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美にこだわるフランス女性の間で大流行☆大人のための塗り絵

ここ数年、フランスで大人気の大人のぬりえ。手軽、安価、持ち運び安さ、クオリティの高いペン画、単純作業と達成感。美からインスピレーションを受けることで深くリラックス♪数多くの塗り絵本が出版され、有名高級ブランドも参入。先駆けとなったのは日本人絵本作家の塗り絵本です。※注 2014年秋の記事です

更新日: 2016年01月29日

calmekさん

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フランスではここ数年、大人の塗り絵が人気

「アンチストレスのための100の塗り絵」

2012年5月にHachette出版より刊行された初の大人のための塗り絵。
その後シリーズ展開し大成功しました。
今は他の会社や無料ダウンロードサイトなど、たくさんの「大人のための塗り絵」が存在します。

今年も定番のクリスマスプレゼントとしてフランスの各書籍売り場では塗り絵の一角が設けられています。

創造的気晴らしと精神的安定をもたらすコンビネーションが人気の秘訣となり、塗り絵ブックだけでなく、ポスターやカレンダー、小箱としても利用できる商品がヒットしています。

塗り絵に取り組む間、心をからっぽにできることや、子どもの心を取り戻してリラックスできると好評を得ています。「幸せをもたらすノート」と読んでいる人もいるほどです。

魅力はデザイン性の高さ

「秘密の庭園、ぬり絵帳&宝探し アンチストレス」

amazonフランスで大人気の塗り絵ブック。

5つ星のうち4.4、コメント数259

フランス人が残したコメント:
「ただただ素晴らしい!」
「あまりに美し過ぎて色づけできないわ!」
「心地良い音楽を聴きながら色づけしていく心地よさといったら!」

ページをめくると、色を加えるのを躊躇ってしまうほどの美しいペン画です。

因みに、私も自分用とお土産用にこの塗り絵を買いました。
イラストは細かいんですが、意外にも線が太い部分が多く、塗る時にはみ出しにくいのがいいです。
パーツ毎の塗る面積が細かいせいで少しずつ塗ってはいつでも中断できるのも気に入っています。
ペンで塗るならかなり極細でないと難しいと思います。

上のイラストに色を加えているところ。

フランス人はペンで塗り絵する人が多いんですが、彼女達は大雑把なので色鉛筆を削るのが面倒臭いのかなーと邪推・笑

ペンだと色がハッキリ感じられるのがいいですね。

「細密に描かれた花園が次々現れる美しい塗り絵ブック。色を塗っていくことで、庭に命が吹き込まれ、あなただけの花園ができあがります。絵に隠れている生き物を探したり、線を描き足して花園を完成させたり、楽しみがいっぱい。(amazonより)」

英語版は「Secret Garden」です。

一時期流行った日本版大人の塗り絵

だいぶ前に日本で流行った大人の塗り絵は、風景画や静物画、既にある名画など、先入観のある「物」が描かれていました。

塗る面が異様に広く、利用者がグラデーションをつけるなどの技術が必要な上、ただでさえ対象物に先入観があるところに、さらに具体的な塗り方の見本が示されており、これは「ストレス解消の武器」ではなく、間違いなく「絵画の練習帳」でした。

漫画っぽくないという意味で「大人の塗り絵」なのかもしれませんが、
もともと絵を描くのが好きな人にとっては、とても買いたいとは思えない本でした。

幅広く受け入れられる魅力を持つフランス版

もうあとは「塗るしかない」と思わせるデザイン。
具体的な「物」は簡略化、幾何学模様はこれ以上ないほどの複雑化。
まるで壁紙のようなデザイン。
たとえ木の葉を赤で塗ろうと、紫でぬろうと、おかしいと思わせないでしょう。
「pour se vider la téte 頭を空っぽにするため」には最適です。

この感覚は編み物をしたことがある人にはよくわかると思います。

日本版大人の塗り絵では、「理論的に」頭を使わねばならないと感じますが、

フランス版大人の塗り絵では、「感覚的に」頭を使うだけだと感じます。

塗り絵がもたらすアートセラピー効果

「アートセラピー」とは、芸術を通じて自己認識を高めたり、ストレスやトラウマに立ち向かう力を得ようとする精神療法のこと。

塗ってる時に無心になれる。

手とイメージを駆使して複雑な模様を自分の好きな色で塗っていく。美からインスピレーションを受けることで、深くリラックスできるのです。

自分がデッサンを描くわけではありませんが、
塗る人の個性が出てある意味”自分の作品”になり満足感が得られます。

手や目や脳の感覚を刺激することが五感の活性化に繋がります。

先駆けとなった日本人絵本作家のぬりえ本

塗り絵がヒットしたもう1つの分野には、意外にもモードの業界があげられます。

これまで、塗り絵の本はフランス人にとって子供用の安いノートブックという存在でしかなかったのですが、塗り絵自体がおしゃれなアクセサリーの一つとなりました。

その意味で、先駆けとなったのは、日本人絵本作家・五味太郎氏の<<Le livre de Gribouillage>>でした。

日本タイトルは「らくがき絵本 五味太郎50% 」です。

出典ameblo.jp

この本に多くのデザイナーやイラストレーターが興味を持ち、単なる子どもが色を塗るノートブックとしてではなく、モードのアクセサリーとしてリフレイミングされました。
このため、それまでは安いことも重要だったのが、「高くても美しいければいい」ということがモードにおける塗り絵のコンセプトになりました。

このブームにいち早く着目していたエルメス

数ある塗り絵の中でも、ラグジュアリー感で群を抜いているのが高級ブランド「HERMES(エルメス)」の塗り絵。

ブランドの象徴ともいえる馬をはじめ、キツネや魚などが豪華な衣装を身に纏った独創的なイラストが24枚収められており、モードな仕上がりとなっています。

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calmekさん

B級フランス系

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