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なぜ裁判は写真や動画ではなく”イラスト”で報道されるの?

開廷前の裁判官を映した堅苦しい映像がニュースで流れるときがありますが裁判官の方はピクリとも動きませんよね、私だったらニヤケちゃうな...

更新日: 2015年02月11日

bc.pikoさん

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ニュースなどで見かける法廷の様子

捜査のための似顔絵描く人、憧れるなぁ あと、裁判中の絵を描く人も!

前から裁判所になんで液タブ置いてあるのが謎 裁判の様子の絵描く人の為?

でもなぜ”イラスト”でしか法廷の様子を見ることが出来ないの?

テレビで裁判に関するニュースが放送されるときには、裁判官や弁護士が着席して被告人らの入廷を待つ映像や、公判中の被告人の様子が描かれた数点のイラストを使った映像が出てきます。

日本では、法廷内でのカメラ撮影が厳しく制限されていて、被告人が入廷する前の冒頭シーンしか撮影が許されていない。

しかし開廷前の映像はニュースで流れる

裁判長の顔をズームで撮影したり

マスコミが申請すると、報道機関の代表カメラが、被告人・裁判員等の入廷前に法廷に入ることが許可され、裁判官や弁護士などの映像が撮られます。

この「あたまどり」撮影には、通常では2分間、最高裁判所では3分間の時間が与えられています。テレビのニュースで流れる法廷内の映像のほとんどがこの「あたまどり映像」です。

日本では、刑事訴訟規則第215条及び民事訴訟規則第77条により、裁判中に裁判長の許可を得ずに法廷内の写真を撮影することができない。

裁判の場においてはその模様を写真や映像で撮影しようとする場合、各裁判における裁判長の許可が必要となる事が法に定められています。

現在の日本の法律では、裁判の最中に写真撮影を行うことは禁止されている。むやみな撮影は裁判の進行を妨げる場合があるからだ。

法廷内では、傍聴者による筆記用具の使用は許可されている。そこで、法廷画家が描いたイラストが報道には使用されるのだ。

裁判の撮影が許可制になった理由とは?

日本でも戦後間もない頃まで、裁判中の様子を撮影することはまったく問題がありませんでした。現在も当時の報道機関が撮影した写真が現存しています。

ただ昭和20年代のカメラの性能では、室内の写真を撮るのに大掛かりな照明器具を持ち込まないと明るく綺麗に撮れなかったので、それが裁判の邪魔になっていたそうです。

ある裁判中、そんな照明器具の電球が割れて、裁判官が怪我をしてしまうという事件がおきてしまいました。それを受けて昭和24年、裁判中の撮影が許可制となり、申請すれば「あたまどり」こそ許可されるものの、事実上の禁止となって現在に至ります。

その代わりとして裁判の様子を描く”法廷画家”が生まれた

肝心の被告入廷から退廷までの様子をカメラが収める許可は、通常おりません。 そのために裁判中の被告の様子、挙動を報道する一手段として、法廷画が活躍します。

一般傍聴席に座り、社会的に何かしらの影響を与えた被告が、法の前で今どのような態度で裁かれているのかを、穴が開くほどに観察しスケッチブックに写す

法定画は実際にイラストレーター等の絵に対する技量・知識のある者が依頼を受け、実際に傍聴者として法廷内に入った上で絵画としてその様子を記載し、事後にそれを仕上げた上で公開する目的で作成されるものです。

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bc.pikoさん