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洗脳の恐怖‼︎極限の心理状態が作り出すストックホルム症候群とは?

極限の心理状態が作り出すストックホルム症候群とは?実際に起きた事件を元にまとめました。

更新日: 2016年03月29日

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この記事は私がまとめました

8階の林さん

ストックホルムシンドロームとは?

1973年8月に発生したストックホルムでの銀行強盗人質立てこもり事件。
スウェーデンの首都ストックホルム(Stockholm)で起きた銀行強盗事件。サブマシンガンを取り出すと4人の行員を人質に長期間立てこもった。人質たちは極限の精神状況の中、見張りを断ちトイレに行った人質たちが全員戻ってきたり、警察に「犯人を撃たないで」と懇願したりと、犯人に共感を覚えるようになった。

絶望に陥り、優しくされる→善悪の判断基準が壊れる

自分の生死が相手に握られるという極限の精神状態に陥り、命の危機を経て優しい言葉などをかけられる、すると善悪の判断基準が壊れ、自分の生死を握る相手に好感・好意を抱くことがある。

例)自分を虐待する母親に好意を抱いてしまう

児童相談所の報告によると、保護した子供たちが「ママを責めないで、自分が悪いから」などと自分に暴行を加えた両親を庇うケースがある。

例)やってもいない犯罪を自供してしまう

日本人は、「根回し」や「段取り」や「空気を読む」といったあまりにも精緻に作り上げられた日本の社会構造に、子どもの頃から「人質」になっているとも言える。

ストックホルム症候群が絡んだ事件

10歳で誘拐され、広さ5平方メートルの地下室に8年監禁されたウィーンの少女。ナターシャは誘拐犯に絶対服従の生活を強いられた。家の中では、プリクロピルのきっちり1メートル後ろを歩くよう強制された。たびたび殴られ、歩けなくなることもあった。眠っているときは手錠をかけられた。髪をそられ、奴隷として家事をさせられた。

肉体的、精神的に虐待されていただけでなく、ナターシャは孤独にも苦しめられていた。深い孤独のあまり、誘拐犯と少しでも長く、一緒にいようとさえした。

昭和40年(1965年)11月25日夜、豊島区で女子高生が拉致された。犯人は「日野雅史」という偽名で翻訳家を自称していた角園九十九(誘拐当時43歳)。少女を自宅アパートに連れ帰った後手錠をかけ、目と口に絆創膏をはって監禁した。ナイフで脅して強姦しようとしたが抵抗され断念し、翌日以降は手錠を外し、丁寧に接することが多くなる。

2ヶ月後、初めて角園は強引にではなく少女との性交する。それから一般的な犯人と被害者の関係から、普通の恋人のような関係に変化していった。

逮捕された時角園は「少女が『家に帰りたくない』と言うので暮らし始めた」と供述し、少女も「雨に濡れて立っていると、「どうしたの?」と傘をさしかけたおじさんがいた」
と警察官に嘘の供述をしている。

出典p.twpl.jp

2002年3月に北九州市小倉北区で発覚した監禁、殺人事件。主犯の松永が内縁の妻の家族や知人を洗脳によって殺し合わせた事件であり、松永は一切手を下してない。人の弱みにつけこんで監禁をして金を巻き上げ、拷問と虐待によってマインドコントロール下に置き、お互いの不満をぶちまけさせて相互不信を起こして逆らえなくし、被害者同士で虐待をさせることで相互不信を一層深くさせ、6人を殺害した。

『ストックホルム症候群』と『パブロフの犬』の関係

1、 イヌにメトロノーム(ベル・ホイッスル・手拍子・足踏みと言う説もある)を聞かせる。
2、 イヌにえさを与える。イヌはえさを食べながらつばを出す。
3、これを繰り返す。(上記の二つのプロセスを条件付けという)
4、すると、イヌはメトロノームの音を聞いただけで、唾液を出すようになる。

この実験には続きがある。動物に痛みを与え続ける。すると、餌を与える実験者ではなく、痛みを与える実験者に尻尾を振るようになる。

ストックホルム症候群をテーマにした映画

『狼たちの午後』は、1975年製作のアメリカ映画。シドニー・ルメット監督による犯罪映画。映画中でストックホルムで起きた銀行強盗犯を演じたアル・パチーノの演技が高く評価されている。

心と体が結ばれた完全なるセックス」を求める中年男と、そんな彼に誘拐監禁された女子高生の危ない純愛を描く。実際に起きた事件を元にしている。

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