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【知ってる?】英語の月名は『ローマ神話』が由来

学校で習った英語の月名ですが、実はローマの神様に由来していたって知ってましたか?

更新日: 2015年08月26日

radiconさん

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英語の月名の由来を知るには、まず古代ローマ暦をみなくてはなりません。
古代ローマ暦は、紀元前750年ごろから紀元前46年までローマで使われていた暦で、1年を太陽の動き、1ヵ月を月の動きで構成するThe Solar-lunar Calendar(太陰太陽暦)でした。

古代ローマ暦

古代ローマ暦のうち、紀元前710年まで使われていたのがロムルス・レムス暦、以降がヌマ暦です。ロムルス・レムス暦では、1年はMarutius(現在の3月)からDecember(デセンベル 現在の12月)までの10ヵ月304日。余った日数をDecember以降に「死の季節」として設定していました。

1年の長さは304日で、12月30日と3月1日の間に、日付のない日が約61日間続いた。農耕暦だったので、畑仕事のない季節に日付は必要なかったとされる。当時のローマ人は1年の長さが約365日であることを知らなかったため、日付のない日は厳密に61日間ではなく、春めいてきた日に王が新年を宣言するという形をとったと考えられる。

古代ローマでは、意外と曖昧な暦が使われていたようです。

ヌマ暦

紀元前713年、ローマ国王ヌマ・ポンピリウスによって改暦が行われ、Jānuārius(ヤーヌアーリウス、29日間)、Februārius(フェブルアーリウス、28日間)がつけ加えられた。このときヌマは、日数が30日だった月の日数をすべて29日に変えた。平年の1年の長さは355日になる。2年に1度、2月の日数を23日に減じ、2月23日の翌日に Mercedinus(メルケディヌス)という名の27日間または28日間の閏月を挿入した。この時期はまだ年始は3月1日であった。この暦法は、布告した王の名をとりヌマ暦と呼ばれる。

ほとんどの月の日数を29日と31日にしたのと、1年の長さを月の運行に合わせた354日にしなかったのは、ヌマの信仰が偶数を嫌ったからだとされている。

ヌマ暦から1月と2月がきちんと決められました。その代わり月の呼び名に問題も発生しました。

ユリウス暦

紀元前46年、ディクタトール(執政官)の地位に就いたJulius Caesar ユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)は、古代エジプト暦を参考に完全な太陽暦を全ローマに発布します。これがThe Julian Calendar(ユリウス暦)です。この暦で1年は365日とされ、4年に1度、閏年を置くことが決められました。

閏年は、2月23日と24日の間に1日入りました。古代ローマ暦では、冬の明けるFebruariusの末日23日がテルミナリアという祭日で、閏年はその後に1ヵ月入れる形をとっていました。ユリウス暦もそれを踏襲して、2月23日のあとに1日入れています。

以後、1582年10月4日にローマ皇帝グレゴリウス13世が打ち切るまで、1600年以上もの間、ユリウス暦が使われました。
 グレゴリウス13世が修正した暦がThe Gregorian Calendar(グレゴリオ暦)です。

グレゴリオ暦は現在も世界中で使われています。

1月 -January-

出典ameblo.jp

このヤーヌスは前後に顔があり、門を守護する神でした。 そして、古代ローマにおいては、軍隊などが出陣する時は、 ヤーヌスを祭った門を通るしきたりがあったようです。

やがて、色々な物事は門を通ることから始まることから ヤーヌスは最初の神を意味するようになったようです。
http://bit.ly/1vxxoKF

January はJanus(ヤヌス神)から来ています。万物の支配を表す、光の源初神Dianus(ディアヌス)が、ラテンではヤヌス、ギリシアではZan(=ゼウス)となりました。

Janusはラテン語で門、楼門の意味。ヤヌス神は門、戸口、通路そして事の始まりの神で、東西を向く二つの頭、あるいは四方を見渡す四つの頭をもちます。双頭のワシにも象徴され、過去と未来、歴史と認識(洞察)という全体性を表します。

2月 -February-

死者の魂と密接な関係にある事から、後にプルートーと同一視される。

ローマの贖罪の神フェブルウス(februus)を祭る、februalia という祭り に由来するという見方もあります。

February の語源は「罪滅ぼしの月」という意味のラテン語 Februari だと 言われています。

古代ローマでは、Februa(あがないの祭り)が2月15日に、豊穣の王の身代わりが3日間統治したのち生け贄として殺されたRegifugium レギフギウムが2月24日に行なわれました。

Februaryの由来は、februs(酒を献上する)とfebruere(浄化する)という説もあるようです。昔は2月が年末だったので、罪滅ぼしの月としたようです。

ヌマ暦になって、「死の季節」を二分割したのが、JanuariusとFebruariusです。

冬の時期に日付がつけられるようになったのはヌマ暦から。

3月 -March-

戦いの多かったその昔、新年の最初の月「3月」は軍事行動の始まりの月であり、 そして、軍神 Mars を称えた月だったようです。
http://bit.ly/1B9zcjK

古代ローマ暦では最初の月でした。March は、農業と戦争の神Mars(マルス ギリシア神話ではアレス)から。3月は風が吹き荒れることから、軍神マルスの月とされたという説もあります。

4月 -April-

春はとても美しい季節。その美しさを「美の女神」である Aphrodite(アフロディーテ)に捧げる月としたことが起源であるようです。
http://bit.ly/1xjfGQp

April は、ラテン語 aprilis に由来しているようです。

これは 「開く」の意になるそうですが、4月は春、花が開く季節でも あるのでそれに関係しているのでしょうか。

5月 -May-

May は、繁殖・成長を司るMaia(マイア女神)に豊穣祈願の生け贄を捧げる月からという説があります。
http://bit.ly/1BoHbHH

イギリスにおいて、5月は「花々が咲き誇る美しい季節」とされています。 大地に緑が増え、豊穣なる様子です。

5月は死者を悼む月で、結婚するには縁起の悪い月とされました。

6月 -June-

June は、ユピテルの妻Juno(ユノ ギリシア神話ではヘラ)あるいはJunius(ユニウス)・ブルートゥスの執政に由来するそうです。
 古代ローマでは国の守護神である、家族とかまどの女神ウェスタ(ギリシア神話ではヘスティア)の月とされました。
http://bit.ly/1BoHbHH

Juno は当時、最高の女神とされ、結婚生活や出産をつかさどる神として 女性に崇められていたそうです。

そのような訳で、6月はこの女神に守られた結婚には最適の季節とされ June bride という言葉が生まれてきたわけです。

日本でもよく言われるジューンブライドは、ローマの神様から来ていたんですね。

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都市伝説や古代文明を中心にまとめています。遺跡情報サイト「HUNTER:」管理人。陰謀論はちょっとお休み。ご連絡はTwitterに☆http://bit.ly/1a12xCs

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