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超希少な幻のサメ「メガマウス」とは?

「幻のサメ」の異名を持つメガマウスザメの歯の化石が、沖縄県の新生代新第三期の地層から発見されました。メガマウスザメの化石はアジア地域では初めて。生態の殆どが謎のメガマウスの進化の歴史の解明につながると期待されている。

更新日: 2016年04月15日

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rainshineさん

メガマウスザメ

ネズミザメ目メガマウス科に属するサメ。

科学的にメガマウスザメが発見されてからまだ歴史は浅く、WWFによると1976年に米ハワイ州オアフ島沖で捕獲された個体が世界初の標本となった。

科学分野では海洋における20世紀最大の発見と賞賛された。

全世界の熱帯域から温帯域の沿岸から外洋にかけて分布しています。昼間は水深100~200mを中心とした深海にいて、夜は餌を求めて水深10~20mのところまで浮上します。

最大で全長709cm古い形態を保ったサメで、 現代に繁栄しているサメの形態とはかなり異なる点が多い。ネズミザメ目のサメの中では、ミツクリザメと並んで、原始的な形態を残しているといわれる。

その名の通り口がデカい!

メガマウスというのは英名だが、これは巨大な口をもつ容貌に由来し、日本では古くは「大口鮫」と呼ばれていた。

メガマウスは大口鮫とも呼ばれる。名前の由来になっている巨大な口をなぜ持つのか、という疑問に、確実な科学的答えはまだ出ていないという。

見た目とは裏腹に主にプランクトンを摂食する

メガマウスの口の周辺や内側は銀色に輝いており、これは「発光器」と名付けられていま す。暗い海の中で彼らに出会うと、何もない空間にこの発光器 だけが キラキラと輝いて見え、それによって餌となるプランクトンたちがおびき寄せられます。

「幻のサメ」

沖縄県の海洋博公園「美ら海プラザ」内に展示されているメガマウスザメの解剖標本(全長5.4メートル)

世界的にまだ60例程度しか発見や捕獲がされておらず、生態は不明で「幻のサメ」といわれる。生きた状態ではめったに見られないという。

メガマウスザメは非常に珍しく、世界でも50件程度しか発見例がない貴重な種です。日本では比較的発見例が多く14件程度が報告されています。

昨年静岡で捕獲されたメガマウス

深海の巨大サメ「メガマウス」が、静岡県沖の定置網に偶然かかり、捕獲された。目撃事例としては世界で58例目となる。

捕獲例が少ない為、生態も謎だらけ

捕獲例の少なさから、メガマウスが普段どのような生活をしているのかはほとんどわかっていません。

歯は非常に小さく鋭いものが無数に並んでいて、ヤスリに近い形状をしています。しかし基本的には食事は吸い込むように食べることがほとんどなので、その歯の使い道は解明されていません。

この度アジアで初めて化石が発見された

生きているメガマウスはアジアで多く発見されているが、何故か化石の発見例が無かったのだ

沖縄美ら島財団は21日、世界的にも珍しい深海の巨大ザメ「メガマウス」の歯の化石が、沖縄本島東海岸の約1000万〜300万年前の地層で見つかったと発表した。

これまでアジアではほとんど発見例がなく、日本においては個人標本にもとづく記録しかないため、今回の発見はアジア地域で初めての公式記録となる。

謎の解明につながると期待されている

見つかった化石は1センチほどの大きさで、歯がフックのように曲がっている。

現生のメガマウスザメの発見例は約8割がアジア地域に集中。一方で、なぜか化石の発見例はアジア地域からほとんどなく、北米とヨーロッパの新生代の地層が中心だったため、その進化の過程は謎に包まれていました。

この発見により、メガマウスザメの化石は大西洋、北西太平洋、北東太平洋から発見されていることになり、現生種と同様、新生代後期にはメガマウスザメが全世界的に分布していたことが明らかになった。

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