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カタカナ英語は間違いだらけ…英語には促音(っ)がないって知ってた?

促音(詰まる音=「っ」)は、英語にはありません。Appleをカタカナで「アップル」と表記するのも、Dogを「ドッグ」と表記するのも間違いです。あなたのカタカナ英語が英語話者に通じない理由は、もしかしたらコレかも…!?

更新日: 2016年06月09日

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促音とは、「詰まる音」のこと

小さい「ツ」。それが、促音。

「促」には「つまる」「せまる」という意味があり、促音は「つまるような感じを与える発音」

「こっか(国家)」「いっさつ(一冊)」「カット」「あっぱれ」などのように、「つ」「ツ」を小さく書いて表す

音声学的には、長子音の前半部分を1モーラとして切り取ったものを促音と定義しています。

促音に類似した音素・音結合はイタリア語等の欧州地域の一部、及び朝鮮語、広東語、ミン南語、台湾語、ベトナム語などの古代中国語の声調の一つである入声を保存している東アジア地域に分布している

日本語の他にも、促音がある言語はあるのですが、日本人が必ず学ぶ英語には、実は促音はありません。

実は英語には促音は存在しない

英語には促音は存在しない…って知っていましたか!?

英語の発音に日本語の促音「ッ」はない

英語には促音(小さい「っ」)がないんです!

six の発音は「síks(米国英語), sɪks(英国英語)」です。片仮名では「シックス」です。

"six" は日本語では「シックス」と促音入りで表記されますが、発音記号を見てみると促音に相当する発音はありません。

"stop"をカタカナで書くと「ストップ」になる。英語発音の学習では、「ス」や「プ」に"su"や"pu"みたいな余計な母音を入れないようにという指導は多い。だけど、英語には促音がないということはあまり指導されない

非常に重要なことなのに、あまり指導がされていないようです。

米人はどうしているかと、"sto"(スト)と母音を発音したまま、喉を絞めず、"p"で唇を閉じる

日本語話者は英語のbat を聞くとba とtの間に促音を知覚する。これは日本語話者に独特な知覚である

日本語を母語とする人は、英語など他の促音のないはずの言語にも、促音を感じてしまうようです。

カタカナ英語と促音

カタカナ英語が混乱の原因!?

ram と rat の発音の違いは語末が m か t かということだけのはずなのに、日本語にすると「ラム」と「ラット」となり、片方にだけ「ッ」が入ってしまう

"can" と "cat" なども、日本語で書くと「キャン」「キャット」と片方にだけ促音が入ってしまいます。

英語に通常促音はないので、[アップル] の場合 [ッ] を入れない [アプル] のように発音します

特にもともと短母音+1破裂音または破擦音で終わっていたものは、日本語では促音+1音節という形で表されることが多い(ビット、カップなど)

ただし、日本語には促音+濁音という音結合がなかったため、この場合には促音+清音という形に変化すること(バッグをバック、バッヂをバッチ、ベッドをベットというなど)

"big" を「ビック」と表記したまま商品名や社名にしてしまうなど、恥ずかしい事例も…

英語を綺麗に発音するために、促音はやめよう

例を挙げよう。"bread"は「ブレッド」ではなく、「ブレェ」を"d"で閉じる。"plot"は「プロット」ではなく、「プラァ」を"t"で閉じる

たとえば「attack」という単語を「アタック」と発音したら間違いなのだ。なぜなら「ッ」という促音は英語にはない発音だからである

「和製英語」 で、うっかり促音で発音すると、さっぱり理解されない危険があります

一般的に使われているカタカナ表記そのままの英語を発音せず、英和辞典に書かれている発音記号を見て、カタカナ表記との違い知りながら、きちんとした英語発音ができるようにして下さい

きちんと通じる英語を話したいなら、まず促音を断とう!

英語で促音が使われる例外

促音(Glottal Stop)の発音記号は、[ʔ] で表される。

英語の声門閉鎖音( Glottal Stop )は通常単語の末尾、あるいは、単語の中(音節の切れ目)に現われます

促音は英語では「Glottal Stop」といいます。

glottal stopは、単語をつなぐとき、たとえば get readyというときにあらわれます

英語の単語の中には促音は存在しませんが、単語がつながるとき── 上記の例でいうと、get ready というときはgetとreadyの間は促音のように詰まった音になります。

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