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この記事は私がまとめました

maaCuraさん

気象庁のサイトで、過去10年分のデータがダウンロードできる

http://www.data.jma.go.jp/gmd/risk/obsdl/index.php

10年分と言わず、1872年からの記録データを公開している。

ただし昔に遡るほど、記録があるのは一部の地域のみ。
今回は一通り全国のデータが揃っていて、キリもよい、過去10年分のデータを採用することとした。

県別に平均値を比べるとどうなるのか?

元々、気象庁の過去のデータは、県毎にまとめたものではなく、全国に多数ある観測地点の記録だ。
この中から「降雪量」が記録されている有効な観測地点を、各都道府県ごとに集計し、平均値を県対県で比較してみることにした。

冬季(12月~2月)の間に、過去10年間で平均、"毎年何センチ雪のが降っているか?”を県ごとに計算した。

なお条件として、「同じ県に有効な観測地点が5つ以上あること」を設けている。
※山間部等、ごく一部の地点のみ降雪データがある県は、それがその県全体の傾向とは言えないためである。

結果、比較の対象となった県は、

北海道,青森,岩手,宮城,秋田,山形,福島,新潟,富山,石川,福井,長野,岐阜

の13県であった。

【1位】 山形県 / 一冬あたり「636センチ」

有効観測地点は14。
県庁所在地での比較は、全国4位(山形市)
※別途調査したもの

一冬に降る雪の量が、県内平均で636センチと、とてつもない量であった。

とくに肘折1125センチ、大井沢938センチ、尾花沢836センチなどが、平均値を大きく引き上げている。

※写真は肘折の温泉施設の様子。

なお1位になった顕著な要因は、“雪の少ない地域がない”ことだろう。
観測地点で一番数値の低かった酒田でも、平均218センチもあった。

※写真は、酒田市の山居倉庫(さんきょそうこ)のケヤキ並木。ドラマ「おしん」の舞台としても有名。

【2位】 新潟県 / 一冬あたり「578センチ」

有効観測地点は16。
県庁所在地での比較は、全国11位(新潟市)

800センチ以上の豪雪地が、観測地点に限っても津南,守門,小出,湯沢,十日町,関山 と6箇所もあった。

とくに「津南雪まつり」でも有名な津南町は、
一冬に降る雪の量が平均1108センチと、県内でもっとも高い数値を記録した。

※写真は「津南雪まつり」での催し、『スカイランタン』の様子。

もっとも降雪量が少なかったのは、佐渡島の相川で、平均61センチと、唯一2ケタだった。

※写真は相川の「佐渡金山」
歴史上、国の財政に大きな影響をもたらした。

【3位】 秋田県 / 一冬あたり「532センチ」

有効観測地点は10。
県庁所在地での比較は、全国3位(秋田市)

全観測地点が350センチ以上となっており、県内全体で降雪量が多いことが伺える。

降雪量が最多だったのは、「湯ノ岱温泉」のある湯ノ岱。
一冬で平均680センチの雪が降る。

もっとも少なかったのは、五城目の369センチ。
それでも一日当たり40センチ以上の計算となり、非常に多くの雪が降る。

※写真は五城目の郷土料理「だまこ鍋」。
鶏肉のダシで、新鮮な野菜とだまこもちを煮る。

【4位】 福島県 / 一冬あたり「475センチ」

もっとも高い数値を観測したのは、スキー場もある只見の986センチ。

豪雪地帯の中でも特に降雪量が多い地帯で、国から「特別豪雪地帯」に指定されている。

一冬の平均が、3センチと少なく、温暖な気候であることが伺える。

なお降雪量が少ないため、2007年で観測が打ち切られている。それまでの期間で平均値を算出した。

【5位】 長野県 / 一冬あたり「423センチ」

有効観測地点は14。
県庁所在地での比較は、全国10位(長野市)

上述の福島県と同様、観測地点によって、降雪量の数値に大きな開きがあった。

※写真は歴史を感じさせる、長野市内の町並み。

最大の降雪を観測したのは、野沢温泉の893センチ。
その名の通り、「野沢菜」の発祥地でもある。

そしてお気づきになられただろうか?

山形,新潟,秋田,福島,長野と、各県の降雪量1位はいずれも温泉地である。

もっとも降雪量の少なかった松本は、44センチ。
つまり野沢温泉では一冬で、松本の20年分の雪が降る計算となる。

※写真は、薄紅色の桜も見事な、松本城。

【6位】 岐阜県 / 一冬あたり「416センチ」

有効観測地点は8。
県庁所在地での比較は、全国15位(岐阜市)

※写真は、岐阜駅から撮影した雪景色。

なお岐阜市は、県内の観測地点中、もっとも降雪量が少なかった(34センチ)。

一冬に降る雪の量が平均792センチにもなる、豪雪地帯。

※写真は、世界遺産の白川郷『合掌造り集落』。
幻想的な風景が広がる。

2位以下は、河合650センチ, 長滝556センチ, 神岡529センチと続く。

※写真は、「飛騨かわいスキー場」。

【7位】 青森県 / 一冬あたり「409センチ」

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