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世界のハブ空港まとめ(そもそも「ハブ空港」や「ハブ&スポーク空港」とは)

世界のハブ空港をアメリカ・アジア・ヨーロッパ別にまとめてみました。そもそもハブ空港やハブ&スポーク空港とは、どのような空港を指すかも解説します。

更新日: 2018年02月12日

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zattazattaさん

目次

■そもそもハブ空港とは
■ハブ空港となるための条件
■利用客数の多い空港=ハブ空港とは限らない
■世界のハブ空港
 ★アメリカ★
  シカゴ・オヘア空港 [アメリカ合衆国 シカゴ]
  デトロイト・メトロポリタン国際空港 [アメリカ合衆国 デトロイト]
  ダラス・フォートワース国際空港 [アメリカ合衆国 ダラス]
  ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港 [アメリカ合衆国 アトランタ]
  デンバー国際空港 [アメリカ合衆国 デンバー]
 ★アジア★
  成田国際空港 [日本 東京首都圏]
  仁川(インチョン)国際空港 [韓国 ソウル首都圏]
  チャンギ国際空港 [シンガポール シンガポール]
  スワンナプーム国際空港 [タイ バンコク]
  ドバイ国際空港 [アラブ首長国連邦 ドバイ]
 ★ヨーロッパ★
  フランクフルト国際空港 [ドイツ フランクフルト・アム・マイン]
  シャルル・ド・ゴール国際空港 [フランス パリ]
  スキポール国際空港 [オランダ アムステルダム]

そもそもハブ空港とは

ハブ空港というのは、飛行機の乗り換えの中心になっている空港のことです。つまりハブ空港というのは、電車やバスでいうと、ターミナルのようなものです。

乗り換え(「トランジット」とも呼ばれます)するための空港ということです。

ハブは車輪の中心、これがハブ空港の語源です。
そこから伸びる無数のスポークが空港から伸びる路線網です。
多数の路線網を抱える中心性のある空港がハブ空港ということです。

各国、又は各大陸ごとにハブ空港が存在し、そのハブ空港同士を結ぶ機関路線があります。
ハブ空港から各国や各大陸の中小空港へと支線が伸びています。

このネットワークシステムを、「ハブ&スポークネットワークシステム」と言います。

航空利用者は、乗り換えの不便は発生しやすいですが、どの中小空港からも目的地tにたどり着くことができます。

航空機の目的地としてだけではなく、長距離便の中継地や経由地として利用され、世界各国の航空会社が乗り入れ離発着することになります。

ハブ空港には乗り換え需要が発生するので、その都市の需要以上の路線網が構築されることになります。
結果として直行便が増えるので、近隣に住む利用者の立場としても、便利になります。
また、ハブ空港を有する都市は、国際ビジネス拠点の競争にも有利になることができます。

ハブ空港となるための条件

全てを必ずしも満たす必要は無いですが、以下のような条件が整っている空港がハブ空港として活用されることになります。

たくさんの航空機が離発着するわけですから、滑走路が複数必要になるのは当然です。

しかも、長距離国際線を乗客と貨物、そして燃料を満載して離陸させるには4000mに近い滑走路が必要となります。
近距離路線も多数設定されることを考えると全てが長距離用でなくても良いですが、一本は最低3500m、できれば4000mの滑走路が欲しいところです。


また、横風が強いときも離発着できるよう、横風用滑走路もあれば、なお良いでしょう。

乗り換えの便利さがハブ&スポークネットワークシステムを成功させるポイントです。

空港ターミナルは、乗り換え客にとって便利なものを建設する必要があります。
具体的には、乗り換えが短時間で済む構造になっていることが第一です。

加えて、乗り換え時間が長くなってしまったときのための宿泊施設を有することや、ショッピングゾーンを含めた一種のレジャー空間もあると良いでしょう。

アメリカの大空港は同一航空会社間の乗換えを前提にしてつくられているため、1つの航空会社は1つのターミナルにまとめられていることが多く、案内も充実している

乗り換えを便利にさせる一つの方法として、特定の航空会社のターミナルを保有することがあります。
利用者数は、基本的には同じ航空会社の便を使って乗り換えするので、一つのターミナルの移動で済めば非常に楽になります。

航空機の着陸料は、航空会社を通じて結局利用者が負担することになります。
着陸料が安いほうが航空券が安くなるので、着陸料が安い空港には人が集まりやすく、ハブ空港に適している、と言えます。

利用客数の多い空港=ハブ空港とは限らない

重要なのは、ただ路線が集まっているだけではなく、乗り継ぎ時間を短縮するために、ある一定時間に一斉に到着便が集中し、しばらく時間が経った後には、また最終到着地に向けて一斉に飛び立っていく

その都市の需要だけを考えて路線網と時刻表が組まれている空港は、ハブ空港とは呼べないのです。

例えば羽田空港は、日本最多の利用者数を誇る空港ですが、首都圏とその他国内空港及び海外への需要を満たす空港で、乗り換えは二の次なのでハブ空港とは厳密には呼べないのです。

世界のハブ空港

以下は大陸地域別に主なハブ空港を紹介していきます。

★アメリカ★

なんといってもハブ空港の本場は、航空大国アメリカ合衆国にあります。
アメリカには、代表的で巨大なハブ空港がたくさん存在します。

シカゴ・オヘア空港 [アメリカ合衆国 シカゴ]

滑走路なんと8本を有する巨大空港であり、世界的に見ても最大クラスの規模を誇る空港です。

アメリカン航空とユナイテッド航空がハブ空港として活用しています。

デトロイト・メトロポリタン国際空港 【アメリカ合衆国 デトロイト】

平行滑走路3組(うち横風用1組)を持つ典型的な巨大ハブ空港です。


デルタ航空がハブ空港として活用しています。

ダラス・フォートワース国際空港 [アメリカ合衆国 ダラス]

アメリカ合衆国の巨大ハブ空港は、枚挙にいとまがありません。こちらも平行滑走路3組(うち横風用1組)、それにサブの滑走路1本の合計7本です。

アメリカン航空がハブ空港として活用しており、全航空便の7割を同社が占めるという、アメリカン航空の要塞です。

ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港 [アメリカ合衆国 アトランタ]

アメリカ合衆国には巨大空港が多く、中でもこのアトランタ国際空港は、世界でも航空発着数が年間約95万回及び利用者数が年間89百万人と世界トップの空港です。

デルタ航空がハブ空港として活用しています。

世界第一位の航空会社であるデルタ航空、格安航空会社であるエアトラン航空のハブ空港であり、世界中で一番忙しい空港のひとつ。

アトランタ国際空港は、航空機の離発着数が非常に多く、世界一忙しい空港ランキングのトップに躍り出ています。

デンバー国際空港 [アメリカ合衆国 デンバー]

ハブ空港のメッカ、アメリカ合衆国の中でも、このデンバー国際空港は、とてつもなく巨大です。
なんとマンハッタン島の2倍以上の面積があります。

ユナイテッド航空がハブ空港として活用しています。

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