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ご飯と合わない…新潟県の給食から牛乳が消えて波紋が広がってる

新潟県三条市で1日から試験的に牛乳の提供を取りやめ。市は代わりにメニューを工夫することで対策するとしていますが、日本栄養士会からは反対の声も。そこで、一連の流れをまとめてみました。

更新日: 2014年12月02日

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ace23さん

新潟県三条市の給食から牛乳が消える

今月1日から4か月間、学校給食から牛乳が消える自治体が存在する

場所は新潟県三条市。三条市教育委員会は、市内の全30小中学校の給食で牛乳の提供を一時取りやめる

理由は「ご飯と牛乳が合わない」から

「ご飯が中心の和食に牛乳は合わない」。三条市が給食から牛乳を外すことにしたきっかけは、保護者らからのそんな声だった

さらに「牛乳を1パック200ミリリットル飲むとおなかに入る食事量は当然減る。まずは主食やおかずをしっかり食べる習慣が、子どもの発育に大切」(食育推進室)との狙いもある

それに加え、牛乳の購入費を省くことで消費税増税による給食費の値上げを避けられるという考えから、牛乳の提供をやめた

給食費は小学校250円、中学校300円。牛乳は1パック(200ミリリットル)で約50円かかるという

三条市では和食中心の「完全米飯給食」だったことも理由

新潟県三条市では「栄養バランスがとりやすい」などの理由で、6年前から小中学校の給食でパンや麺類をやめ、地元産の米を使った「完全米飯給食」を実施

おかずも魚やつくだ煮、みそ汁など和風を増やしたため、牛乳よりお茶が合う献立となっていた

とんかつや回鍋肉など洋風や中華風のおかずもあるが、みそ汁やスープなど汁物が付くメニューと一緒に牛乳を飲むのは「食習慣としておかしい」との声が保護者などから上がっていたという

牛乳を納入していた会社は4ヶ月で2200万円の減収

三条市の小中学校に1日8000本の牛乳を納入していた「原田乳業」(新潟・燕市)では、牛乳が給食から消える今後4か月間で売り上げが2200万円ほど減る見込み

原田乳業・原田晴男社長は「乳業界、酪農界含めて学校給食があってこそになっていますので、(給食の牛乳は)継続してもらいたい」と語った

そもそも、牛乳を無くしても栄養面には問題ないのか

牛乳を飲むことで児童・生徒が得ていた栄養はどうなるのだろうか

専門家からはカルシウムなどの摂取不足を懸念する声も上がっている

子供たちのカルシウムの摂取には様々なメリットが存在

カルシウムは現代の子供たちに不足している栄養素。カルシウムを多く含むだけでなく、体への吸収率も高い牛乳はカルシウム不足を補うのに欠かせない食品

成長期においてカルシウムを摂取し、骨量を高めておくことは将来の骨粗鬆症予防にも有益で、学童期・思春期は骨密度を高めるために大切な時期であり、この時期を逃すと骨量を高めることは難しくなるという

日本乳業協会の石原哲雄常任理事は「牛乳はビタミン群も豊富で、1本加えることで食事全体の栄養バランスが良くなる。子供たちの健康のためにも給食で牛乳を出してほしい」と話す

牛乳の代わりに量やメニューを増やすことで対応

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