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高速増殖型の藻  榎本藻とは

光合成でバイオ燃料を作ることができる藻にもいろいろあるようです。そのうち、短期間で成長する榎本藻なる藻が注目です。

更新日: 2015年08月26日

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kitano_kumaoさん

NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)が実施する「戦略的次世代バイオマスエネルギー利用技術開発事業」の一環で、大規模な培養試験設備を鹿児島県に建設中だ

設備の中核になるのは、広さ1500平方メートルの培養池である。屋外の培養試験設備としては国内最大級の規模で、バイオ燃料になる藻を大量に培養できる技術を確立する計画だ。3月中に設備が完成して、4月以降に試験運用を開始する。

屋外の培養試験設備としては国内最大級の規模で、バイオ燃料になる藻を大量に培養できる技術を確立する計画だ。3月中に設備が完成して、4月以降に試験運用を開始する。

昨年には、屋外での大量培養試験に成功した。もう一段の品種改良や設備の自動化などでコストを大幅に下げ、2020年に商業化へ漕ぎつけるのが目標だ。

藻類バイオ燃料の技術研究を進めるのは、合同会社のIHI NeoG Algae(アイエイチアイ・ネオジー・アルジ)。IHIとバイオベンチャーのジーン・アンド・ジーンテクノロジー(G&GT)、ネオ・モルガン研究所の3社が2011年夏に共同で設立した。

IHI陣営の強みは、原料とする榎本藻の高い生産性にある。神戸大学の榎本平教授が顧問を務めるG&GTが発見・改良した藻で、湖などに生息する「ボツリオコッカス」の一種だ。ボツリオコッカスは二酸化炭素を吸収して油を産出し、細胞周辺に溜め込む。榎本藻は1カ月で通常のボツリオコッカスの1000倍にまで増える“高速増殖型”で、繁殖スピードが早い分、より多くの油を効率よく作り出せる。

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