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【プロ野球】古田敦也氏が野球殿堂入り!!球界の常識をくつがえした偉大な功績を振り返る

元ヤクルトの選手・監督の古田敦也氏が野球殿堂入りの快挙を達成。「メガネをかけているから」という理由でドラフトも敬遠された古田さんが、どのようにしてヤクルトの黄金期を支え、その後の名球会や殿堂入りの活躍ができたのかを振り返ります。

更新日: 2019年08月03日

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Yu-peiさん

★野球殿堂入りをした古田敦也氏

1991年 首位打者
1992年 最多安打
ベストナイン9回、ゴールデングラブ賞10回
2005年 2000本安打を達成し名球会入り

2015年1月23日に今年の野球殿堂入りに古田敦也氏(49)が選出された。選出された古田さんは「まさかこのようなところに入れるとは……」と言って恐縮した。

野球殿堂とは、日本の野球の発展に大きな貢献した方々の功績を永久に讃え、顕彰するために1959年に創設。現役を引退して5年から15年までのプロ野球選手が対象の「プレイヤー表彰」に古田さんは選出された。

その他にもプロ野球のコーチ・監督や引退から21年以上たつ「エキスパート表彰」、アマチュア野球を対象にした「特別表彰」がある。野球殿堂入りは引退した選手にとって非常に名誉な章。今回の受賞で計187人となった。

★古田さんの一番の功績は“メガネでも超一流の捕手になれる”ことを証明したこと

古田さんは、今では言わずと知れた球界一の名キャッチャー。10度も盗塁阻止率1位に輝き、野村監督に鍛えられた頭脳的リードでヤクルトで5度のリーグ制覇、4度の日本一に貢献し、ヤクルトの黄金時代を支えた。

しかし、古田さんには「メガネ」のコンプレックスがあった。当時のプロ野球界では「メガネをかけた捕手は大成しない」という常識があり、プロの世界に入ることが遅れてしまった。

あの名キャッチャーである野村監督ですら、ドラフト直前に古田さんのヤクルト指名を撤回させようとしていた。その理由が、「眼鏡をしているが、ホンマに大丈夫なんか」というメガネの問題。

★「メガネ」のせいで一時は外野手に転向しようとするも、恩師の言葉に救われた

高校3年間はまったくの無名選手、一般入試で立命館大学に入学する。大学時代に才能を開花させ、関西学生リーグでベストナインを4回、3年次にはチームを関西学生リーグ戦春季・秋季連続優勝に導く。

4年次には大学野球の日本代表メンバーに選ばれるほどプロ各球団からも注目された。ドラフト上位指名確実と言われ、会見場でひな壇を組んでもらった中で屈辱の「指名なし」に終わった。

その理由が「メガネのせい」。日本ハムは「鳥目」(というデマが流れた)、阪神は「メガネを掛けているのは捕手として致命的欠点である」というフロントの意見で指名が流れた。

ドラフトで指名されなかったことをバネに、大学卒業後からトヨタ自動車で社会人野球を2年間経験、その中でソウルオリンピックの日本代表に選ばれるなど同世代の中では一番うまいキャッチャーと言われるまでに成長

その実力は、ソウルオリンピックで一緒だった野茂英雄さんが「全日本の合宿で初めて会ったときに、明るいがキャッチャーで良かったと思った。守備力が高く、捕ってからが早く、キャッチングもうまい。こんな人がプロに行けないのかと驚いた」というほど

しかし、古田さんはコンタクトをしようにも目に合わず、メガネをかけ続けるしかなかった。さらに二年前のドラフトで目やメガネを理由に指名されていないため、ドラフトで指名されるか不安な日々をおくる。

当時の全日本の鈴木義信監督と一緒になった際に、その不安を話しました。鈴木監督は「古田、前例がないならお前が作ればいいじゃないか。この世代でお前が一番のキャッチャーだということは俺が証明しているんだから、大丈夫、行って来い」と背中を押したそうです。

実はこのときに、プロに行くために外野に転向を相談していた

★ヤクルトにドラフト2位で入団、名キャッチャー数々の記録を樹立

ヤクルト入団時の監督は名捕手の野村克也さん。1年目から正捕手となるも、厳しく厳しく怒られる毎日。試合中にベンチで立たされて「プロで成長するためのイロハのイから。あの厳しい指導がなかったら殿堂入りはなかった」と語る

そんな古田さんは強肩の捕手として活躍。シーズン盗塁阻止率.644、通算盗塁阻止率.462は歴代最高記録。通算10回も盗塁阻止率リーグ1位を記録。

古田さんがプロに入り、捕手として最も苦労したのがリードだという。野村監督には。「おまえのせいで負けてるんだよ!」と叱責され、ボロクソに怒られたが、ひたすら耐えた。どんなに怒られても、監督の目の前に座り、学び続けた。

そして「打席に入った打者の肩や足の動きを見れば、狙い球はほぼ100%わかる」と豪語するまでの洞察力を手に入れた。

古田さんは新人捕手では初のゴールデンクラブ賞を受賞。その後、ゴールデンクラブ賞を10度、ベストナイン9度も選ばれた。現在でも球界1の捕手として評価されている。

★打者・古田としても偉大な記録を達成

捕手が激務なポジションにもかかわらず、打者としても一流の成績を残した。プロ2年目に.340分で首位打者のタイトルを獲得。捕手では野村監督以来の26年振り、セリーグでは初の捕手での首位打者を獲得した。

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