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可愛くって縁起がいい!雀がまんまるになる「ふくらすずめ」今年もう見つけた?

可愛い!と冬のこの時期、ネットやツイッターで話題になることが多い「ふくら雀」。昔から日本の家の近くでよく見られたこの姿、縁起がよかったり、和服の世界で知られていたりと、実はさまざまな世界で愛でられている様子でした。

更新日: 2016年01月04日

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potekoroさん

冬になるとまんまるになった雀を見かけることがありませんか?

実はこれ「ふくらすずめ」と言って、雀の防寒対策なんです

’ふくら雀’とは「寒い時に羽の中に空気を入れてふくらんでいる姿」(合本俳句歳時記(角川))をいう。

「ふくら雀」とは「寒雀」の異称で「寒い冬に全身の羽毛をふくらませて丸くなっている雀」

この時期、かわいらしくふっくらとした姿を見せるのは寒雀。羽毛を体いっぱいにふくらませて空気の層をつくり、厳しい寒さをしのごうとしています。

冬のスズメはふくふくしてかわいいでござるな(*´∀`)ふくらすずめと言うらしいでござるよ

冬のすずめはかわいい。ふくらすずめっていう呼称があるけどその響きもかわいい。

俳句の季語にもなっていて、実は日本の冬の原風景なんですね。

季語として定着したのが明治以降というのだから案外新しい

脇へ行くな鬼が見るぞよ寒雀   一茶

数少ない江戸時代の作例として、たとえばこのように小林一茶もふくら雀=寒雀を詠んでいます

小鳥は冬になると防寒のために羽に空気を含ませてまんまるになるんだぜ。冬の雀はふくらすずめって言うて冬の季語なんだぜ pic.twitter.com/22Q1LMvfxg

富と繁栄を願う、とっても縁起のいいものでもあるんです。

このふっくらとした姿を「豊かさを表す縁起物」だとして、福良(良い福をもたらす)雀とか福来(福が来る)雀と呼んでいます。

「福良雀」や「福来雀」などの字を当てることもあり、「富と繁栄を願う」という意味があって大変縁起が良い

和服の世界では「ふくら雀」という帯結びがある

和服の世界には、これに形が似ていることから「ふくら雀」と呼ばれる帯結びがあり、振袖や若い人の訪問着に用いられる

ちなみに、雅子様や紀子様の結納の際の帯も「ふくら雀」だったらしいです。

見つけたらちょっと幸せになりそうな「ふくらすずめ」。あなたもいつもの道すがらで、少し視線を変えて探してみませんか。

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