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【ウェブ製作】フリーランスのための見積もりと価格設定のポイント

ウェブ製作に従事する多くのフリーランサー、個人事業主を悩ませる仕事の1つに「見積もり」があります。特に価格設定においては、ほとんどの人が頭を悩ませますよね。そんな方々に基本的な価格設定や見積もりのポイントなど、クライアントに価格を提案する流れの一例をご紹介します。

更新日: 2014年12月20日

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この記事は私がまとめました

T.Ohkiさん

■競合の価格相場を知ろう

価格設定がおこなえないという方はまず、他のフリーランサーたちの製作料金や実績をチェックすることをオススメします。競合の事情を知っておくことで、仕事の価格を決める際の1つの指針・根拠になりえます。

この価格で良いのか、高いのか安いのかの判断を他人に仰ぐことはとても難しく、自分で相場と相手との関係性をしっかり踏まえて考えないといけない

相場価格がある程度決まっている商品やサービスを扱っている場合、相場より高い価格では売れにくくなるため、付加価値をつけるか、相場価格に寄せるか、いずれかの対応が必要になります。

例えばウェブ製作の業界では、以下のようなページを参考に相場をチェックしてみましょう。

■自分の仕事の価格を決めよう

個人事業主の場合、「振り込まれたお金=儲け」ではありません。そこには経費が含まれますし、税金も納めなくてはならないので、料金を決定する際は、それらを考慮した"利益を乗せた価格"を算出する必要があります。

一般的には給与で得られる金額の3倍、といわれます。

少なくとも「サラリーマンと同程度に稼ごうとする」のなら時給5000円が最低ラインということになります。

私が導き出した時給は1500円です。そしてここからがポイントですが、時給に×3をします。3倍にする内訳は、「自分への報酬:事業(会社)の売上:経費」となります。この考え方は、法人でも基本的には一緒だと思います。

経費・税金を考慮した価格の意識が出来たら、次は日給を考え、その仕事に何日掛かるのかで作業金額を算出します。

ちなみに作業者の1日の作業量の単位を「人日(にんにち)」といい、例えば時給5000円で1日8時間の作業を基本とすると、その場合の1人日の単価は4万円なります。

ある作業を1人でやって1日かかる場合,それを1人日といい,これが工数の基本単位となります。2人で3日かかる作業であれば6人日です

たとえば作業に3日かかって1人日の単価を3万円とした場合次のように見積額をだします。

3日 * 3万円 = 9万円
これに消費税を追加した額を見積もりとして提出します。

利益を乗せた妥当な金額を考えるにも、お客さんに見せる見積もりでも、作業日数というのはわかりやすいので、それベースで考えるのがよいかと思います。

利益を乗せた価格設定を考え、人日単価まで算出が出来たら、次は自分がどんな作業にどれだけ時間を費やすかを計測します。

これを行うことで、製作依頼のボリュームによっておおよその作業時間の目安が割り出せるようになります。

毎回かかった作業時間をはかっておくと、次に同じような作業があった場合に、どのくらい時間がかかるかの目安になるのでおすすめ

■見積もりを作ろう

製作依頼があった場合、まずは要件を正確にヒアリングし、それを満たすためにはどんなことが必要かを考えます。そこが明確にならないと、具体的な価格を算出できませんので、予測・質問・提案を行って要件を確定させます。

「とりあえずウェブサイトの見積もりだしといて〜」っておい!説明しろよって。彼らは言う。あたかもウェブサイトという1つの不変な商品があるかのように。

提示された情報以外を深読みし、条件以外のことまで勝手に考えることになる。もうコンサルティングみたいなものだよね。~これが「Web業界の見積もり」という感じはある

仕様が定まっていない場合、クライアントの言葉を拾い上げて製作の"概要"を作り上げ、概算見積書を作成します。

ただし、概算見積書はあくまでも目安です。要件確定時に作業内容が大幅に変わることがほとんどなので、その際は改めて正式な見積もりを行う旨を伝えましょう。

今の時点でわかっている「概要」から想像する作業項目をざっと洗い出し、それぞれ、どれくらいの時間でできるかっていう工数を計算しています。

そういうときはね。「ざっくりなので概算ですけど、仕様が決まったら増える場合もありますけど良いですか?」って言っておくのだよ。

時間給、日給で金額を算出する場合、予定よりも作業時間が掛かった場合は損になります。こういったリスクを回避するためにも、しっかりと作業項目を洗い出して見積もりをします。

それにより、クライアントもどんな作業にどのくらいのお金と時間が掛かるかが理解しやすくなります(人によっては細かくて分からない、と言われることもあるので適宜調整を)。

「あー、あの機能はjQueryでサクっとじゃん。1日作業だ」ではなくて入ってるCMSは何か、サーバはどうか、既にjQuery等を使って無いか、機能に関する要望詳細は何か、などなど特に初めての案件の場合はきちんと考えておいた方が良いと思います。

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