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最後まで読めた人いる?伝説の奇書『黒死館殺人事件』が難解過ぎる…

1934年に発表された小栗虫太郎の『黒死館殺人事件』は、現在でもカルト的な人気を誇る伝説のミステリ小説である。その特異な世界観と難解過ぎる内容で、日本探偵小説史上の三大奇書にも挙げられているらしい…。

更新日: 2015年01月20日

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だらくださん

日本が誇る伝説の奇書

今から80年以上前に発表され、現在でも一部熱狂的な人気を誇る伝説のミステリ小説があるらしい…。

それがコチラ…

1934年に発表された長編探偵小説。

「日本三大奇書」の一つに数えられる金字塔的作品

夢野久作『ドグラ・マグラ』、中井英夫『虚無への供物』と並び称されているとか。

日本ミステリーの評価には必ず登場するマニア必読の書

書いたのは、異端の作家

経歴【1901年〜1946年】、日本の小説家、推理作家。

観念的で悪趣味の限りを尽くしたような文体のスタイルは世界にも例を見ない

好き嫌いは抜きにして、誰もが認めざるをえない唯一無二の作風

あの江戸川乱歩にも、その才能を認められていた。

どんな内容なの?

基本的な筋は、名探偵が広壮な屋敷内で起こる連続殺人事件に挑む、という探偵小説の定番のもの。

平凡を嫌う作者らしく、異常な舞台設定で異常な物語が進行してゆく

舞台はその名も黒死館という妖異耽美の城館。そこに住む奇っ怪な住人たちが次々と殺されていく…。

中世ヨーロッパ趣味な装飾描写、オカルト的装置・小道具・儀式

彼らがつぎつぎとゲーテの『ファウスト』に見立てた不可解な死を遂げていくのですが・・・

とにかく難解過ぎ…

占星術・宗教学・物理学・医学・薬学・紋章学・心理学と全方位から虚実入り混じった単語が沢山出てくる。

探偵役をつとめる法水麟太郎が、物知りかつ頭が良すぎて、何を言ってるのかもうさっぱり分からない

例えるなら、専門分野外の論文を読まされているような感覚

また文章の多くは読むのが難しい漢字や当て字。その大半にルビが打たれているでかなり読みにくい。

たいていの作家であれば、400字から800字くらいかけて詳述することがらをわずか一行で済ませてしまう

中盤あたりからだんだん(ちょっと歪んだベクトルを伴って)楽しくなってきますが・・・やっぱりわからないw

最後まで読めた人いる?

その特異な世界観と難解過ぎる内容に、最後まで読めずに放り投げる人多数。

読者は、だんだん犯人は誰でもいいや~と、いう気分になっていきます・・・・・

状況や動機の必然性・整合性の無さから、ミステリーとして破綻している

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