアンケートの報告がある。被害者の少年は担任教師に電話でいじめの相談をしたという報告もあったが、担任教師は電話がきた事は認めているものの、いじめ問題とは関係ないとしている。

担任以外の教師もいじめを目撃し認知していたが見て見ぬふりをしていた。
体育大会の昼食の時間に、少年が加害者の少年3人から鉢巻きや粘着テープで手や足、口を何重にも巻かれ、背中などを蹴られていたのが多くの生徒達によって目撃されている。この時は担任とは別の教師がやめるように注意をした事で暴行は止んだ。以前よりいじめについての報告があがっており、少年が自殺する6日前に教師陣によって対策会議が開かれていた。教師達は暴行等を受けているのは認知していたが、それがいじめという認識はなかったと説明している。また、この事に対して被害者の少年の父親を学校に呼び、生徒達によっていじめの報告があった事を伝えていた。
少年が自殺した直後に行われた校内アンケートで、多くの生徒らによっていじめの実態などについての報告がなされた。その結果をもとに学校側はいじめの事実を認め発表したが、いじめと自殺の関係は認めなかった。

アンケートの中には「自殺の練習をさせられていた」という記載が多数あったが、学校側はそれを伏せていた。最近になってその記載が発覚し、学校側の判断に疑問を持つ声が多くあがったが、それに対する対応としてとられたのは校長自身によって「自殺の練習は嘘」「報道も嘘」「マスコミなどには何も言わないように」と校内放送で全生徒に呼びかけが行われるというものだった。後に校内放送で全生徒へ謝罪し、動揺しないよう呼びかけた。
学校側が行ったいじめに対するアンケート結果を求めた遺族に対し、学校側が口外しないように誓約書を書かせていた事実が判明した。ただし、生徒のプライバシーなどの問題もあるためこの対応については意見が分かれる。

学校側は緊急の説明会を開き、保護者らおよそ500人が出席した。その説明会の中で学校側は「調査が不十分だと批判されているが、最大限取り組んだ」と理解を求め、それに対し「謝罪やパフォーマンスはいらないので、本当のことだけを伝えてほしい」といった意見も出た。
男子生徒と同じクラスだった女子生徒が被害者の少年がトイレでいじめられているのを目撃した際、担任教諭に止めに入るよう訴えたが、「そんなのほっときや」と言われたと証言した。これに対して学校側は、「担任教師はすぐにかけつけたが、いじめはなく、ケンカだった」としている。

http://dic.nicovideo.jp/a/%E5%A4%A7%E6%B4%A5%E3%81%84%E3%81%98%E3%82%81%E4%BA%8B%E4%BB%B6

大津市教育委員会の対応

大津市教育委員会はアンケート結果などについて、「同級生らに確認をしたが、自殺の練習があったと答えた生徒は全て伝聞で言っていたため自殺の練習はなかったとした」と説明。
この件について加害少年ら本人には確認は行っておらず、その事に対し同市教委は「いじめた側にも人権があり、問いただせば当事者の生徒や保護者にいじめを疑っているのかと不信感を抱かれるかもしれないとの判断もあった」と説明。

いじめの問題に対するアンケートは実質2回行われていたが、2回目のアンケートの結果を公表していなかった。
なお、この結果について遺族には実施の一週間後に新しい情報はなかったと報告したのみで、報告書などは作成されなかった。
また、そのアンケートの中には自殺の練習に関する具体的な内容や、「葬式ごっこ」などの記載があったにも関わらず、その件についての調査は行われていなかった。市教委はこの件に関して、「(記載に)気付かなかった」としている。

本来であれば市教委によって作成されているはずであった報告書が作成されておらず、文部科学省にも提出されていない事実が発覚した。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14114946749

加害者側の親の反応

加害者側の親がしたとされる発言は以下の通り(ただし、事実の確認がなされていないものもある)。

「あんたの子供は死んだけど、自分の子供は生きていかなくちゃいけない。ほんとどうしてくれるんや!」

「冗談真に受けてホントに自殺するなんて、こっちが被害者やわ」

「いじめたと公にされると、うちの息子が彼(被害者の少年)を殺したのと一緒という感じがする」

「周りからのいじめていたという目は、学校や社会からのパワハラみたいなもの」

「うちの息子が自殺したらどうするんですか?これ(いじめと認める行為)はいじめではないのか」

「アンケートは無関係の人間が憶測で書いただけ。いじめはなかった」

また、その親らによって「ウチの子供は被害者です」というビラが校門前で配られていた。

http://dic.nicovideo.jp/a/%E5%A4%A7%E6%B4%A5%E3%81%84%E3%81%98%E3%82%81%E4%BA%8B%E4%BB%B6

関係者の処分

事件に関連して学校で5人、教育委員会で2人の処分が行われたが、いずれも軽微なものであった。

■事件発生時の校長は、2013年2月26日に男子生徒へのいじめに適切に対応するための体制づくりを怠ったこと、教員らへの指導・監督を怠ったこと、保護者や社会に説明責任を果たさなかったこと、以上の責任に対して減給10分の1(1カ月)の懲戒処分を受け、同日に依願退職した。事件当時の教頭2名が文書訓告、被害者の在籍していた学年主任が厳重注意処分となった。

■教育長および教育部長は減給相当の処分と判断されたが、すでに退職していたので処分は実施されなかった。退職金は規約通り満額支給されたが、これに対して遺族は強い不満を表明した。また教育長が『自殺の原因は家庭環境が問題であり、いじめが原因ではない』と当初表明したことについても未だに謝罪も説明もないとして、退職金の公庫返納を求めた。

■2013年5月17日、教育委員会は担任だった男性教諭に対して「教員としての職務上の義務を怠り、教育公務員としての信用を著しく失墜させた」として減給1/10 1カ月間の処分とした。第三者調査委員会は、担任が意図的にいじめの認知を回避しようとしていた感があるとして、報告書で担任の対応のまずさを指摘した。これに対しては遺族側の家族が「学校、教育現場に、よりよい教育現場を作ろうとする意欲が感じられないことを改めて思い知らされ、がくぜんとする思いだ」と県の教育委員会を批判した。教諭は2013年3月より職場復帰しているが、事件から1年半経過した時点でも、遺族には説明や謝罪を行っておらず、遺族は「男性教諭からまだ謝罪を受けていない。本人の口から、この問題をどう思っているか聞きたい」と述べた。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%B4%A5%E5%B8%82%E4%B8%AD2%E3%81%84%E3%81%98%E3%82%81%E8%87%AA%E6%AE%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6

大津中2いじめ自殺裁判支援HP

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