1. まとめトップ
  2. ニュース・ゴシップ

生贄として動物が大量虐殺される。衝撃的な「ガディマイ祭り」

ネパール南部バラ地区にあるヒンズー教のガディマイ寺院で28日、動物をいけにえとして神にささげる祭りが始まり、主催者側によると、水牛約5千頭が殺された。

更新日: 2014年12月04日

58 お気に入り 156945 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

rainshineさん

ネパールで5年に1度開かれる祭り「ガディマイ・メラ」

ネパール南部で5年に一度開催される"ある祭り"が、先週金曜日の早朝に始まった。インド国境にほど近いバラ郡バリヤルプルにあるガディマイ寺院で行われる、この「ガディマイ・メラ」祭りの様子があまりに衝撃的であるとして話題を呼んでいる。

動物達が殺され生贄とされるこの祭り

200年以上続くとされる祭りは5年に1度行われ、ネパールや隣接するインドから信者約500万人が来訪。ヒンズー教の神ガディマイに動物をいけにえとして供えることで、繁栄がもたらされると信じられている。

ネパールのヒンズー教の1宗派であるガディマイ寺院で、「ガディマイ祭り」が2009年に行われ、約2万5千頭以上の動物が無残な方法で殺された。

5年ぶりに開かれた今年の祭りでも多数の動物達が犠牲に

ネパール南部バラ地区にあるヒンズー教のガディマイ寺院で11月28日、動物をいけにえとして5年に一度の神にささげる祭りが始まり、主催者側によると、水牛約5千頭が殺されたようです。

世界最大の動物供犠であるガディマイ・メラでは、無数の家畜(水牛・豚・ハト・アヒル・ニワトリなど)が斬首される。今年は、すでに5,000匹の水牛が生贄となったという。

なぜ動物が生贄にされるのか?

きっかけは、約260年前、この土地の地主であり有力者の男性が刑務所に収監されたことでした。彼はガディマイ寺院に血犠牲を払えば自らの罪は解決されると信じ、釈放されるとすぐに術者を呼び、生贄を捧げ、その血生臭い儀式が始まったといいます。

要は、罪人であったある男の罪滅ぼしの為にどうぶつを生贄にした、というのがガディマイ祭りの起源です。このガディマイ寺院は、女神カーリーの姉妹ガディマイが祀られ、幸運と繁栄の力を与えてくれるとなっています。

イスラム教でもメッカ巡礼を終えた人は大々的に動物の犠牲を神に捧げることになっていて、これこそラマダンと並ぶイスラム教最大の祭りとされているのです

牛を犠牲にしないと言われるヒンズー教であるが、このガディマイ祭りでは、水牛がもっとも徳が高い生贄として重宝されるため、巡礼者が何千もの水牛を連れてくる。

動物達の残酷な運命

連れて来られた数千の水牛は、サッカーグラウンド2個分ほどの大きさの囲いの中に閉じ込められる。この囲いの中には、日よけになる影もなく、水牛には水も餌も与えられないまま、儀式の時を待つ。そして多くの水牛が、長旅の中での疲労と、飢餓と、脱水により、死亡してしまうのだ。

儀式の日が来ると、ひとつの巨大な囲いに入れられている数十万の動物たちは、殺される。200人以上の殺害するための男たちが、囲いの中に入り、剣を振り回す。水牛は、意識がある中で、首を切り落とされている。

これには当然批判も

ネパールの動物愛護団体代表のマノジ・ゴータム氏は、いけにえは農村に残る迷信から来ており「残虐な行為だ」と非難している。

この祭りに対し、動物愛護運動家たちからは動物の殺りくを止めるよう圧力が強まっていたが、インドの最高裁判所が今年に入り、この祭りに関連する動物の輸出を禁止。信者たちが水牛やヤギを寺院へ連れて行かないよう、警察に国境を監視させた。

このインド政府の規制措置により、今年いけにえとされた動物の数は推定20万頭と前回よりも約10万頭減少した。

成果は上がっているが...。

動物供犠そのものは阻止できなかったものの,供犠水牛は前回2009年の半分以下,4~5千頭にとどまったとみられており,この点では反対運動は大きな成果を上げたと動物愛護諸団体は評価している。

動物ネパール福祉ネットワークの会長は「私たちの目標は、動物を宗教的ないけにえに用いるのを完全に止めさせることだ。インドでの輸出禁止措置はかなりの効果があったが、ネパール政府にこの野蛮な儀式を止めさせる必要がある」と話した。

1 2