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ガンジス川で100体超の遺体発見。「水葬」と衛生状態の実態

インド北部ウッタルプラデシュ州ウナオ周辺で、ガンジス川の川面に100体以上の遺体が漂流したり、川岸に流れついたりしているのが見つかった。地元メディアが伝えた。現地に残る水葬の風習。ガンジス川の衛生状態等についてまとめてみました。

更新日: 2015年01月16日

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rainshineさん

インド・ガンジス川岸で100以上の遺体が見つかる

インド北部ウッタルプラデシュ州ウナオ周辺で14日、ガンジス川の川面に100体以上の遺体が漂流したり、川岸に流れついたりしているのが見つかった。地元メディアが伝えた。

報道によると、遺体が見つかったのは同州の州都ラクノー近郊。水葬された遺体が、水位低下に伴って川岸に流れ着いたとみられる。

何が起こったのか?

もはや遺体は腐り果て、犬やカラスの餌となり、ほとんど生前の姿をとどめていないが、現地では何らかの「異端の葬儀」が執り行われた可能性も囁かれているという。

死者の家族が火葬費用を支払えなくてガンジス川に捨てたか、或いは川岸にいいかげんに埋葬したものだという。

現地ではさほど珍しくない、川での遺体漂着

インドやバングラデシュでは、ガンジス川でなくても、川に遺体を流す人があちこちにいて、遺体が流れていてもニュースにすらならない。

これは「水葬」によるもの

本来は、川岸で遺体を燃やし、その灰を川に流す。だが、子供や妊婦、事故死による死体はそのまま川に流されるのだ。ガンジス川では、死体が浮いているのが日常風景だ。

「インドにはお墓がない」ではなく、「ヒンドゥ教徒にはお墓がない」。 強いて言えば「ガンジス川がお墓である」と言えるかもしれません。

インドではガンジス川が、非常に聖なる川であるとも考えられています。ですので、誰かが亡くなった場合、故人との別れを葬儀で済ませたら、遺体をガンジス川に流すという事で故人の存在を母なるガンジスに返すのだという考えで水葬が行われるわけです。

ヒンドゥー教などの宗教では遺体を火葬して川に遺灰をまく習慣がある。しかし葬儀には7000ルピー(約1万3000円)の費用がかかることから、貧困層では遺体を焚き木で燃やして焼け残った遺体を川に流すこともあるという。

しかし今回の件は異質である

ガンジス川に死体が流れることはよくあるが、こんなに多くの死体が同じところに現われる状況はめったに無いことで、大量の腐乱死体の出現は深刻な健康危害をもたらす恐れがある。

市民団体は短い期間に大量の遺体が見つかったため、周辺地域で深刻な健康被害があった可能性を指摘。地元当局が調べている。

遺体に限らず衛生状態が良くない「聖なる川」

神聖さとは裏腹に、人間の死体、動物の死体等が流され、川周辺はゴミや火葬された人間の灰や、供え物の腐敗物で溢れています。

ガンジス川においては近年水質の汚染が進んでいる。2007年には世界で最も汚染された5つの河川となり、ワーラーナシー付近での大腸菌レベルはインド政府の定める基準の100倍にまで上った。

汚染は人間だけでなく140種の魚類や90種の両生類、絶滅危惧種のガンジスカワイルカなどにも大きな影響を与えている。またこの汚染は、ガンジス流域に住む4億人の健康にも多大な悪影響を及ぼしている。

旅行などの際には注意が必要だ

「聖なる川」は、地域の人々の生活を支える水源の役割も担っているため、地域住民に、汚染された水による下痢や肝炎などの健康被害が生じています。また、汚染された水は流域の悪臭の原因にもなっています。

ガンジス川は 死体や汚物等あらゆる汚いものが流され、不衛生。菌の温床です。清潔な国で生まれ育った日本人は、入るだけで体を壊してしまう。コレラ・赤痢・B型肝炎等、感染してしまった話をよく聞くし、そうでなくても高熱を出す人が多い。

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