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中学生でもわかる簡単!!光コラボレーション・通信業界のからくり

NTTフレッツ光の「光コラボレーションモデル」とはなんなのか?詳しく解説しました。通信業界が大変革し、異なる業界にも影響を及ぼすと考えられます。通信業界の戦国時代の幕開けです。ドコモ光やソフトバンク光などの各通信キャリアから、不動産の大手メーカー、家電量販店メーカーまでが次々と通信事業へ参入。

更新日: 2017年11月14日

ゆゆぴんさん

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■ 2015年に「光コラボレーションモデル」がスタート

2015年2月にスタートされるとしていましたが、
遅れに遅れて「ソフトバンク光」
2015年3月にサービス提供開始しました。

基本的なこと

前提としてまず通信業界のしくみを簡単に理解しましょう。
インターネットを使うためには
「フレッツ光」などの通信事業者と「Yahoo!BB」のようなプロバイダーが必要でした。

過去のNTTの「フレッツ光」と従来のモデル

ものすごくシンプルにいうとNTTはインターネットの「フレッツ光」を商品として売りたい会社です。

自分たちでも「フレッツ光」を売っていましたが売り上げを伸ばすために仲間を増やしてほかの会社にも一緒に売ってもらっていました。これが販売代理店です。

フレッツ光を買ってもらって契約するところまでを販売代理店が行って、
インターネットを使えるようにする手続きなどNTTが行っていました。

仲間といってもビジネスなのでもちろんNTTは販売代理店に手伝ってもらう代わりにインセンティブ(お金)を支払っていました。

ただ、従来のモデルでは1回線につき1回の支払いでした。

販売代理店の収入の面からみると1つの申し込みに対して1度しかインセンティブが支払われないので、買ってくれる人の人数によって売り上げ(もらえるお金)が変わってしまいます。
ずっと売り続けなければいけないので結構しんどいんです。

一方、NTTはインターネットを使う人が支払う月々の使用料金などが毎月安定的に入ってきます。
買ってくれる人が多少変動しても決まったお金は入って来るわけなので販売代理店ほど困らないですよね。

販売代理店に多少高いインセンティヴを払っても毎月の収入で結局もとがとれます。
よく見かける3万円キャッシュバックやパソコンプレゼントはこのインセンティヴから出ています。

従来のモデルのデメリット

ユーザー側のデメリット

◆困ったときにどこに連絡すればいいかわからないし、たらいまわしにされる

代わりに売るのみ(お申し込みや契約の部分)は販売代理店が行っていましたが、お客さんからみればNTTと同じです。

しかし、申し込み後の対応からNTTが担当するので申し込んだときの代理店に電話しても対応してもらえず、たらいまわしにされるケースが発生します。

回線やプロバイダー、キャンペーン特典のすべてにおいて窓口がばらばらなのでどこに電話すればわからない。電話しても全然つながらないという迷宮でした。

◆ 利用中のフレッツを解約してすぐ、フレッツへ申し込みことができない

良さそうなキャンペーンがあって別の販売代理店で申し込みたいなと思っても売っているのは同じ「フレッツ光」です。もう一度申し込むことになってしまいますね。

これはNTTのルールとして禁じられており、一定期間をあけなければ再度申し込めないなどの弊害がありました。

販売代理店側のデメリット

◆ インセンティブが一回線につき一回のショットになるので、売り続けないといけない

NTTは月額で安定したお金が入って来るのに代理店は一度しかお金がはいってこないので常に新しいお客さんを探して売り続けなければいけません。フレッツ光を使っている人が多くなればなるほど申し込む人が減りますよね。

◆ すべてNTTの規定に従わなければならない

「フレッツ光」を代わりに売ることしかできないので販売代理店はNTTの決めたルールに従って売ることになります。自分たちで「フレッツ光」の利用料金を変えたりすることはできなかったのです。

では、本題の「光コラボレーションモデル」をみていきましょう!

光コラボレーションでなにが大きく変わったかというとNTTが卸主になったことです。
今までは販売代理店に売るところのみ手伝ってもらっていましたが、新しいモデルでは売るとこ以外も任せることにしました。

すごく簡単にいうと

NTT
「フレッツ光売っていいよ」

OOO代理店
「じゃあうちの会社にちなんでOOOにしよっかな」
「ちょっと高いしうちのパソコンと一緒に売って安くしちゃおう!」

XXX代理店
「え!自分たちで名前もつけられるし、お客さんから月額の使用料ももらえて結構いいんじゃない?うちんとこもやろうかなー」

といった感じです。
中身は同じ「フレッツ光」なんですが会社によって料金や商品名も違うので違う商品として扱われます。

ユーザー側のメリット

◆ サービスの提供が一貫するので、問い合わせ先が統一される
→どこに電話していいかわからない、たらい回しにされるなどの機会が減ります。

◆ 請求が統一される
→窓口が一本化されれば、いろんなところからインターネット関連の書類がくることもなくなる♪

◆ 「フレッツ光」同士の乗り換えが出来る。よい条件の会社にかえることができ選択肢が広がる
→今まではNTTのルールとして乗り換えが禁止されていましたが、新モデルでは乗り換えが可能になりました。回線自体は同じなので工事もいらない。安い業者を自由に選ぶことができます。

代理店側のメリット

◆ 自社ブランドとして扱うことができる
→自社で料金やキャンペーンを決めることが出来るし、月額で利用料を得ることが出来る。

◆ 通信事業と異なる業種の会社も「フレッツ光」を売ることができるようになった
→自社の商品としてとりいれれば売り上げアップにつながります。光コラボによって客取り合戦が激化すること間違いなし。
自社の商品とくっつけて売ることができるのでプラスアルファの利益を得られたり、今までいなかったお客さんを新規開拓できたりします。

光コラボレーションのサービス卸に参加する企業は120社以上といわれている

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