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【画像で見る】ステロイド軟膏の副作用。アトピーの方へ

アトピー治療においてステロイド軟膏は主役です。その治療効果は高く、薬に頼り切ってしまい、原因である生活習慣の改善を怠る人が多い。良い薬ですが、自己判断で不適切に使用すると副作用が出ることがあります。副作用をよく理解して、適切に薬を使用する。そして、食習慣などの生活習慣を改善しましょう。

更新日: 2017年07月19日

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tigermoniさん

ステロイド軟膏は未だアトピー治療の主役です。

ステロイドはもともと腎臓の上にある副腎という器官でつくられるホルモンです。これを人工的に合成したのがステロイド薬で、炎症を抑える作用があります。この薬は1952年から使用されている、長い歴史を持つ薬です。

ステロイドを皮膚に塗ると、炎症細胞の活性化を抑えるだけでなく、皮膚の細胞の活性化を抑えます。よってきわめて効果的に皮膚の炎症を抑え、結果的にかゆみ神経の活性化を抑えかゆみがなくなります。

ステロイド外用薬の種類

ステロイド外用薬には、その薬効の強さによってStrongest(最も強力)からWeak(弱い)まで5段階に分類されます。

【ステロイド軟膏の5段階分類】
 Strongest(最も強力)
 Very Strong(非常に強力)
 Strong(強力)
 Medium(中程度)
 Weak(弱い)

ステロイド薬は上記のように多種類存在します。下にはよく使用されるものを示します。

いちばん強力な部類なので、症状の重いときに用いるほか、苔癬(たいせん)化した湿疹など皮膚が厚くなっている部分に適します。一般的に、顔など皮膚の薄いデリケートな患部には使用されません。虫刺されなどに短期間集中的に使用します。

出典ameblo.jp

掻き壊しをくりかえして、ごわごわと皮膚が厚く硬くなってしまった状態。

よく処方される代表的なステロイド外用薬です。かなり強力なので、症状の重いときに用いるほか、苔癬(たいせん)化した湿疹など皮膚が厚くなっている部分に適します。一般的に、顔など皮膚の薄いデリケートな患部には使用されません。一部が体内に吸収されても、すぐに代謝され不活性化されるので、全身性副作用が出にくい。

よく処方される代表的なステロイド外用薬です。かなり強力なので、症状の重いときに用いるほか、苔癬(たいせん)化した湿疹など皮膚が厚くなっている部分に適します。一般的に、顔など皮膚の薄いデリケートな患部には使用されません。そのほかの特性として、局所作用が強いわりに全身性副作用がでにくいという点があげられます。

かなり強力なので、症状の重いときに用いるほか、苔癬(たいせん)化した湿疹など皮膚が厚くなっている部分に適します。液体なので、頭皮など軟膏が使用しにくい場所に使います。

最も使用されているステロイド軟膏です。適度な強さがあるので、さまざまな皮膚症状に広く処方されています。

名前は異なりますが、上のリンデロンV軟膏と同じ成分です。古くからの代表的なステロイド外用薬で、軟膏やクリームなどさまざまな製剤が販売されています。適度な強さがあるので、さまざまな皮膚症状に広く処方されています。ベトネベート軟膏は市販でも購入できます。

比較的軽い症状のときに用いるほか、顔などデリケートな患部にも使いやすいです。作用がおだやかで、全身性副作用もでにくいので、子供や赤ちゃんにも好んで用いられています。

比較的軽い症状のときに用いるほか、顔などデリケートな患部にも使いやすいです。作用がおだやかで、全身性副作用もでにくいので、子供や赤ちゃんにも好んで用いられています。

市販薬でも販売されています。

優れた抗炎症作用のある「フルオシノロンアセトニド」と、抗生物質「フラジオマイシン硫酸塩」を配合した軟膏剤です。「フルオシノロンアセトニド」がつらい湿疹・皮膚炎の炎症を抑え、「フラジオマイシン硫酸塩」が細菌感染(化膿)を防ぎます。

「コーチゾン雪の元S」は、かゆみが酷く、炎症を伴なう湿疹、ただれなどの皮膚病に効果的な皮膚疾患治療薬です。
皮膚の炎症とかゆみを抑える副腎皮質ホルモン剤ヒドロコルチゾン酢酸エステルと、抗ヒスタミン剤を配合。

ステロイド軟膏ってすごく効くけど怖い薬なの?

ステロイド軟膏の副作用は有名ですが、医師の指示通り使用していれば問題とならないことも多いです。ステロイド=怖い薬、副作用の多い薬と捉えられてしまう背景には、
①副作用を強調したマスコミによる誤った報道
②医療者側の説明不足
③患者自身の誤使用による副作用の発現
が挙げられます。

また、ステロイド5段階分類のうち、strong(強力)クラスの薬は医師の処方なしに薬局で購入できてしまう点も問題でしょう。患者自身が市販のステロイドを購入し、顔などの皮膚の薄い部分に長期間使用することで副作用が出てしまう。

さらに、アトピーの原因は生活習慣などの様々な背景があるのにもかかわらず、そこを改善せずに薬に頼り切ってしまう。その点も修正すべきです。

上手に使用すれば非常に効果的な薬です。薬を上手く使用しながら、原因となっている生活習慣を改善することが重要です。

では、どのような副作用があるのですか?

ステロイドには下に示す副作用があります。そのため、自己判断で調節したりせずに、指示通りに使用することがポイントとなります。

①ステロイドざ瘡

副腎皮質ステロイド薬の副作用の1つに、にきびがでやすくなることがあります。ステロイド薬内服、外用で生じるにきびのことをステロイドざ瘡と呼びます。

出典ameblo.jp

ステロイドの持つ免疫抑制(感染に弱くなること)作用による疾患です。
ステロイド内服・外用中に2週間後くらいから始まります。

アトピー性皮膚炎でステロイド外用中に出現したステロイドざ瘡

②ステロイド酒さ(しゅさ)

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