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浄土真宗の永代経について 意味お布施(懇志)の金額相場など

浄土真宗(東西本願寺他)で永代経という言葉を聞くことがありますが、どのような意味なのでしょうか?よく霊園などの永代供養と混同しがちですが浄土真宗には元々亡くなった方を追善供養するという概念がありません。ここでは浄土真宗の永代経について紹介していきたいと思います。時期懇志の金額なども参考にして下さい。

更新日: 2017年05月29日

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この記事は私がまとめました

よく「永代供養」という言葉と混同されますが
浄土真宗には「供養」という概念がそもそもありません

浄土真宗における「永代経」とは「永代読経」の略

永代経(法要)は、門信徒の方々によるご懇念によって、ご本山やお寺が護持され、お念仏のみ教えが永代に受け継がれていく法要であります。

〝永代経は先祖への永代の追善供養〟という認識が強いですが、浄土真宗における「永代経」は、〝先達・先祖を御縁として私が経(教)を頂き未来永代に伝える〟ということが本義となります。

「永代経懇志」をおさめるタイミング

この懇志金をお寺に納める時期が地方や寺によってまちまちなんです。葬式があったらその葬式を執行した方の名で必ず納める、また年忌法要が繰り出される年に納める、毎年納める、退職などをご縁にして納める、、、などなど。

でもやはり一般的な納める時期は

『永代経』のご懇志は、満中陰後(49日後)や、年会法要などを機縁として納められるのが一般的です。

本山では毎月行われていますが
各寺院では年に一、二回春秋の時期に
法座を開いて行われます。

※亡くなった方がおられなくても
もちろんお参りいただけます。
お勤めの後、法話もありますので是非お参り下さい
この時の懇志は千円~三千円くらいの方が多いようです

永代経懇志金額について(亡くなった方をご縁に納める場合)

永代経 10万円以上
● 故人法名を 
 法名帖に記載
◆年回法要(阿弥陀経)
 (50回忌まで)
故人法名を軸に記載し
左余間に掛け
毎年総永代経を勤める

亡くなった方をご縁に納める場合、大体10万円位納める方が多いようですが
私が見た限り東海地方のお寺に張り出してある永代経懇志の額は
5万円くらいから上は100万円くらいでした。
※1万円の方も見たことがあります。

西本願寺の住職に聞いてみたところ「金額に決まりはない」ただ布施行の一種なので
「生活に困るような金額を納める必要はない」のと「ああ安く済んだ(笑)」というような
金額も好ましくないとのことでした。

「御布施」ではなく「永代経懇志」がよいでしょう。
水引はなくてもかまいません。

永代経懇志はまとまった額の財のほかに、お寺で用いるお道具なども納められることもあります。

※正面にある獅子の付いた香炉は
外陣香炉といい大きさにもよりますが
70万円くらいします…

永代供養と混同される理由

故人の命日などをご縁に永代経懇志を納める方が多く誤解が生じるようです。

永代経とは、
“永代読経(えいたいどっきょう)”の略で「末永く(永代に)お経が読まれる」という意味です。
そこからまた「お寺が存続し、み教えが繁盛し続けるように」という願いが込められた意味にもなります。

永代供養とは
お寺で永代にわたる供養・管理を約束してくれる供養の事です。

供養という概念のない浄土真宗の教義にはそぐわないものです

『永代経懇志』は「故人のために納める」というのではなく故人の「永代にみ教えが伝わるように」との遺志を受けた施主が「故人になり代わって納める」ものです。

「永代経懇志」を納めたからといってもうお参りをしなくていいわけではありませんし
「懇志」はいわゆる”お経代”でもありません。

永代経懇志は「お寺を護持しいつまでもお念仏の道場としてみ教えが伝わっていくように」
との願いがこめられています。またそうした願いによりお勤めされるのが永代経法要なのです。

お寺でお勤めされた永代経法要

お寺でお勤めされた永代経法要
お寺によってお勤めされるお経も様々です。

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